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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第230回】育てる庭

2013年07月31日 | 住宅
 家庭菜園が『育てる庭』の代表的な使い方です。子供の成長の中でも大切な教育の一環
にもなります。

 また、菜園でなくとも、花や樹木の葉が繁り生長してゆくのも楽しみになります。

上手に育てれば四季を通じて花を楽しむ事もできます。例えばツワブキなど年間を通じ
て青々とした葉をもち、寒い冬の間に可愛らしい黄色い花を咲かせます。

 さらに木々に花が咲けば、実もなり、この実を好む鳥たちが集まります。

育てる庭は花や樹木だけではなく、生態系や子供の好奇心までを育てる庭になります。

 決して広くはなくても、育てる庭は植物が良く育つように日当りが確保された場所に
つくります。

 次回は使う庭です^^

【第229回】遊ぶ庭

2013年07月30日 | 住宅
 我が家の庭で、子供とサッカーやキャッチボールをしたり、ペットが走り回ったりすること
を家庭生活の理想としている人も多いと思います。

 例えば、『遊ぶ庭』では、芝などを貼って開けた庭を作ります。夏などはそこにプールなどを
出して水浴びするもよし、その延長でBBQなどもお勧めです。

 又、芝ばかりでなく趣味の車やバイク、自転車などのをいじる為の庭の楽しみ方もあります。

 様々な楽しみを考えると、カーポートを単に車を止めるだけの場所として敷地を使うのは
もったいなく感じてきます。

 遊ぶ庭として考えると、少しずつ庭のあり方が変わってくるかもしれませんね^^

 家づくりは『敷地から』とは良く言ったものですね。。

【第228回】眺める庭

2013年07月29日 | 住宅
 先日、庭の話になりましたので、今回からシリーズ5回に渡り庭の使い方のご紹介
をしたいと思います。

 庭造りを進めるのにあたって、5つの使い方があると考えられます。

それは、1、眺める庭 2、遊ぶ庭 3、育てる庭 4、使う庭 5、過ごす庭です^^

 その中で、日本庭園はまさに『眺める庭』の代表格ではないかと思います。
日本庭園の家づくりに象徴される極意の一つに葉表・葉裏とう考え方があります。

 樹木は人間の趣向に合わせて葉を繁らすのではなく、太陽の向きに合わせて葉を広げます。
つまり葉の表は南面に向いています。したがって美しい葉表が見える庭園は、建物の北側に
設置されることになります。

 庭造りと言えば南側に広がっているのが常識と考えがちですが、南側の庭は葉裏を眺める
事になるのです。

 ただ、相応の敷地の広さも必要で、もっとも贅沢な庭の造り方です。

 しかし、眺める庭を、例えば箱庭のような小さな空間でも実現したのが日本人の知恵です。
多くの要素が省かれた石庭で、広がりを感じさせてくれる庭、特にその代表格が生垣けと
言われる一種の窓です。


 
 
 まるで、一幅の掛け軸が掛けてあるかのような、小さく切り取られた風景の窓を造ることにより
庭園の一部を室内に取り込みます。

 室内から見ている人にとっては、まさに生きている絵画です。むしろ眺める庭は小さな余地
にこそつくってみても面白いと思います。

 次回は遊ぶ庭です。

【第227回】庭があって家が完成する。

2013年07月27日 | 住宅
 本日は土曜日恒例のフットサル^^良い汗をかきました。

さて、本日のお題、庭についてです。

 ではいきます^^

 年数が経てば古びてゆく建物とは違い、庭の樹木は育つ事で立派になって行きます。

 そして、手入れを続ければ目に見えて全体の価値も向上していきます。

 実は建物以上に、庭によって家の価値が高まっているという調査結果があります。

 『高級な家』と聞いて思い浮かべる事はどのような事ですか?の質問に52%の方が
『庭』が大切なポイントになっていると答えています。

 さらに『門』や『玄関』も価値基準が高く、この3つが合わさると7割を超えます。

 リビングと答えている人が22%である事を考えれば、いかに『庭』が住宅の格をつくる
要素として、大切なものかが分ります。

 まさに庭があってこそ建物が完成するといっても過言ではありません。

 私もそろそろ庭を完成させたいな~ ^^;

