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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第622回】ブランド化

2014年10月16日 | 勝野木材店
 ハーゲンダッツはデパートや高級スーパーだけに製品を卸し、

まず東京・青山に直営店を1つだけ出して、その口コミでファン

を拡大していくという独特な戦略で人気を浸透させていきました。

従来のアイスクリームとは一線を画し、高級路線を貫いていますが、

その風味とイメージを支えているのが浜中町から供給される牛乳なのです。



 タカナシ人気の上昇とともに北海道工場の生産量も増大し、

現在は浜中町内だけでなく近隣の牧場からも牛乳を集めています。

大手乳業メーカーの工場では巨大タンクが目につきますが、

浜中の工場はそれと比べればずいぶん小ぶりなタンクがいくつも並んでいます。

農家から集めれた牛乳は品質によって別々のタンクに入れられ、

生乳向け、ハーゲンダッツなどの加工向け、バター、脱脂粉乳などの

加工向けと細かく分けているそうです。

時代に取り残されそうになった小型の設備が大いに役だっているわけです。

浜中町農協では酪農技術センターのほかにも先進の取り組みを次々に行ってきました。

その1つが新規就農をめざす人々のための研修牧場です。

この設立のために農協は道庁に掛け合いましたが、

補助金のメニューにないこともあって、まったく相手にされません。

そこで浜中町と農協が費用を折半して設置することになりました。

 ところが道庁は畜舎建設のための農地の転用も認めないと言い出したのです。

町の農業委員会が妥当だと意見書をつけて申請したにもかかわらずです。

どうも道庁はいち農協が就農者育成にまで手を出すのがおもしろくなかったようです。

そこで農協では裁判になっても仕方がないと覚悟を決め見切り発車で

地鎮祭を行おうとしました。

許可するという電話が来たのは地鎮祭が始まる2分前だったそうです。

 ホクレンとのあつれきも生まれています。タカナシ乳業の牛乳には

浜中町産とはっきりうたわれているものがあります。

ところが北海道ではこれまで牛乳の産地を前面に押し出すことは

一部の乳業メーカーを除いてありませんでした。一元集荷するホクレンが一

地域だけの突出を認めなかったのです。浜中農協はもちろんホクレンの傘下にあります。

 そのほかコンビニのセイコーマートを開店させたり、酪農に使われる薬品を

直輸入したりと、この農協のユニークな試みが続いています。

どれも一応はホクレンに相談し、不可能ということで独自の取り組みとなったものです。

こうしたユニークで先進的な浜中町農協の活動が私たちにあまり伝わってこない

理由の1つには道内で浜中産牛乳が手に入らないことがあると思います。

また道庁やホクレンなど北海道の中枢組織とのあつれきをおそれずに突き進むその姿が、

けっこう煙たい存在であり、スポンサーがらみでマスコミも取り上げにくい

事、そうした結果、”名前を余り知られない事の強みを逆にブランド化”出来た

一つの要因ではないかと思います。


【第621回】高いものには必ず理由がある。

2014年10月15日 | 勝野木材店
 この牛乳は現在も販売されており飲料というより

料理に使われることが多いといいます。

乳脂肪分は無塩バターを使えば補えますが、

牛乳の風味までは補えません。

そしてその風味は健康な餌、健康な牛、

そして徹底した衛生管理から生まれます。

加熱処理の仕方など風味を損なわない

加工が可能になるからです。

反対に質の悪い牛乳はしっかり処理しなければならず、

風味が損なわれます。

マスコミに登場する有名シェフには浜中産牛乳

のファンが大勢いて、よく訪ねてくるそうです。


この製品によってタカナシは躍進します。

どこもまねができない看板商品を得たこと

で営業がしやすくなり、ほかの製品も売れ出したのです。
 


 タカナシの社長が訪れて乳牛1頭1等のデータを

目にしたのが酪農技術センターでした。

このセンターの起源は1973年(昭和43年)にさかのぼります。

きっかけはアメリカなどで研修してきた若者たちの声。

研修先には牧草畑の土壌分析から始まる徹底した

科学的な酪農がありました。

 浜中町は寒流が流れる太平洋に面しており、

夏には海霧が入り込んで気温が上がらず、

植物の生育にはあまり適していません。

そのためほかの農業が根付かず、

酪農1本になったのですが、牧草にとっても

厳しい環境であることは同じです。

この環境が夏場でも、乳脂肪4.0という

桁違いの数字をたたき出す原動力になります。

(年間を通じて、4.0を出すという地域は

浜中しかないといわれております)

