外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

春分の日の定例活動

2013-03-22 10:54:36 | 活動記録
どうも、初ブログを書きます。来年度から2回生のサビといいます。
よろしくお願いします。


早速ですが、3月20日に神上沼で行った定例活動についての報告をさせていただきます。
今回は投網で調査をしました。


そろそろたくさん魚たちが出てきているかと思ったのですが、意外と少ないなー、といった感じがしました。

投網で捕った在来種はナマズ、ツチフキ、モツゴ、オイカワが見られました。

↑ツチフキです

↑モツゴです

↑オイカワです

↑バケツに入っていて少しわかりにくいですが50cmオーバーのナマズです

今回は、沼のほうにはあまり魚が見られず、捕獲できたのは先程の在来種と
バス1匹、小さなギル1匹でした。

と・・・思いきや
帰りによくよく水路を見ると・・・なんと親魚サイズのバスがいるではないですか!!

ということで、緊急捕獲作戦として、
2人が投網を水路の中で広げておき、1人が水路の上流から魚を追い込むという方法で捕獲に挑戦しました。
刺し網を持ってきていなかったので投網で代用です。

すると、目視で確認できたバス全てとはいきませんでしたが、バスが数匹獲れました。



まさか水路の方にいるとは・・・
最初から水路もよく見ておけばよかったですね。

で、今回の成果はこんな感じです

あまり多くないですね。まだ活動を始めている個体が少ないかと思われます。
4月に入ったら本番になってきますね。

この日は、活動が終わってから雨が降ってきました。帰りには雨が降ってしまいましたが、活動の途中で降らなかったのは良かったです。


では、これにて失礼します。

網を作る者たち

2013-03-19 21:58:11 | 活動記録
こんばんは ダイスケです

いやー 今日は暑かったですね!
このまま暖かいのが続いて欲しいんですが、そうはいかないようでとても残念です


さてさて、我々滋賀県大BASSER'Sでは昨日18日に、さで網を自作するという作業を行いました。
↓細かい作業にイライラしながらも黙々と作業を続けるメンバーたち



?作業服の人は誰??ってなりますね。
説明しますと、今回の網作りはある企業さんから依頼されたものなのです。
ある事業のために、企業さんと我々が共同で、
外来魚駆除に用いる漁具の自作デモンストレーションをしたわけです。

はてさて、素人が漁具をうまく作れたのか…



網作りですが、工程を説明していきますと、



四角い網の三辺に針金、残りの一辺に太めの糸を通していきまして、



それを企業さんが用意してくださった半月状の形になった木に糸で固定していきます。
この時、使用時に地面と擦れる場所は、木に穴を開けて、地面と糸がすれないようにするのがポイントです。
針金の通っている辺をすべて固定して、もう一本持ち手となる木を結び付けたら・・・・・



完成です!!ぽいのができました!!

ガサガサや稚魚掬いなどで実際に使えそうです。
ま、作った直後なのに結び目ゆるんでますが

とにかく完成しました。企業さんにも満足してもらえたようでよかったです

ホームセンターにある塩ビパイプやジョイントなどでも代用して作れるようなので、興味のある方は作ってみてはいかがでしょうか。
ただ、長時間のあぐらは自分にはきつかったようで、足と腰がボロボロです

そのうち実践してみたいと思います。
捕れるかなぁ~

こういった外部の方との関係も大事にしていきたいですね。

以上、網を作る者たちの報告でした。

東京紀行

2013-03-10 21:01:33 | イベント
こんばんは ダイスケです。
最近は暖かい日が続いていますが、今週は寒くなるそうです。
風邪に気をつけましょう。

さて、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、我々滋賀県大BASSER'Sは「全国ブラックバス防除市民ネットワーク(略称:ノーバスネット)」に加盟させてもらっております。
先日、そのノーバスネットの総会が東京にて開かれまして、僕とリーダーとで出席してきました。

総会は4時間ほどで、外来魚生存の特例についてや東京での外来カメ・カエル・ザリガニ駆除のお話など、興味深い内容ばかりでした。

業界で活躍されている方々が多く集まる会だということで、けっこうビクビクしながら行きましたが、みなさんフレンドリーな方ばかりでした。
同じ業界の一員として、もっともっと頑張っていかなければならないなと感じました。

で、空き時間には国立科学博物館に行ったりして、貴重な時間を過ごしました。

初めての東京は、大きかったですね。
スイマセン。田舎者発言で

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そろそろ定例会がありますので、メンバーの皆さん、頑張りましょう

☆ブラックバスを食べる☆

2013-03-06 22:34:40 | 雑談
ども、技術担当者です。
先日、滋賀県大BASSER'Sの2012年度の活動報告書が完成し、ほっと一息です。

バスを食べる記事を見つけましたので揚げますね。

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バス天ぷら「熱々どうぞ」 /滋賀
2013年2月5日 読売新聞

◇大津の鮮魚店~一手間かけて泥臭さなし
 大津市長等の菱屋町商店街にある鮮魚店「摩季詩(まきし)」が、琵琶湖でと
れたブラックバスの天ぷらを、併設する食事コーナーのメニューとして販売を
始めた。店長の中村千代子さん(54)は「泥臭いイメージが強いが、きちん
と下処理すれば、白身魚特有のうまみが楽しめる。揚げたての熱々を食べに来
て」と話している。(佐々木伶)
 摩季詩は2005年にオープン。食事コーナーでは、北陸から仕入れる魚介
類を使った海鮮丼などを販売している。
 中村さんが初めてブラックバスを調理したのは、約1年前。釣り好きの常連
客が「たくさん釣れたから料理して」と店に持ち込んだ。3枚におろして天ぷ
らにしたが、泥臭さが抜けておらず、食べられなかった。
 ただ、湖岸の外来魚回収ボックスに捨てられる魚が以前から気になっていた
。「在来種を食べ尽くす、と悪者扱いされているが、人が放流したために増え
ただけで、魚に罪はない。おいしく食べてあげれば、少しは魚も喜ぶはずだ」
。食材として活用できると考え、下処理法を考えた。
 試行錯誤の末、おろした身を塩でもんでぬめりを落とし、冷水で洗って冷凍
保存、解凍して1日塩水に漬ける方法にたどり着いた。臭みが抜けるだけでな
く、魚の甘みも増すという。身は臭みの少ない、骨から離れた部分だけを使う
ようにした。
 天ぷらに使うブラックバスは、常連客が、大津市南部の琵琶湖で釣り上げて
定期的に持ち込んでくれる。 塩、コショウだけで下味を付けた天ぷらは、ス
ズキに似たあっさりとした味で、うわさを聞いて愛知や兵庫など県外からも客
が来るという。中村さんは「食べた人から、下処理の仕方を聞かれたこともあ
る。琵琶湖の貴重な資源として、たくさん食べられるようになってほしい」と
話す。
 天ぷらは500円。汁物とご飯などが付く定食は700円。バスの仕入れ状
況によって提供できない場合がある。午前10時~午後7時(定食は午前11
時半から)。定休日は日曜日と祝日の月曜。問い合わせは摩季詩(077・5
27・3664)。


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滋賀県ではバスはリリース禁止です。
ここはひとつ、「食べる」という手段も考えてみませんか?

また後日、我々がかつて湖風祭で模擬店販売した「バスボール」のレシピも掲載します☆