【第226回】コンクリートデコ

2013年07月26日 | 住宅
 本日は、健康診断でした。憂鬱な胃カメラも終わり、ホットしています。
健康的な体を維持出来るよう、日々の管理を徹底していきます^^

 さて、本日はコンクリートについてです。

 では、いきます^^

 外壁もサッシも門扉もポストも、自分の好きな形や色を選べるのに
、駐車場の床は無機質なコンクリートのまま。

 コンクリートデコレーションは特殊な技術でコンクリートを石や古木
に変身させます。



 写真はガレージ前のコンクリートですが、古木を敷き詰めた板ばりの床に
しか見えません。

 実際に形の整った古木を敷こうと思うと、費用や時間がとてもかかる
だけでなく、長年の間に腐食した見た目が悪くなります。日の当たる場所は
紫外線にやられひび割れがひどくなり、日の当たらない場所はコケが生えて
滑りやすく危険など、様々なデメリットが生じます。

 その全ての悩みをコンクリートデコレーションは解決出来ます。

 カラーバリエーションも豊富。外壁やブロック塀、サッシ、門扉
、ガレージのシャッターや玄関扉、玄関ポーチのタイルなどと合わせ
てコーディネートするのも楽しいですよ^^

 

【第225回】売り場の雰囲気^^

2013年07月25日 | 日記
 先日、妻の誕生日でしたので、下見にと思い、フラっとお店周りをしました。
県内のお店ですので、だいたい売っているものは同じです^^;

 ただ、販売しているお店の雰囲気、店員さんの品などで、「それ、欲しい」と思ってしまう
恐ろしい事実を再認識致しました。

 くどいようですが、売っているものは全く同じです。違うのは店員さんの、立ち振る舞い方、お店の雰囲気、
香り、照度などなどです。

 こちらの声掛けに嫌みなく反応してくれる店員さんだと、自然に会話が弾み、購入意欲が
どんどん湧いてきます。それとは逆に、対応がお粗末で、こちらの意図している会話についてきてくれない
方からは、申し訳ありませんが買う気にはなれません。

 
「イケてないお店に、イケてない店員さんだなぁ・・・」と思いながら、商品をサッと見ると、
さっきのオシャレなギャラリーで気に入って欲しくなった商品があったりします。

しかしながら、先ほどのお店ではあれだけ欲しくなったその商品が、
このお店では全く欲しいと思わないのです・・・。

もちろん、店員さんに説明して欲しいとも思いませんでした。

そこで、感じたのです。

「商品の価値は、商品そのものだけで決まるものではない」と。

売り場の洗練さやスタッフの品の良さがどれだけ大切なのかが、身を持って分かりました。

これ、住宅も全く同じですよね。

どれほどお洒落な商品(=住宅)、どれほど魅力ある商品(=住宅)やモデルハウスであったとしても、
スタッフに品が無かったり、空間が洗練されていなければ、魅力をお客様は感じてくれないのです。

商品は確かに大事です。でも、売り場やスタッフが洗練されていないと、どれだけ素敵な商品も売れないということです。

いかに売り場、それからスタッフのセンスが大切なのかを実感した1日でした。

【第224回】平屋フェチスト

2013年07月24日 | 住宅
 最近、平屋の建物の提案が多く、平屋フェチスト化しております。

しかし、平屋はいいねですね^^無駄なくつくると余計平屋の魅力が
出てまいります。

 因みに、平屋はなぜ高いと言われるのでしょうか?

一般的には基礎工事が2階建より倍の広さになる。屋根工事が2階建の
場合、2階の屋根のみの施工となるが、平屋はその倍の面積を必要とする。
 
 などなどが、良く言われることです。

 しかし、平屋は本当に高いのでしょうか?