土壌の管理で生産性を上げようという試みは、

この気象条件だからこそ必要だったのかもしれません。



タカナシ乳業が浜中町に進出して4年目の1984年、

ハーゲンダッツジャパンが設立されます。ハーゲンダッツは

1961年にニューヨークで誕生したアイスクリームの会社で、

日本ではハーゲンダッツ本社とサントリー、そしてタカナシ乳業

が出資してハーゲンダッツジャパンが設立されました。

 現在ハーゲンダッツのアイスクリームはアメリカ、フランス、

そして日本の3カ国だけで製造され、世界に供給されています。

その品質管理は徹底しており、日本に来た製造技術者も牛乳の質

を最も重視していました。

岩手県などにもタカナシ乳業は工場を持っていますが、

技術者は迷うことなく浜中を選んだのです。

それも酪農技術センターで蓄積された技術やデータがあったためでした。

冒頭で紹介した「品質へのこだわり」の中の「私たちの努力は土壌作りから始まります。

高品質なミルクは、乳牛一頭一頭の健康管理はもちろん、

主食となる牧草の成分分析、さらには乳牛にとって理想的な牧草が育つために土壌の

ph値までも厳しく管理することで生まれています」といった説明は、

じつは浜中町の酪農そのものを指しているのです。


【第620回】浜中牧場と勝野材木店

2014年10月14日 | 勝野木材店
ハーゲンダッツもカルピスも原料となった牛乳の品質を

ことのほか重要視しています。

牛乳なんてどこのものでもあまり変わらない

のではないか、本州方面の牛乳は水っぽいという印象が

あるけれども、道内に限ってはそれほど変わらないのではないか、

といったご意見がほとんどではないでしょうか?


