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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第457回】ブンデスリーグの思考

2014年04月30日 | 価値観
最近こんな話を聞きます。

サッカーブンデスリーグのトップチームへ

入る条件としてスピード、技術

判断力、戦略理解能力などは勿論

ですが、ここに人間力の重要性が

大きなウェイトを占めるようになって

きたというお話です。

少し前まではこんなお話”かすった”こと

も無かったのですが、考えてみれば

当たり前の事ですよね。

日頃からの素行が悪い上に考え方が

良く無い人間に、思いやりのあるパスを

だせるか!という話です。


ここ1番で点を決めてもらいたい...この人

に正確なパスを届けたい...などにはある意味

愛情が必要です。その愛情無くして

気持ちのこもったプレーは出来ませんよね^^


今の時代、どこまで研ぎ澄まされた

チームプレーが出来るかで勝敗が決まります。

これは、仕事においても同じです。

チームプレーを常に意識し、組織として成果

を出す。皆様も目覚めませんか?

【第456回】襟を正す。

2014年04月29日 | 日記
先日は営業ミーティング。

その中でさらに上を目指す

べく、建設的な意見が出ました。


我々は帰属意識がとても強い

集団だとかねてから思っていた

のですが、再認識致した先日です。


ぼちぼちの素材を使ってぼちぼちの

成果を得る組織であれば、個人技

重視で良いと思いますが、理想の

実現を掲げる会社であればある程

組織としての質を問われます。


先日はまさにそのような会議。

我々の価値観が末端の業者様まで

しっかりと伝わりきる風土にのびしろ

を感じる今日この頃、各個人から

出るわ出るわの改善点^^;


日頃より問題意識を持ち、仕事に

向き合っている証拠だと思い

頼もしく先日のミーティングを

終えさせていただきました。


日頃の仕事の質の基準を何処に置く

かで、掛け算方式で成果が違って

参ります。楽しく、そして凛々しく

、仕事と向き合いましょう!


さらに良い会社になるよう個人個人

が襟を正し自分と向き合う事を再確認

しあった記念日となりました^^

楽しくなってきましたよ^^

【第455回】乗り換え?

2014年04月28日 | 住宅
本日は、出会ってから3年が経ったお客様の

お引き渡しでした^^

3年という月日は長いようで短く、この間2人

のお子様の誕生
があった事を思うと長かった

のかもしれません^^




こちらのお客様もそうですが、一通りの住宅会社

を見てから、もりぞうへ戻ってくるというパターン

はもりぞうの建物を知ると良く良くご理解いただけると

思います。

一度見てしまうと、価値観が大きく変わります^^

最近は大手住宅会社からの乗り換え組が目立ちます!

大手住宅会社では出来ない一品生産のきめ細やかさ

真似できない独自性がかなり効いています^^

ご参考になる建築現場も、上がってきております。

是非、一度ご参考にして下さい。


【第454回】我々の役割

2014年04月27日 | もりぞう
私達の役割は、お客様の背中を押してあげること

と思われがちですが、実は違います。

我々は顧客の創造から入ります。このようなお客様

にお客様となってもらいたいなという思いです。

つまり、我々が考える世界観を楽しみたいという

方達と一緒に仕事をするのです^^

ですから、『背中を押すという表現』より

『目指すべき方向性を一緒に見ながら共に成長する』

と言う方が何かしっくりときます。

基本価値観が同じ方とは、見方、捉え方、考え方

が同じですから、その世界感がさらに加速するイメージ

です。もりぞうの建物は本当にとがっております^^

そこまでとがらせていいの?という位あえてとがらせてます。

それは日本人のDNAにピントが合う方達との出会いを

確実な物とする為です!続きは次回^^






【第453回】真のニーズを探る為にお客様との接点を増やす

2014年04月26日 | 住宅
いよいよ明日からGWですね^^

皆様は今回のお休みどちらに

行かれるのですか?

是非気をつけて、楽しく遊んで

来て下さい。

私共住宅業界はGWがお客様と

お会いできる1年の中でもとっても

大切な時期です。こちらも楽しく

頑張ります^^

さて、お客様ニーズや社会環境が

変わろうとしている中、本質を見失わず

営業展開をしている我が社
ですが、←社長かっ

ここにきて大変面白い事象に出くわします。

それは、自分の意識している事が

現実になるという現象です。

それも、想いが強ければ強い程...