 平屋と2階建の家の面積の違いは階段があるかどうかです。周辺のホール
関係と合わせると3坪程にもなります。つまり同じ間数であれば面積は
2階建の方が大きくなるのです。

 それを坪単価で割り戻すと【第120~122回参照】平屋は坪数が小さいのに費用が
変わらないものだから、坪単価が高く見えてしまうのですね^^

 山梨は土地の大きさがある程度大きいですので、並行移動で済むこの平屋はお勧めです。
皆様平屋を怖がらないでくださいね^^

【第223回】天然スタイル土壁

2013年07月22日 | もりぞう
 本日は、1時間半で本を2冊読破^^最近速読が身に付きとても効果的です。←本当に読んでいるのか!

本日は、もりぞうのキャンペーン仕様の一つ、塗り壁についてのご紹介を致します。

 皆様、塗り壁というと、漆喰や珪藻土、チャフオール(ホタテの貝殻)を思い浮かべると思いますが、
今日また、新たな内装材と出会ってしまいました^^

 それは、国立ガンセンターなどでも使われている、塗り壁です。材料の特徴としては、珪藻土+卵の殻
+宮城産のゼオライト+岡山産の炭酸カルシウム+千葉のつのまた糊などを独自のブレンドで出荷しています。

 ここで注目はゼオライトと卵の殻を使用している点です。両方とも脱臭面に優れており、ペットと一緒に
住む方などには特にお勧めです。

 ゼオライトとは、ペットを飼われている方には馴染みがあるかもしれませんが、ペットシートや浄水器などに
使われているマイナスイオンを放出してくれる物質です。

 そして、もうひとつの卵の殻は実はすぐれもので、卵一つあたり約1万個の穴が空いており、ヒヨコの成長に伴いガスを交換します。
この穴により、調湿・脱臭の効果が得られます。

 今までの塗り壁にはここまで脱臭に重きをおいた塗り壁材はありませんので、引き合い間違いなしと思っております。

 またこの塗り壁材は、コーヒーなどの色の付いた汚れも落ちるすぐれものです。キッチンハイターなどでたたくように
拭けば、塗り材の色を傷めずに汚れだけを取ってくれます。

 施工面においても、石膏ボードに一発で塗れるタイプなので、手間を抑える事が出来、色ムラがおきにくい点も特徴です。
先程の汚れ落としも含めて考えると、アフターメンテも容易ですし、極めつけはヘアークラックなどのヒビにも
この粉を、ひび割れ箇所に指で詰めて、霧吹きをかけて補修する事も可能です。

 このような材料を、キャンペーン使用として取り揃えておりますので、皆様、是非声を掛けて下さい。
もりぞう山梨支店では、この材料を使い、仕上げる現場が直近で5件あります。仕上がりが楽しみです^^

【第222回】5回シリーズ

2013年07月21日 | 住宅
 本日は打ち合わせが2件、もりぞうの考え方を、合う度にご自分のモノに
されているお客様とのお打ち合わせはとても楽しいです。

 さて、最近もりぞうのコンセプトを語る上で外せない『木曽ひのき』の
豆知識資料を作成しております。

 5回シリーズ位で考えており、資料をまとめているのですが、深く調べれば
調べるほど、ほんとにビックリでこの素材についてのポテンシャルの高さには脱帽します^^

 今後、このブログでも発信していきたいと思いますので是非、ご覧になって下さい。
驚きの連続です。。

 これからの住宅業界は増税後の冷え込みを受けて、確実に規模は縮小傾向です。
どのような会社が残り、どのような会社が淘汰されていくかはこの業界の人間であれば
うすうす気づいていると思いますが、まだまだ旧態依然の販売方法で生き残ろうする会社が
多く、差をつけるとしたら・・・いつですか?

 『今、でしょう!!』的なノリで、資料を作成しております。

『物』ではなく『事』を販売する我々にとっては、もりぞうに関わる素材が
全てのシステムを構成する要素になり、お客様の大切な住まいを本当の意味で守ります。
【第28回~39回参照】その中で、”絶対的なコンセプトを支える木曽ひのき”もっともっと
深堀していきます^^

 

【第221回】エコキュートの位置

2013年07月20日 | 住宅
 本日は土曜日恒例のフットサル^^今年最多の5得点をマークしました。
最高の気分です。明日の打ち合わせ、ノリノリで臨めます^^;←気分で仕事をするな!