また北海道では「倉島牛乳」「まちむら牛乳」「函館牛乳」

といったブランドはあるけれども、浜中町の牛乳なんて

見たことも飲んだことも無い方が大半をしめるとの事です。

じつは浜中町の牛乳は北海道では流通していないのです。
 


浜中町の町役場は霧多布にありますが、そこは漁業の港町です。

もう1つの産業は酪農で、農家は町の全域に散らばっています。

そしてその中心が農協のある茶内地区です。

1981年(昭和56年)、茶内にあった雪印乳業の工場が

閉鎖されました。別海町の大型工場に加工を集約するためでした。

しかし地元では工場をなくしたくない。そんな声に応えて翌年

進出してきたのが横浜市に本社があるタカナシ(高梨)乳業でした。


当時同社は乳業メーカーでは国内で80番台の規模だったといいます。

しかしこの浜中進出から業績をぐんぐん延ばし、明治、森永など

大手に続く準大手に成長していくのです。

 タカナシ乳業はもともと牧場経営から始まったローカル企業です。

生い立ちが牛飼いということで乳牛を見る目には確かなものがありました。

当時の社長が浜中を訪れて真っ先に向かうのは工場ではなく

牛舎だったと伝えられています。


その社長が、農協が設置した酪農技術センターを訪れて

牛1頭1等のデータを見ていました。そして気づいたのが、

たまに現れる乳脂肪分4%以上の牛です。


「3・4牛乳」が濃くておいしいといった時代でした。

社長はひらめきます

これらの乳牛から集めた牛乳を売り出したらどうだろうか。


しかし言うのはたやすいですが、実現となれば難しい。

酪農家ではバルククーラーという冷蔵タンクにその家の牛全部の乳を保管し、

それを農協のタンクローリーが巡回して集めています。

4%以上の牛乳を集めるには農家が冷蔵タンクをもう1つ追加し、

集荷するタンクローリーも別に必要です。

それでもせっかく地元の工場を引き受けてくれたタカナシ乳業です。

 
農協では要望に応えることにしました。

地理的に便利な3戸の農家を選び出し、その農家を説得して

乳脂肪分4%以上の牛だけからの牛乳を別に保管してもらい、

工場に運んだのです。

 これは成分無調整の牛乳としてパック詰めされ、

釧路空港から空輸され、小売価格が1リットル350円という

超高級牛乳として売り出されました。

これが高い評価を得たのです。


続きは次回

【第619回】ハーゲンダッツのアイスが高い訳

2014年10月13日 | 勝野木材店
先日、社内で盛り上がった話です。

世の中には、なぜこれほど高いの

だろうと思わせるモノが沢山あります。

勿論、それには沢山理由がある訳ですが・・・



今回のお題のハーゲンダッツも良い例です。

こちらの会社を調べると、ある牧場に

行き当たります。そして調べれば調べる程

もりぞうと勝野材木店の関係に似ているのです^^


では、簡単にご紹介します。


霧多布湿原などで知られる北海道の東に位置する浜中町。

道内ではほとんど知られていませんが、

じつはこの町の牛乳が首都圏などで高い評価を受けてます。

飲料はもちろんのこと、アイスクリームのハーゲンダッツや

特製カルピスの原料としても使われ、一般の乳製品より

1ランク上の品質がウリになっています。

どこがちがうのでしょうか。


ハーゲンダッツといえば、濃厚な味で価格はふつうの

アイスクリームよりかなり高く、しかもスーパーの特売でも

「ただしハーゲンダッツは除く」と値引きしているのを

見たことがない『お高くとまった』アイスクリーム

という印象があります。


アメリカが発祥の地で日本にはハーゲンダッツジャパン

という会社を置いています。 

 その会社のホームページの「品質へのこだわり」

という画面には「良質なミルクを得るための土壌管理」

という見出しでこんな説明がありました。

「素材のおいしさをそのまま生かした

ハーゲンダッツアイスクリームの生命ともいえる、

主原料のミルク。高品質なミルクを得るために、

私たちの努力は土壌作りから始まります。

高品質なミルクは、乳牛1頭1頭の健康管理はもちろん、

主食となる牧草の成分分析、さらには乳牛にとって

理想的な牧草が育つために土壌のph値までも

厳しく管理することで生まれています」


続きは次回^^

【第618回】自分を律することのできる組織

2014年10月12日 | もりぞう
商品がどれだけ良くても、マーケティングや

セールスに関してどれだけノウハウがあっても、

組織力がなければ、これからの時代、

順調に成長していくことは難しいと思っております。


サッカーの試合を見ていれば分かりますが、

個の力が生きるのも、結局、組織として連動し、

スペースをつくることができているからで、

例えばメッシ選手やクリスティアーノ・ロナウド選手

の個がどれだけ優れていてもチームとして

連動できていなければ、個人技は不発に終わります。


1980年代、90年代のサッカーと比べると、

ボールを持っていない選手の動きが全然違う、

とサッカー好きな方なら思われますよね^^


時代が流れ、ライバルのレベルが上がると、

個の力だけでなく組織力が重要になってくる、

ということの一つの事例だと思います。


住宅会社として、これからの厳しい時代

を勝ち残っていこうと思うのであれば、

規律がない組織、ルールを守れない組織を

社員がよし、としていては絶対にまずいです。

どれだけ仕事ができ、どれだけ経験を積んだ

スタッフでも、ルールが守れない、

規律を守れない人は、退場していただかなければなりません。

そして組織内で連動して、お客様にご提供する

価値を最大にしていかなければ、目の肥えたお客様に

最終的に選んでいただけないでしょう。


そうした組織をつくっていくためには、

やるべきことを明文化して作成し

そのルールを守る必要性について、

社員が常に共有出来る場をつくる事です。


もりぞうWAY・・・心を一つに。

是非、創っていきましょう^^


自分を律することのできる組織を!



【第617回】続・・・もりぞうWAY

2014年10月11日 | もりぞう
本日は業者会^^

早速、先日の収穫祭で仕入れた、もりぞうWAY

について語らせていただきました^^

業者様も真剣に聴いてくれ

やはり、この業者様達の持っている心の素直さに

心底、感服致しました。


これから、一緒に高みを目指しましょう^^





さて、前回からの続きです。

ではいきます^^

ダーウィンの進化論。。

生物は強いもの、賢いものが

生き残れるのでは無く

環境に変化し続けられる者だけが、

生き残る事が出来る....




