昨晩の反省会で、ここに来ると蒲田川以外眼中にないよね。上流は別として下流はどうなんだろう? って、話になり過去の経験が脳裏を掠めました。
それは4年前の4月、せっかく行ったのにココでは経験したことのない増水で手も足も出ず、日帰りになっちゃったことを。
今後を踏まえ、雪代ゴーゴーや爆風とかで他への逃げ道知っとくのもアリかな、と言うことで最終日は高原川の支流を探索することとしたのでした。

二晩お世話になった宿を後にし、地図を片手に見れる支流は全部チェックするぞっと。
この時はテンションアゲアゲ、相当な意気込みだったのですが、いざ現地へ行ってみると等高線間隔の狭さから危惧はしてたけど・・・・、2箇所見ただけで全部はあっさり却下です。

とある沢の入り口に林道発見。しかも橋から流れを覗くとイイ感じです(嬉)
こりゃイケるかも! 逸る気持ちを抑えながら閉まってるゲート前で早速釣り支度。

10分ほど歩いたら林道はどんどん流れから離れるし高度も上げるしで、もっと奥まで歩くつもりも安全第一、ココから斜面を降りることにしました。

結構雪積もるのでしょうか、見た目以上に谷川へ倒れてる低木が難儀。フェルトソールだったら一気に底まで滑り落ちたかもしれません。

渓相バツグン!
今にも反転流からイワナが顔を出しそうな美味しいポイントの連続も時期尚早か、・・・・・・です。

見上げる林道は遥か上、谷底に車・・・こんな光景は秩父の峪でしかお目に掛ったことがありません(怖)

ショウジョウバカマ? 鮮やかなピンク色なので違うかも。山野草は覚えるの難しいです。
さー、谷は深いし水は冷たいし、魚は引きこもってるみたいなのでとっとと這い上がって移動します。

決して、伊豆の狩野川水系まで移動した訳ではありません(笑)
この時期はやっぱり人家のある里川でしょう。と言うことで、等高線間隔の広~い沢を目指したのでした。
ただ、道中どこからでも入れる沢なのに平日と言えども同輩車は皆無ですよ。さー、渓魚は居るのでしょうか。

大正解!?

フライのメンテが煩わしいうれしい誤算です。
流れの規模(浅さ)から大きいのは期待できなさそうですが、10数年前の大見川水系のパラダイスを思い出しました。

土手でいただく昼飯は、もうピクニック気分でこれまた最高です!
なんせ、眼下には煌めく水面、視線を上げれば対岸には満開のサクラです。そんでもって、遥か彼方には雪を纏ったいただきが望める最高のロケーションなんですから。

午後の部も小さいながらも体高のあるヤマメ君や

全身明るい色に衣替えしたパワフルイワナ君が瀬ごとに。
まさに、絶好調!

イブに近づくとライズも交え、更にヒートアップ。
ただ、雑になっちゃってるのか何故か乗ってくれず。でも、悔しさは全くありません。

山や水面だけじゃなく人家の景色もイイ感じ。ココはなんか癒し効果もありそうです。

今回の蒲田、来る前はライブカメラが映し出す水の多さに長い3日間になるのかな、なんてTanaさんと話してたけど今日で終わっちゃうのかと思うと、あっという間でしたね。
昨日まで、帽子がないだのメガネ何処いった? 挙句、今日はデジカメ落としたりとプチトラブルはあったけど、イイ支流にも巡り合えたことだし、終わり良ければ全て良し。
(帽子もメガネもデジカメもちゃんとありました)
さー、帰りますか。

〆は諏訪湖SAの味噌ソースカツ丼です。
今回も目一杯遊びましたね。遊んでおいてお疲れさんもありませんが、往復の運転はホントにお疲れ様です。そして、諸々ありがとうございました。
次回は、アレですよ(笑)
また、よろしくお願いしま~す。