 さて、今回は敢えて失敗事例を載せさせていただきます。
外観にとても気を使っていたお客様、屋根材・外壁材など詳細部分まで詰め打ち合わせを
しておりました。

 我々スタッフは細心の注意をしながら、打ち合わせを勧めてまいりましたが、一つ落とし穴が・・・
それは、基本中の基本ですがエコキュートの位置を最終の打ち合わせでお客様に確認しなかったのです。

 取り付けた場所は北西の西面、我々としては、北側の空きがそれ程無かったので、メンテナンスがし易く、
建物の西隣にガレージが来るという事で見栄え的にも悪くない建物の側面で計画をしておりました。

 進捗が進み、現場での電気打ち合わせ、「エコキュートをこちらに設置します」という言葉にお客様は
固まり、「外観が崩れませんか?」と一言。

 事前に確認していないものは、何を言っても後の祭り、言い訳にしかなりません。

 本当に申し訳ない事をしてしまいました。場所については後日再度検討致しますが、簡単な確認ミスが
お客様からの信頼を、いとも簡単に落としてしまう現実を、思い知らされました。

 何事も確認、常にお客様の立場に立ち、ご提案をするこの姿勢を忘れずに日々精進してまいります。

 お客様、今後とも何卒宜しくお願い致します。 


【第220回】スパイラルアップ

2013年07月19日 | 住宅
 本日は、大手設備メーカーが主催する、地域ビルダー向けの勉強会に参加
してきました。

 内容は増税後に勝ち残るビルダーと題して、営業編・設計編・リフォーム編と3部
構成になっていて、午後の1時から午後5時半の4時間半。

 お話をして頂ける方達も大変ですが、聞く方も大変でした^^;

 今、地域ビルダーは勝ち組と負け組が真っ二つに分かれており、その差がさらに
開いております。良い所は、さらに良い人材が入りお客様との関係性を深めております。

 良い人材が集まると相乗効果で沢山の良いアイデアが出てさらに良くなるというスパイラル
が働きます。

 例えば、北陸の地元ビルダーの会社では、顧客満足委員会・現場活性化委員会など
自社で社員が自主的に委員会を立ち上げ現場の意見として、経営者とディスカッション
する様や経過をブログなどで紹介をしています。

 そこで紹介していたものは、引っ越し後のハガキ、つまり入居されたお客様がご自分の親戚や友人
に案内として出す、「引っ越しましたハガキ」のレイアウトをどれにしようかと、スタッフ
達が一生懸命つくっている作業風景をブログアップしている姿です。

その経過をお客様が見るものですから、お客様はその過程を知っております。ですから
ご自分がそのハガキを貰った時などは、その時間も共有しているわけですので、感無量な訳です。

 つまり、顧客満足度が異様に高く、ご紹介が止まらない組織になる訳ですね^^
本日はとても勉強になりました。取り入れられる部分はどんどん取れ入れ更に良い組織となります^^




 

【第219回】優先順位をつけた仕事。

2013年07月18日 | 日記
 本日は、土用の丑の日も近いという事で、家族でうなぎ屋さんで、うなぎのかば焼きを食しました。
非常に美味しくて年に1回のこの行事が楽しみでなりません^^

 さて、本日は優先順位の付け方です。皆様も仕事をするうえで何から手を
付けて良いか分らなくなる事ありませんか?

 次から次へと仕事が舞い込んできて、どれも中途半端で仕事をしている状況。
これは何とも非効率で、仕事がちっとも前に進みませんよね^^;

 元々、器用ではない私ですが、色々な資料を横に並べて仕事をしていると、所謂”している気”
になるのです。何とも非効率ですね^^;

 そこで、最近優先順位をつけた仕事にシフトしております。

まず、本日やる事をリストアップして、次にそのリストから優先順位が高い順に
上から書いていきます。

 そして、その項目が終了したらその項目を消す。たったこれだけですが、物凄い
効率的です。物事がサクサク進みます。

 そして、ポイントは一つの事を行っている時は他の事に気を取られない。(これが今まで
我慢できなく、手を出してしまっていたのです^^;そのほかの項目に目がいくと、たちまちスピードが落ちます。)