今から起こる変化を歓迎し

その変化に順応し続ける事を

歓迎出来るからこそ、次のステージ

が待っている・・・




最近で言えば、タニタ食堂が

良い例ではないでしょうか?

体重計などの計りものなどの

販売が主だった彼ら・・・




そこから、健康を計るというテーマ

の基、体脂肪計などの健康器具の販売

を手掛け、今に至ってはタニタ食堂

で知られるように、健康を維持する為の

食の分野に大きな貢献を果たしております。



これは、時代をしっかり捉え、

自分達がどのように変化すべきかを

歓迎した結果だと思います。





次回は我が社もりぞうの

次なる変化とはどのようなものか?

を一緒に考えていきましょう!






【第616回】もりぞうWAY

2014年10月10日 | もりぞう
住宅会社、工務店、それから建材店や木材店

の経営者の大半は、今、自分たちが携わっている

業界が変わっていくだろうとはうすうすと感じて

いると思います。

ここ20年から30年で小売業界で起こってきたことが

これから住宅業界で起こり、業界の構図がガラッと

変わりそうな予感をお持ちだと思います。

個人的には、工務店、住宅会社で元請けとして

やっていける会社がおそらく20~30%となり、

残りの70~80%の工務店は下請け、廃業、倒産

になるだろうと思っています。

売り先が20~30%しか無くなる訳です。

サッシ屋、建材屋、木材屋は、売り先の7~8割が

無くなることになるのですが、どのような手を今後

打っていくか?

どうやって、2~3割の勝ち組に入るかを経営者と

同じ温度で考えられている社員が多ければ多いほど

その会社は、変化を遂げていけると思います。

今から30年前は、街に個人商店の魚屋さん、八百屋さん、

酒屋さんがありましたが、こうした個人商店の90%以上は、

コンビニに事業転換するか、イオンやイトーヨーカドー、

後は地域の食品スーパーでチェーン展開しているところに

商売で顧客を取られ、廃業・倒産に追い込まれていきました。

それと同じことが住宅業界で起こることをイメージできて

いる会社はもしかして少ないかも知れません^^;

新しい事にどんどんチャレンジして自分達を変えていく事を

恐れない!その気持ちを持ち続ける大切さを収穫祭では

共有いたしました。

続きは次回^^

【第615回】愛すべき仲間たち^^

2014年10月09日 | もりぞう
 先日、先先日ともりぞう収穫祭に出席しておりました。

深く、話をしたかったメンバーとは深夜2時頃まで語り

合いました^^;とっても有意義な2日間となり、沢山

のパワーをもらって帰ってきました。

また、写真は後日アップ出来ると思いますが、お陰さまで

山梨支店は全体で2位・私個人は全体で3位と大健闘^^

また、北杜市のS様邸で、山並みの美しさを”むくり”

の連続性で表現したスタイルが高く評価され、

第4回もりぞうオブザイヤーの建築デザイン賞も頂き、

とっても充実しました。

皆様、本当にありがとうございました。今後とも何卒

宜しくお願い申し上げます。


さて、そんな充実した日の翌日、まさかのメンバーでの

レクレーション。。今年に入って一番の大爆笑の連発

で、今でも腹筋が痛いです。

こんな素敵な面々です ↓↓↓




皆様、オリエンテーリングはご存知ですよね?

森の中で木に釣る下がった目印があり、そこには色々な

質問があり、その質問に答えていくというものですが、

メンバーが”ぶっ飛んでいる”とこんなにも面白いのかと

言うぐらい、面白い!

誤解を恐れずに言うと、自分を信じつける人達って

ある意味、性質が悪いです^^;

例えば・・・

地図は正確なのに、地図を疑う^^;

親切に道案内をしてくれたお爺さんをキャストと疑い

騙されないぞ!と心に誓う^^;

中継地点にいる女性スタッフが事あるごとに自分達

を自転車で抜いていく事に違和感を持たない^^;

↑↑最終グループが来たのでつぎの地点に先回りする為

に女性スタッフは自転車で移動するのです^^;

休憩している、他メンバーを、ゴール出来るか心から

心配する^^;

結果、最下位にも関わらず、最後の最後までトップ

通過出来ると信じて疑わない^^;

などなど・・・

思い起こすと、今でも思い出し笑いしてしまい、腹が

痛いです!

