外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

外来魚情報交換会のおしらせ

2014-01-30 20:48:39 | 雑談
こんばんは ダイスケです。

今週末に開催される情報交換会のお知らせです。

第9回外来魚情報交換会
2月1日 12:00~受付開始
  2日  9:00~受付開始
草津市立まちづくりセンターにて

詳しくは
http://homepage2.nifty.com/mugituku/exchange/2014/exchange14a.html
をチェックしてみてください。

今回は、1日目の14:30からBASSER'Sの発表もあります!
お時間のある方は、ぜひ見に来てください!

冬の外来魚駆除釣り大会

2014-01-25 20:26:48 | イベント
こんばんは、藤井です。
今日は彦根旧港で外来魚駆除釣り大会のスタッフとしてバサーズ代表のダイスケと一緒に参加しました。
朝の9時に彦根球場に集合し、駐車場案内看板の設置や琵琶湖でみられる魚や鳥のポスターの飾り付けをお手伝いしました。
そして、10時に釣り大会開始!
1月の寒い季節ですが、家族連れで来られた方や小学生くらいの子で友達と一緒に釣りに来た人もいました。
駆除釣り大会のスタッフとして彦根旧港を巡回している時に、ブラックバスやブルーギルの魚影をたくさん見ました。ブラックバスやブルーギルの繁殖力って怖いですね(ーー;)


参加者は予想以上に多かったです。

バサーズメンバーは巡回指導を担当し、絡まった仕掛けを解いたり、初心者の方に釣りのコツを教えたりと多忙でした!




たくさんブルーギルが釣れたみたいです(^^)
事故も無く、参加者の方は最初釣れなかった人も、最後は釣れたようで良かったです。

回収されたブルーギル、ブラックバスを数えている風景です。
釣果は大きなゴミバケツ2つ分くらい集まりました。
最後に、おしるこを頂きました。美味かった。
そして、後片付けを手伝い、解散しました。
次の外来魚駆除釣り大会が楽しみです。
おやすみなさい。

駆除釣りイベントのお知らせ

2014-01-22 23:43:28 | 雑談
こんばんは ダイスケです。

今日の彦根はベタ雪が降っていました。自転車で走っていると、気づけば全身雪だるまに・・・
なんてことも冬の彦根では日常茶飯事ですね


滋賀県開催の駆除釣り大会のお知らせです。

2014冬の外来魚駆除釣り大会
日時:1月25日 10~13時
場所:彦根旧港湾(受付は県立彦根総合運動場)
参加料:一人100円(エサ代)
釣り竿は仕掛け付きで無料貸し出し!
途中参加、途中抜けアリ
さらに先着200名には、おしるこが提供されます!

BASSER'Sからも補助スタッフとして数名参加します
寒い季節になりますが、多くの方の参加をお待ちしております

外来魚防除講習会

2014-01-20 18:18:32 | イベント

こんにちは タガメ野郎です。


1月18日、19日は雪が降り大変でした。あまりの寒さに外に出ると数分で指がかじかんでしまいます。


今回、BASSER'Sメンバーの2人が、こども自然クラブの活動の一環である、外来魚防除講習会に解剖体験のスタッフとして参加させていただきました。

講習会ではまず、琵琶湖を戻す会の代表の高田昌彦さんが、参加者の皆さんに講演をされました。



高田さんの講演の内容は、大まかに言うと、外来魚問題の現状ついて、活動の場に琵琶湖を選んだ理由、琵琶湖を戻す会の活動の様子といったものでした。琵琶湖でショッカーボートを使った駆除の動画が流れると、子どもたちは「すごい!」と声をあげながら動画に見入っていました。


その後、子どもたちに解剖体験をしてもらうということで、BASSER'Sメンバーが解剖の見本をしました。



そして、子どもたちにも実際に解剖をしていただきました。
BASSER'Sメンバーは子供たちが無事、解剖を成功させられるようにサポートしました。



子どもたちは、オオクチバスやブルーギルのぬめりや内臓を気味悪がっている様子もありましたが、胃の中にエビや小魚が入っているのを目の当たりにし、外来魚の食害を実感していました。


外来魚の解剖の他に、在来魚の種名を当てる同定ゲーム?も行われました。



バットに置かれているのが在来魚です。配布された魚の写真をもとに子供たちは一生懸命同定に励んでいました。
なかには、パッと見で種類を判断できないような種類も含まれており、BASSER'Sメンバーにも2種までにしか絞れないものもありました。


