どもども技術担当者です☆
今回は、8月にバサーズキャンプで訪れた淡海湖にて、
観察してきたタンカイザリガニ(ウチダザリガニの近縁種)について紹介しましょう!
まず、淡海湖で私たちが確認したのはタンカイザリガニですが、これはウチダザリガニの近縁種として、ウチダザリガニとともに特定外来生物に指定されています
これまでに何度もお話ししてきましたが、特定外来生物は許可なしには、
飼育禁止・生きたままでの運搬の禁止
です!!!!!
ウチダザリガニ・タンカイザリガニの原産地はアメリカ北西部で、1930年に北海道の摩周湖に放流されました。
(実は1926~30年の間に5回ほど、1都1道1府21県に移植されているのですけど…)
現在は北海道の摩周湖や釧路川・阿寒川水系など道東全域に生息地を広げている模様で、道外では、福島県の小野田川湖にも生息が確認されています。
阿寒湖ではマリモに穴を掘って、マリモを巣にしているという情報もあります
また、タンカイザリガニは私たちが行った淡海湖や長野県にも生息しているようです。
特定物ウチダザリガニは釧路湿原国立公園内等において、在来種のニホンザリガニとの競合や、絶滅危惧Ⅱ類のエゾホトケドジョウ、希少種のエゾトミヨ、マルタニシへの捕食者としての影響が懸念されています。
しかし、そうした問題がありながら、市場に出回っている実態もあります
http://ohmineya.com/main/localfoods/?p=103
『レイクロブスター』としてブランド化されて食べられているという。。。
また、千葉県や茨城県など関東地方のホームセンターでペットとして売られている情報もあり、ウチダザリガニは特定外来生物として十分に規制できているのか、問題を抱えている生き物なのであります。
アメリカザリガニとはちょっと違うな?茶色みが強く、ツメもゴツイな?と思ったら、もしかするとウチダザリガニかもしれません・・・
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