あ~面白かった!


1泊2日のこのような素晴らしい企画を用意

して頂いた、本社の面々には感謝でいっぱいです^^


皆様にまたお会いできる日を楽しみにしております^^



【第614回】違いをつけて繋げる

2014年10月08日 | もりぞう
前回の続きです。いきます^^ 

お客様と言ってもみんな違うんです。

新規出店後、ご購入のタイミングによっては

特に違います。まるで違う生き物です^^;

 芸能人のファンでもそうですよね。

デビューしてブレイクする前から応援

してくれるファンもいれば、

良い曲が出たときに CDを買うファンもいます。

ベスト版だけ買うファンもいます。

芸能人は、外から見ているとブレイク後の

活動しか見えません。

出した CDがバンバン売れるので、

さらに良い作曲家や作詞家がついてくれて、

どんどん大きくなっていく。そんな所しか

見えないですよね。

でも、多くの場合、本当はブレイク前に

コアのファンに育ててもらっているわけです。

そういうファンにはバンバン買ってもらうのではなく、

色々と意見を聞いたり、こじんまりした誕生パーティ

をやったり、夢を語ったりしてたはずなんですね。

これは、どんな世界でもそうですし、 住宅の世界でも

キャズム(谷)というものがありますので、

最初のお客様と大きな市場を動かす層とは対応を

がらりと変えなくてはなりません。

つまり、新規出店地域では、いきなり大きな市場

を狙いたくなるのですが、敢えてそこを取に行か

ない勇気が必要となる訳ですね!

違いをつけて繋げる!

これが我が社のストーリーですから^^


【第613回】谷間を意識しない!

2014年10月07日 | もりぞう
先日の続きです。

1.革新的な方。

2.価値があると判断すれば採用する方。

3.実用性を重んじる方。

1.2の方達は僅か15パーセント~20パーセント

といわれており、

大きな市場を占めるのは、3.の方達です。ちゃんと費用対効果

を考慮して、「商品が現実的に役に立つから買う」、

という人たち。この方達が、売上を安定させる顧客になります。

しかし、I-PHONEは初めからこの層を意識しませんでした。


普通は1.2の層と3の層にはキャズム(谷)が発生する

と言われており、如何にスムーズに3.の層に

繋げるかを考えます。


しかし、アップルは全社戦略でこのキャズム理論にノーを

唱えたのです。



つまり、1.2のお客様が3の顧客を必ず牽引してくれると

いう一種の確信的な掛けです。


もりぞうにご来場いただきお話を聞いた事が

ある方は、感じられたかもしれませんが、


我が社の戦略もどちらかというと、それに近い

ですよね!数を負わない。違いの分る方に

違いの分かる方法で、違いの分るモノを提供

しております。


 あくまで、3.のお客様像を経営戦略には

元々盛り込んではおりません。

ですから、展示場に来られた方で、ちょっと不快

に感じられた方も中にはいらっしゃったかも

知れませんが、ご容赦いただけたらと思います。


何千棟・何万棟建物を”こなしている”会社

とは大きく考え方が異なるという事
だけを

声を大にして伝えております。

今後はそのスタンスと共に横に広がる動きが

あると思います。

そこの動きもとっても楽しみにしております。











【第612回】今、説明する顧客は誰か?

2014年10月06日 | 日記
先日は運動会後のまさかのフットサル^^;

部活の域ですね^^


さて、前回の続きです。

リスク歓迎型とは”自ら情報収集を行い

判断する初期少数採用者のグループ”です。

お客様のリーダー的存在となって他の

顧客に大きな影響力を発揮するこの

グループを抑えることが出来るかが、

そのエリアで繁栄していくための

大きなポイントとなります。


という事は、リスク重視型の方に受け入れて

貰う為には、リスク歓迎型のお客様の声が必要に

なってくる訳です^^


つまり、新規出店の際、気をつける事は

今、説明するべき顧客は誰か?

に焦点を当てて、商談する事なのです。


例えば・・・

価値があると判断すれば買う人なのか?

それとも、実績をみて買う人なのか?

