ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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「戦後日本」からの突破口を求める参院選

2013-07-10 17:46:42 | 脱原発!国民の生活が第一!

大きな歴史のうねりが新しい文明への飛躍を推し進めようとしています。日本国民がメディアの情報操作を見抜いて、賢明な選択肢を選び取るかどうかが、次の選挙の重要なカギを握っているといえます。

権力は、メディアを利用して、これまでにも自分たちに都合の悪い政治家に冤罪をなすりつけて、発言力を奪ってきました。一方では、「当落予想」と称して、自分たちの立てたシナリオを既定事実化して、国民に押しつけようとしています。今、自分たちの未来を決定する今回の選挙の重大な争点が何かを、国民は自分で調べてつかまなければならない状況に置かれています。

その点で、生活の党の小沢代表の演説がわかりやすいので、ぜひ参照してください。

VIDEO 【2013年7月9日】小沢一郎代表街頭演説(新潟県村上市府屋)

上の演説で小沢代表が強調されているように、脱原発と並んで、TPP加盟の策動を粉砕することが現在の重要で緊急な課題となっています。TPP加盟によって、日本の一次産業と国民生活は決定的に破壊され、日本は大企業だけが利益を独占する弱肉強食の競争社会へ変質を遂げていきます。多数の国民の生活を貧窮状態に陥れる一方で、憲法改悪によって核戦争参加のお膳立てが整えられていきます。(衆参両院の)「ねじれ克服」とは、自公両党が両院で安定多数を確保して、「スピーディーに」国家破壊を推し進める陰謀にほかならないのです。TPPについては、以下の記事にまとめましたので、参照ください。

TPP参加表明を花道に玉砕解散する野田首相はアメリカ・財界・官僚盲従の戦後最悪の総理の一人だ

 VIDEO 20130625 「本当の事を言って、何か不都合でも?」-山本太郎さん  

 山本太郎×阿部芳裕6/25,2013:「脱原発=反TPP」が参院選の焦点となる

原発建設は1950年代以来、長期自民党政権の下で「原子力の平和利用」の名の下に推し進められてきた、アメリカの対日戦略の一環でした。本来、地震国日本には原子力発電所を建設するべきではなく、それに代わるクリーンで安全な発電を基本とする政策を進めるべきでした。戦後の日本政府は、一部の大企業とその利益配分を当てにする政治家・学者・メディアの結託によって、国民を安全神話でだましながら54基もの原発建設を推進してきました。そして、またこれまでのように利益を得ようとして、国民の反対を押し切って原発再稼働を強行しようとしているのです。

背後には、アメリカユダヤ資本(闇の勢力)の政府への圧力があることは、無論です。戦後日本の歴史とは、世界を裏側で動かす闇の勢力への追従と独立への模索の格闘の歴史にほかなりません。詳細は以下の書籍を参照下さい。

戦後史の正体 (「戦後再発見」双書) [単行本] 

私たち日本国民は、これまで学校で学んだ日本史・世界史をいったん捨てて、真実を学びなおさなければならない状況に置かれています。大東亜戦争は決して一部のアジア諸国政府の言うような「侵略戦争」ではなく、資源封鎖を受けて窮地にある祖国を救い、欧米の植民地支配下にあるアジア諸国を解放して、自立と共同の連合体(大東亜共栄圏)を建設するための、名誉あるたたかいでした。日本がたたかいぬいた5年余りの苦闘は、戦後のアジア諸国の独立を勝ち取る上で、大きな意義を持つ決断であったことを、日本の学校は子孫に語り伝えるべきです。

私たちの新しい文明への移行は、まだ開始したばかりの歴史的なイベントです。次の参院選はぜひ勇気を奮って、正しい政治を選択してください。ひとりひとりの選択の総和が、国家の未来を決定することを忘れずにいてください。 


「収束」どころではない福島被爆の現実

2013-07-10 13:33:53 | 脱原発!国民の生活が第一!

 

VIDEO 初披露『テツナギマーチ』2011.12.24福島の園児が作詞

福島県二本松市の幼稚園を慰問した名古屋のお坊さんたちが、曲をつけて演奏する「テツナギマーチ」

ご存知の皆さんも多いかもしれない。

二本松市旧渋川村でも玄米から780Bq/kgのセシウム検出!

二本松市は、「事故原発からほぼ西方へ約60~70キロメートル位の距離に位置している」とされるが、深刻な汚染の被害は現在に至るまで続き、国や市も被爆問題への明確な対応をしないままに今に至っている。

VIDEO 福島原発、放射能、二本松

住み慣れた街から避難するめあてもないままに、住民たちはこれまでの生活を続ける他に道がないのである。そして、いつ現れるかわからない被爆の影響への不安が心によぎらぬことのない毎日をすごし続けているのである。

福島を訪れた阿部首相は、この現実を踏まえた上で演説をしたのだろうか?

原発再稼働を進めようとする人々は、幼稚園児たちの悲痛な叫び声をどう聞くのだろうか?

 


小沢代表が語る日本の未来と生活の党の使命

2013-07-10 09:16:53 | 脱原発!国民の生活が第一!

VIDEO 【2013年7月9日】小沢一郎代表街頭演説(新潟県村上市府屋)

小沢代表の誠実な政治姿勢には、いつも心を打たれる。私も教師時代に痛感したことだが、「結果ではなくプロセスだ」ということを本当に自分の人生からつかんで体現しようとしている今の日本で数少ない政治家の一人が彼であることはまちがいがない。

普通なら、聴衆の集まる都市部の駅前で選挙カーの上から行う演説を重視するのだと思うが、小沢氏は逆に山間部の小さな集まりで語る演説を優先して行おうとされている。

その意味は、「量より質」なのだと思う。教師時代に300名の学年全体を相手にする話より、ソフトボールの練習グランドで10名を相手にする話の方が真剣で内容のある話になることを実感した。たとえ、10名でも話を真剣に受け止めて、自分の生活と行動に取り入れてくれれば、その方が意義があるし、またその話をすることを通して自分も教師として成長をとげていくのだと思う。

小沢代表は、この演説を聴衆に聞かせようとしているのではなく。実は自分自身に言い聞かせようとしているのかもしれない。そして、今の日本とその未来に、責任を持って方向づけをしていく自分自身と党の揺ぎのない確かな姿勢を確立しようとして、その願いを演説にこめようとされているにちがいない。

すぐれた政治家はすぐれた教師でもあるという模範をこの演説に見る思いがする。