こんばんは 技術担当者です
BASSER'Sメンバーは報告書作りなどに勤しんでいるようです。
頑張ってくださいねー
と、この前、気になる記事を見つけたのでUPしておきます。
~人気のミドリガメ、輸入禁止へ…生態系を破壊~
読売新聞 1月9日
ペットとして人気がある外来種のミドリガメについて、環境省は輸入や飼育を禁止する方針を固めた。
野外に放されたミドリガメが、もともと日本にいたイシガメを準絶滅危惧種に追いやるなど生態系を壊しているからだ。
ただ、数十万匹とみられるペットの飼育を禁じるのは初の試みで、混乱も予想される。同省はまず輸入を禁じ、飼育禁止は後回しにする考えだが、カメを処分したい人や飼い続けたい人にどう対応するのか、頭を悩ませている。
◆寿命は40年
ミドリガメは北米原産の外来種で正式名称はミシシッピアカミミガメ。ペット店や露店で1匹500円ほどで売られている。寿命は40年ほど。子ガメは5センチ前後だが、成長すると30センチほどになり、家庭用の小さな水槽で飼うことが難しくなる。多くが川や池に放されて増殖したとみられ、国内のカメで最も多い種類になった。
日本固有種のイシガメに比べ、ミドリガメは一度に2倍の量の卵を産むなど繁殖力が高く、体もひと回り大きいため、イシガメのエサや生息場所を奪った。イシガメは数を減らし、2012年に準絶滅危惧種に指定された。
環境省は昨年9月にまとめた外来種被害防止行動計画案にミドリガメの「規制を検討する」と明記。今後、外来生物法で輸入・販売や飼育が禁じられる「特定外来生物」にミドリガメを指定することにした。
◆数十万匹
特定外来生物に指定されているのはアライグマやブルーギルなど107種類。これらを飼うには、「脱走」を防ぐオリなどを設けた上、環境省に飼育許可を得なければいけない。ところが、同省の推計では、ミドリガメの飼育数は少なくとも数十万匹に上る。
同省は、許可を得れば飼育は認める方針だが、担当者は「すべての飼い主が許可を申請すれば事務処理は追いつかない。許可手続きの簡略化など手だてを講じなければ」と頭を抱える。
同省が心配するのは、禁止後、飼い主がこぞって野外に放す事態だ。このため、禁止を実施する時期のほか、カメを手放したい人からどうカメを引き取るか、飼い続けたい人にどこまで厳重な管理を求めるかなど対策を検討している。
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http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20140109-OYT1T00855.htm
ついにミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が輸入禁止になるようです。
お祭りや縁日でよく見られ、ペットととして広まったミドリガメですが、自然に放されてしまい、在来種の生息場所を奪っているのは有名な話です。
一般的には、身近な川に生息しているカメの95%以上が外来カメだそうです
個人的には、95%どころではない感じがしますが…
よく見ると頭に赤い模様が入っているのが外来のミシシッピアカミミガメですね。コイ釣りの餌によくかかっていることもあります。
ちなみに、ミシシッピアカミミガメの小さいものがミドリガメで、在来カメ(クサガメやイシガメ)の小さいのが”ゼニガメ”ですね。
割と地味な色合いをしているのが在来のカメです。
はてさて、本当に禁止になるのか、今後の動向に注目です