はたまた、言っている事が本当かどうか判断して購入する人か?


の見極めがとっても大切になって参ります。

面白い事にリスク歓迎型と重視型の比率

はいつも一緒です。

さらに、同一人物でも商品によってどのタイプ

かは異なります。


例えば、私は早い段階でスマートフォンを購入

しており、携帯会社から見たらリスク歓迎型です。


しかし、太陽光発電に関しては懐疑的です。

その業界からするとかなりのリスク重視型と

言う事になるでしょう!

I-Phone戦略はまさにこのリスク歓迎型に

焦点を当て販売をしました。

続きは次回。

【第611回】リスク重視型 & リスク歓迎型

2014年10月05日 | 日記
東京支店が開設してから3カ月が

経過します。東京という土地柄

もりぞうというネームバリューは

ご想像の通り、皆無です^^;


では、どうやって販売していくのか?

また、どのような方達がもりぞうの

建物を購入していくのか?

興味がありませんか?


私どもの顧客は、本物の木造思考

であるという事。

そして、さらに本物をかぎわける力

をお持ちの方と痛切に感じております。

しかしながら、ネームバリューがないと

安心を買う層には、受け入れられません^^;

残念ながら・・・


例えば・・・

I-Phone をイメージして下さい。

今となっては、携帯を選ぶ際に皆様

当たり前のように選んでいると思いますが、

出初めの頃はどうだったか??

『なんか良さそうだけど、実績が無いよね』

というリスク重視型と『この機種のコンセプト

ちょうど私にあっている』という、多少のリスク

があっても、自分に合っていれば購入をする

リスク歓迎型に分れたと思います。

そして、その比率は・・・だいたい8:2なのです。

勿論、リスク重視型が8ですよ^^

では、どのようにして販売戦略を練ったか?

これが面白いのです^^


【第610回】実例集の充実

2014年10月04日 | もりぞう
本日は、長女、長男の運動会です。

長女が小学校6年生、長男が小学校1年生

なので、2人での運動会は今年が最初で

最後^^ ばっちり応援してきます。


さて、先日はお引き渡し前のお打ち合わせ

を行いました^^

各職人が綺麗な仕事を心がけてくれたお陰

で、お客様も大満足です^^


仕上がった写真などは定期的にアップ

していく予定です。

今後はもっと実例集を充実していきたいと

思います。

楽しみにしていてください。


【第609回】言う事を聞かない人の”さだめ” 

2014年10月03日 | 価値観
たま~におりませんか?

何を言っても言う事を聞かない人^^;

いますよね~


本当に頭にくる。特に難しい事を

言っているわけでもないのに

同じ事を何回も言わせる人。。


ただ、私の大好きな、斎藤一人さんは

このように言っております。


「言う事を聞かない人に、何を言っても

駄目。その人はその人なりに言う事を

聞かない人生の中で、一生懸命自分を

成長させようとしているから^^」


  そうなんです。


人の話を聞かないとどうなるかを身をもって

試しているのですね^^;


そういう”さだめ”なんですね^^

聞いてもやらないという、”さだめ”の中で

一生懸命に学んでいるのです。


なんだか、納得です^^


【第608回】栗三昧

2014年10月02日 | 実例集
先日は水曜日、恒例のスポ少バレーボール^^

新たなメンバーも加わり、賑やかさ

が増していました^^


さて、写真を整理しておりましたら

以前に、もりぞうで建築して頂いた

お客様の写真が出てまいりました。


今現在はナチュラル系の素材をメーン

に室内空間を仕上げさせていただいて

おりますので、この色合いは何か新鮮

で、思わず目に止まってしまいました^^

因みにこんな感じです。




如何でしょうか?

素敵ではありませんか?


因みに、フロア材は栗の無垢材を張っております。

この栗の色合いがまた良く。よく見られるアーバン

なチープさを感じさせません。




カウンター材なども家具関係に色を合わせ

大人の雰囲気に仕上げております。↓↓





因みに家具などは奥様の趣味で、全て持ち込み

になります。 ↓↓



かなりのハイセンスの方で、仕上がりを見た際

には感動したことを覚えております^^

このような素敵な家が、続々と仕上がって

おります。許可いただいたものはアップ

してまいりますので、楽しみにしていてください^^