倚松庵の中に入ってみましょう
(前回ブログ)
(倚松庵HP)
ここは土日のみ、一般開放されていて
無料でおじゃまできるんですよ
この古くて大きい趣のある家屋
一目で気にいってしまいました
1936(昭和11)年から、谷崎さんは
この家で松子夫人やその妹たちと7年間を過ごし、
彼女らをモデルに最大の長編小説
「細雪」を執筆したそうです
ここでスリッパにはきかえてください♪
奥のほうで女性の「どうぞ」というお声。
『おじゃましまーす』とこちらも返して、
さっそく旧谷崎邸へ・・・
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お玄関を上がると
まっすぐな廊下が奥まで続いています
まずは広い応接間です
細雪の中でも一番よく出てくる場所で、
家族の団欒、来客の応対は主としてここで行なわれたそう。
なんて、なんて、リッチ感
自然光がきれいです
まるで別荘ですね(←庶民的見解)
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左壁面には
谷崎さんの著書と参考文献がこんなにたくさん
参考文献の多さに
改めて、彼の偉業を実感。
これらの本は自由に閲覧できます
・・・日が暮れてしまうので
次に進みます
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応接間の隣は食卓
ここでみなさん食事をとったのですね
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こんなふうに写真や案内パネルが飾られてあって
家がそのまま資料館という感じ
台所 洗面所
風呂は当時のままの五右衛門風呂
そしてミシミシ音が聞こえてきそうな階段を上り、お二階へ
次回から二階をご案内しますね
それにしてもこの家の作り、うちの祖母の家にそっくり
なんでも、この和洋折衷のおうちは昭和初期に作られた
当時ではごく一般的なものだそう。
by キャメロン