外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

秋の活動 チビバスの出現量やいかに!?

2015-10-27 22:22:02 | 活動記録
こんばんは ダイスケです。

最近の彦根はすっかり涼しくなりました。夜になると寒いくらいです。

ご無沙汰のブログ更新です。

さて、10月には2回活動をしておりましたが、訳あってまとめてお伝えします。
10月は、16日と24日に神上沼に行ってきました。


清々しい秋晴れの空の下、いつものようにまったりと投網で活動開始です。


さて、確認された生き物は

フナです。(16)(24)←カッコ内の数字は、確認できた日付を表しています。
小さな可愛らしいものから大きなゲンゴロウブナまで、様々でした。


こちらはフナではなくコイです。(16)(24)
今年はなぜか小型個体がたくさん見つかります。


オイカワです。(16)
キラキラと輝くウロコが綺麗ですね。


モツゴです。(16)(24)
秋には高確率で遭遇します。


ヨシノボリです。(16)
詳しい種までは同定できませんが、土地的にオウミヨシノボリかビワヨシだと思います。
このサイズのヨシノボリを投網でとるうちの先輩の技量たるやものすごいです。


カネヒラです。(16)
婚姻色が出ていてすごく綺麗ですね。
これぞタナゴ!という感じがあります。可愛いですね。


大蛇ではありません。カムルチーです。(16)(24)
秋には割と見かけるような気がします。

そしてそして、
毎年この時期にはミニサイズのバスがうんざりするほど捕れるのですが、今回の結果は…

おや?

おやおや?
なんと、ごくわずかでした。
春の稚魚駆除の効果なのか、ほとんどバスを見かけませんでした。
ギルもごく少数のみで、バスと同じく稚魚の駆除が効いたのか、当歳魚が少なかったです。

稚魚掬いの効果がどれだけのものかは不明ですが、これは有効な手段になるのではないでしょうか?
今後も、継続したモニタリングが必要なようです。