小学生の子どもたちと関わる機会は多くないので、今回は貴重な体験となりました。個人的な意見ですが、長い目で見て、正しい環境教育こそが生物の保全に最大の効力を発揮すると思っているので、こうした子どもたちと関わっていく活動はこれからもどんどん行なっていきたいと思います。
今回のイベントに参加してくれた子どもたちには、外来魚問題や国内移入を含めた放流問題について、自分自身で考え、意見を持ってほしいと思いました。盲目的に「ブラックバスは駆除しなきゃ!」や「外来魚は悪いもの!」ではなく、なぜ外来魚を駆除するのか、なぜ外来魚問題が起きたのか、といったことについて考えてほしいです。答えは一つではないと思います。
外来魚の駆除は生き物の命を奪います。駆除活動によって子どもたちが生き物の命を奪うことに抵抗がなくなってしまっては、駆除活動の本質を見失っています。だから、子どもたちには、外来魚問題について考えた上で、駆除活動に参加してほしいと思いました。

エラそーなことを書いてしまいました。もしかしたら、子どもたちはすでに外来魚問題について考えていて、釈迦に説法だったかもしれません。
また、後半のほうは個人的な意見でBASSER'Sの総意ではありませんのであしからず。

アカミミガメがついに・・・

2014-01-14 22:58:58 | 雑談
こんばんは 技術担当者です

BASSER'Sメンバーは報告書作りなどに勤しんでいるようです。
頑張ってくださいねー


と、この前、気になる記事を見つけたのでUPしておきます。


~人気のミドリガメ、輸入禁止へ…生態系を破壊~
読売新聞 1月9日

ペットとして人気がある外来種のミドリガメについて、環境省は輸入や飼育を禁止する方針を固めた。

 野外に放されたミドリガメが、もともと日本にいたイシガメを準絶滅危惧種に追いやるなど生態系を壊しているからだ。

 ただ、数十万匹とみられるペットの飼育を禁じるのは初の試みで、混乱も予想される。同省はまず輸入を禁じ、飼育禁止は後回しにする考えだが、カメを処分したい人や飼い続けたい人にどう対応するのか、頭を悩ませている。

 ◆寿命は40年

 ミドリガメは北米原産の外来種で正式名称はミシシッピアカミミガメ。ペット店や露店で1匹500円ほどで売られている。寿命は40年ほど。子ガメは5センチ前後だが、成長すると30センチほどになり、家庭用の小さな水槽で飼うことが難しくなる。多くが川や池に放されて増殖したとみられ、国内のカメで最も多い種類になった。

 日本固有種のイシガメに比べ、ミドリガメは一度に2倍の量の卵を産むなど繁殖力が高く、体もひと回り大きいため、イシガメのエサや生息場所を奪った。イシガメは数を減らし、2012年に準絶滅危惧種に指定された。

 環境省は昨年9月にまとめた外来種被害防止行動計画案にミドリガメの「規制を検討する」と明記。今後、外来生物法で輸入・販売や飼育が禁じられる「特定外来生物」にミドリガメを指定することにした。

 ◆数十万匹

 特定外来生物に指定されているのはアライグマやブルーギルなど107種類。これらを飼うには、「脱走」を防ぐオリなどを設けた上、環境省に飼育許可を得なければいけない。ところが、同省の推計では、ミドリガメの飼育数は少なくとも数十万匹に上る。

 同省は、許可を得れば飼育は認める方針だが、担当者は「すべての飼い主が許可を申請すれば事務処理は追いつかない。許可手続きの簡略化など手だてを講じなければ」と頭を抱える。

 同省が心配するのは、禁止後、飼い主がこぞって野外に放す事態だ。このため、禁止を実施する時期のほか、カメを手放したい人からどうカメを引き取るか、飼い続けたい人にどこまで厳重な管理を求めるかなど対策を検討している。
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http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20140109-OYT1T00855.htm

ついにミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が輸入禁止になるようです。
お祭りや縁日でよく見られ、ペットととして広まったミドリガメですが、自然に放されてしまい、在来種の生息場所を奪っているのは有名な話です。
一般的には、身近な川に生息しているカメの95%以上が外来カメだそうです
個人的には、95%どころではない感じがしますが…
よく見ると頭に赤い模様が入っているのが外来のミシシッピアカミミガメですね。コイ釣りの餌によくかかっていることもあります。

ちなみに、ミシシッピアカミミガメの小さいものがミドリガメで、在来カメ(クサガメやイシガメ)の小さいのが”ゼニガメ”ですね。
割と地味な色合いをしているのが在来のカメです。

はてさて、本当に禁止になるのか、今後の動向に注目です