神戸は東灘区
阪神「魚崎駅」より徒歩6分
急流なうえ、生活排水も流入しないので
市街地にもかかわらず
ホタルが棲息するほどの清流
住吉川です
▲この水が灘五郷における酒造の一端を担っているんです
訪れたこの日、
水遊びしている子ども達
アミや釣り道具を持っている子、
（なにか釣れるんでしょうかね？）
車椅子からぼんやり川を見つめている
年配の方々などで、川はホント賑やかっ
少し早い夏休みのような活気です
いつもの光景なのでしょうか
とっても新鮮でした
日本最大の経済都市であった大阪と東洋最大の
港湾都市・神戸の中間に位置するこの地に、
明治後期から昭和前期にかけて阪神間の富豪が
こぞって大邸宅を建てたことから、日本一の長者村
と呼ばれていたそう
どうりで、川沿いに豪壮な一戸建てが
並んでいるわけですな
芦屋と雰囲気がよく似ていますねー
さて、上流のほうへ上ってゆくと・・・
大きな石に出くわしました
「是ヨリ南 魚崎村」と書いてありますが。
裏面はこちら
「是ヨリ北 住吉村」
「はて・・・？」と立ち止まっていると・・・
キャメロン見知らぬおじぃさんに声をかけられました
「こっから向こうは魚崎村やったんじゃよ。
そいで谷崎さんが住んでたのはもうちょっと先やけど、
もともとはそこの石塀のとこ。
移築して、今のトコに移ったのやー」
と・・・。
現在は「神戸市東灘区」
しかし一昔前東灘には５つの町と村があったのです
おじぃさんが示してくれた、
石の塀がこちら
フムフム
とっても紳士的な、おじぃ様とお別れして
「谷崎さんが住んでたとこ」
倚松庵～いしょうあん～
へ向かいます
石塀から150ｍくらいのとこ
青々とした松の木が映えて美しい
日本家屋発見
文豪・谷崎潤一郎が、
松子夫人やその妹たちと7年間暮らした旧邸、
倚松庵～いしょうあん～
です。小説「細雪」の舞台でもあります
次回、お家の中をご案内しまーす
ｂｙ キャメロン