例えば、本気でお客様の事を知りたい

と思うだけで、お客様は心を開いて

くれますし、向こうからお会いしたい

と連絡を戴けます^^

これは以前のイケイケの自分の時には

無かった事^^; つまり、軸足が

どこに向いているのかが重要で、本気

でこの方のお役に立ちたいと思う気持ち

が ”真のニーズ”を掘り当ててくれる

きっかけになっております。

続きは次回^^


【第452回】抽象化で本質を掴む

2014年04月25日 | 価値観
私が個人的に気に入っている抽象化のやり方に

戦略ストーリー本を読むことがあります。

その会社が進むべき方向性が戦略の中に多分に

練りこまれている会社はぶれない論理をもっています。

私はベストプラクティスとかケーススタディ的な

学びはあまり意味が無いとおもっております。

しょせんはそのケースの文脈に埋め込まれた断片的

要素にすぎません。ですから要素の繋がりまで

踏み込んだストーリーを理解し、そこから戦略思考

の支えとなる重要な論理を掴む事に注視します。


前回までのお話の中で、もりぞうが目指すスタンス

のお話をさせていただきましたが、この会社の面白い

ところはまさに戦略ストーリーをお客様が知れば知る程

もりぞうファンになってしまうという驚きです。

一般的に顧客が会社の戦略を知るという事自体ありえない

話ですが、実はここにビジネスチャンスがあります。

人は一度好きになった会社を応援したくてしたくて

たまりません。そして、それが突き動かされるような

面白いストーリーであればある程、力が入ります。

このブログを見て下さるオーナー様も多数いらっしゃい

ますが、おおよその方が「もりぞうの方向性いいね!」

とまるで株主みたいたな存在でお会いした時など

は接していただけます^^

このストーリーをお客様も含めた全員で共有していれば、

自分の一挙手一投足が戦略の成否にどのように

関わっているのか、一人ひとりが根拠をもって日々の

仕事に取り組めます。

戦略がどこか上の方で漂っている「お題目」ではなく

「自分の問題」になり、自分が登場人物の一人である

事が分れば、その気になります。こうした総力がとてつもない

強い力となると思っております^^

これからも応援の程宜しくお願い致します。


【第451回】違いのあるファサード

2014年04月24日 | もりぞう
前回の続きです。「GWはお祭り騒ぎ」、

だから店先を賑やかにして....という発想は

この増税後のお客様を意識した時にはピント

がずれている気がしたのです。

消費増税という動機付けがあった去年までは

まだ良かったかも知れません。ただ本来動機付け

とはお客様お一人お一人違っているもの、その部分を

導きだすのが我々の仕事であり、醍醐味であります^^


家づくりをするうえで、この動機という想いが強ければ

強いほど、コンセプトが立ってきます。しかしながら、

初めは顕在化しておりません。表に出ていないので

どのような家が良いのかが分らない中で展示場を見る

訳です。そこで各展示場との出会いがあるのですが

ここで想い出してもらいたいのですが、我が社は

こだわりある住宅を提供しております。周辺の住宅会社

との違いを鮮明に出し、高い識別眼を持ったお客様

との接点を大いに出す必要があるのです。

ですから、『違いの分るお客様には違いのあるファサードを』

コンセプトに、準備しました。

皆様、是非ご覧になりに来て下さい^^

雰囲気がかなりあると思いますよ。心よりお待ちしております。


【第450回】モンマルティ広場

2014年04月23日 | もりぞう
先日は、午前中お客様とお打ち合わせ^^午後より

GWイベントの設営を行いました。

今回の我々のコンセプトは『モンマルティー広場』

他社と違う大人の装いで、建築家にバリスタになって

もらい、モデル前で憩いの場を設け、ゆったりと

本場のコーヒーをご用意させていただく内容です。

いつもなら、店先は路店さながらの賑やかさを演出

するのですが、今年は敢えて変えました。

なぜか?

続きは次回^^

【第449回】異業種からの学び

2014年04月22日 | 価値観
先日は会社の仲間とランチミーティング^^

そして、その後は建築家のブレザーをみに

オダーメイド出来る仕立屋さんに伺いました。

ここで、とても勉強になったことが...

住宅とオーダーの服って似ているところが

多分にあります。まず、


1.生地(素材)によって金額の幅がかなりある点。

2.それをオーダーで造る際の縫製(職人)の違いによる金額の幅。

3.仕上がった”もの”が着る人にピッタリと合う為、

自然と笑顔が溢れてしまうという点です。



住宅もそうですが、お安いお店はとことんお安いです。

それは、素材にこだわらないから...

職人にこだわらないから....

一品生産のきめ細やかさにこだわらないから...