 ですから、一日のスケジュールを建てる際、色々な作業が捗るので、今までの1.5倍の
仕事量が可能になりました。

皆様、お勧めです^^← あっ皆様は出来ていますよね^^;

 

【第218回】会社設立の目的。。

2013年07月17日 | もりぞう
 本日はお休みの為、日中、プールに行ってきました^^誰もいないプライベートプール
は本当に気持ち良く、リフレッシュ出来ます。

 夜はバレーボールの練習予定でしたが、子供の体調が悪く参加出来ませんでした。ちょっと残念^^;

 さて、前回のお話にもありましたが、我が社を語る上で重要なのは、まずどのような我々
がどのようなお客様に、どのような物をどのような方法でお分けするか。【第171・172回参照】
この部分を真剣に考える事から始まります。

 一般的に住宅会社は”家”を販売します。←勿論ですが...
ただ、我々は”物”を販売しません。どちらかというと”事”を販売しています。

 

このような空間の中で、どのような会話が繰り広げられ、どのようにご家族が成長していくか
常に自然と向き合いながら、暮らす空間がもたらす効果・効用とはどんなものかなどをイメージしながらお客様とお話をします。

会社を立ち上げる上でどのような目的があったか?この部分強くイメージする事で、我々がどのようなお客様に
どのような商品をお届する事が望ましいのかが見えてきます。

 会社の目的、皆様も一度、振り返ってみてください。

では。。



【第217回】魂の入り方^^

2013年07月16日 | 住宅
 私どもの商品は付加価値がいくらでも表せる、とても有難い商品です。
それ故に、出会うお客様も高い識別眼を持ち、物の違いの分る方。

 『このような方達と出会え、とっても大切な家づくりのお手伝いが出来
信頼され、任せてくれる。つまり自分の人間性が高くないと出会う事が出来ない
お客様との出会いになる訳ですが・・・これ以上に自分が成長できる会社があるかな~^^』

 これは、本日のミーティングでの一コマです。

 自分達の会社を客観的に見たときに、このように超ポジティブに捉える事が出来る
環境が与えられているという事がどのような力を発揮する事になるかイメージして下さい。

 お客様の前に出た際に、自分の在り方が、お客様へ与える影響は絶大です。
同じ事を言うにしても、魂の入り方が違っています。このような一騎当千のような
メンバーが支店メンバーの半分がそうだったら?

 物凄い組織になる訳です。

 本日は、そんな近い将来起こるであろう、予言めいた未来を見た気がしました。
さ~もりぞうの時代が来ますよ^^

 皆様、全力で行きましょう^^

【第216回】一族で支え合う^^

2013年07月15日 | 住宅
 住宅の贈与につづき、いよいよ国でも教育費の贈与についての非課税枠を広げました。
教育資金の一括贈与で非課税枠がなんと1500万円 ^^

高齢者層が保有する金融資産を若年世代へ移転を促し、教育資金の早期確保を
図る事を目的に、両親や祖父母等から子・孫に教育資金を一括して贈与する場合、
子・孫ごとに1500万円までを非課税とする措置が創設されました。

 この中で、面白いのはこの枠内で塾や習い事などの月謝等について500万円を上限に
教育費に含める事が出来るという点です。

 例えば、そろばん・スイミングスクール・ピアノの個人指導・絵画教室・習字・バレエ教室
・学習塾などが適用対象になるとのことです。

 贈与された資金を金融機関において子・孫(受贈者)名義の口座等により管理し、これらの
資金が教育費に使われた事(勿論、入学金や授業料、学校給食費なども含む)領収書等により
金融機関が確認・記録し、保存します。

 口座は、子や孫が30歳に達する日に終了するというシステムです。

 狙いは、高齢者層の中で眠っている資産の流動だと思いますが、これは子育て世代にとっては
安心して、子供を育てられる良い政策になると思います。 

 住宅資金贈与・教育費贈与などで、子供を育てる為には一族で支え合うという仕組みが
このように必要だと感じます。

 お互いが支え合う事が出来る仕組みを本能的に感じているからこそ、自然に2世帯住宅へ
の可能性を見出されている方が、最近特に多いのではないかと思う今日この頃です。