外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

極寒の定例会

2013-12-28 01:25:37 | 活動記録
みなさんこんばんは ダイスケです。

ブログが連投になってしまいました。
この時期の3回生は忙しいので仕方ないですね。


ということで、先日、定例会に出動しました。


若干風が吹いて顔が冷たい中、投網を投げ、

刺し網を仕掛け、当歳魚の駆除に期待していたところ、

なんと結果は0!
在来魚も0!!

水温は下がっているので活性が低いのは分かるのですが、0とは予想外でしたね。
10月の当歳魚祭りで採りきってしまったのでしょうか?当歳バスの姿を見ることはありませんでした



これで今年の活動はラストとなりました。
来年からも継続して駆除、啓発活動を行なっていきますので、皆様、来年も応援よろしくお願い致します

どうなるアユモドキ!?

2013-12-08 21:39:23 | 雑談
こんばんは
最近レポートに追われて泣きそうになっておりますダイスケです。

気になる記事を見つけましたので投稿します。

2013年11月29日、京都新聞

みなさんはアユモドキという魚を知っていますか?
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全長15-20センチメートル。体形は側扁する。背面や体側面の色彩は黄褐色で、腹面の色彩は白。頭部も鱗で覆われる。体側面は小型の円鱗で覆われる。
河川の中・下流域、水路などに生息し、底質が砂礫や砂泥で石組みなどの遮蔽物が多い環境を好む。日本に分布するドジョウ科では唯一底層ではなく中層に生息し、遊泳性が強い。
日本(京都府亀岡市の桂川水系、岡山県の旭川・吉井川水系)固有種であり、絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
------------------Wikipedia参考-----------------------

このとても珍しいお魚なんですが、岡山県に2群、京都府に1群しか生息していない魚なんです。
その生息地の一つである亀岡市で、アユモドキの住む川のそばにサッカースタジアムを立てるという計画があるそうです。
その計画が実行されたらどうなってしまうか、ということを心配した人たちが、計画の練りなおしをするよう要請し、シンポジウムも開かれたようです。

その中で、国がアユモドキを保全しよう!という動きが出てきたようです。
水族館での飼育による保全ですね。
水族館で飼育されるからホッと一安心ではあるけれど、自然に生息する個体が減ってしまうのが残念だ、と複雑な気持ちですね。

これからも、アユモドキの動きには注目です!そして、機会があれば是非一度アユモドキを見てみたいものです