こんな簡単な話が、分らない人には分らない^^;

このもどかしさたるや....汗


しかし、先日はこの気持ちが痛いほど分りました。

私はオーダースーツにおいてはド素人。

最近は何着か造っておりますが、ほぼお任せ状態の

マグロ人間です。分らなければ安い方へ安い方へ行ってしまいます。

しかし、知り合いに生地に詳しい方や縫製に詳しいかたが

いらっしゃると、見るポイントが違ってまいります。

そして、そのポイントを自分で調べ出すと...もうお分かり

ですね!高級な生地でなければ駄目なんだと分ります。

高級な生地の存在を知ってしまうと、どうやってこの生地

はつくられているかとか、成分とかとても深くまで知りたく

なってしまうのがこだわりを持った人間です。

これって、もりぞうのお客様にとても似ているなと、思いだし

笑ってしまいました^^


実はローコストで家を建てたい人など一人も居ません。

しかし、素材について無知だから、又良い素材だと分って

いてもどう良い素材なのか?そこまでの知識が乏しいのです。

この現実を異業種から、学ばせてもらう機会になるとは....

仕事以外でも学べる機会は沢山ありますね! ← そして、仕事をしろっ!!








【第448回】捨てて良いプライド

2014年04月21日 | もりぞう
先日は4月中旬とは思えない程の寒さの中、地鎮祭を

行っておりました。思わずコートを羽織りたくなった

とっても寒い1日でした。

さて、こちらのお客様はなぜもりぞうで決めたのか

分らないという程、もりぞうへの関心度は当初は 0 ^^;

大手住宅メーカー2社を舐めるようにご覧になられていた

方です。先日も試しになぜ、もりぞうでお決めいただいたか

訊いてみました。すると意外な答えが返ってきたのです。

それは、「大手じゃないから」というお答えです^^;

皆様わかりますか?私はその時、ポカーンとしてしまい

禅問答の類か何か、かなとも思ってしまいました。

お客様曰く、”捨てて良いプライドと決して捨ててはいけない

プライドの線引き”がもりぞうは絶妙だったらしいのです!

大手住宅会社のプライド < もりぞうのプライド

という簡単な図式では無く、プライドへの価値観、もっと言うと

社員が会社の在り方を常に考えている会社との出会いは

驚きだったそうです。←とてもうれしい言葉でした^^


山梨支店では、一社員と経営トップが寸分の狂いが無いくらい

同じ価値観で仕事をするというのが、ステイタスです。

経営者の立場だったら、自分が思っている事、感じている事

を体現してくれる社員・組織との意思疎通は何事にも変えられない

ものだと感じております。今回のお客様は大手住宅会社では

決して捉える事が出来ない事象を捉えているもりぞうに何か

期待してしまったんでしょうね!

この期待にこれからも応え続けていきます^^

今後とも宜しくお願い致します。



【第447回】スリリングな渡り廊下

2014年04月20日 | 実例集
先日はフットサルが雨で中止に、そこで地元の大先輩

が毎週のように誘ってくれるソフトバレーの練習に参加

させていただきました。皆様のろうかいなプレーには

驚きました。スポ小バレーを終えた娘と友達も参加して

賑やかな練習でした。

スポーツが違えば、動かす筋肉も違うんですね^^;

フットサルの時には使わない筋肉が疲れているのが分ります。

さて、本日のお題ですが、まずこちらをご覧ください。







キャットウォークを改良した、渡り廊下です^^;

何度渡っても怖い^^;

なぜ、このような形としたか.....? 私も余りしっかりと

覚えておりません^^; 人と違った事をやりたいという

お客様の思いがとても強かった事だけは覚えております。


ちょっとこの廊下の優れたポイントをご紹介致します。

まず1点目は2階バルコニーからの光をしっかりと下の階に

届けてくれるという事です。洗濯物などを干した際に雨の

心配がないよう、バルコニーに深く軒がかかる形としました。

また、バルコニーの出幅も広い為、1階の南側が暗くなって

しまうのではないかという心配からです。そして、われわれの願いが

”もろ”にあたりました。光が燦々と入ってきて家がとても明るく

なるのです。

2点目は....とにかく子供が喜ぶという事^^何せ廊下を

渡っているだけでスリリングを味わえるのですからこの上無い

遊び場になります。そして、1枚目写真の奥は子供部屋です。

お子様が3人さんいらっしゃるので、倍率は高そう!

私が子供だったら絶対この廊下を渡って部屋にたどり着きたい

ですもの。。

本日はちょっと変わった渡り廊下でした^^





【第446回】手作り感あふれる化粧台

2014年04月19日 | 実例集
先日は、とっても熱い僧侶が我々もりぞうのファンとして

仲間入りをしてくれました^^ありがとうございます。

もりぞうスタイルをとても重要視してくれるお客様の存在

は、本当に励まされます^^これからも何卒宜しくお願い

致します。

さて、【第441回】の答え合わせと行きましょうか?

「ジャーン」こちらです ↓↓↓





とても雰囲気よく仕上がりました。如何ですか?

コーディネーターが長時間に渡り、打ち合わせし

、職人がそれに応えた傑作です^^

お客様もイメージ通りと、とても満足気でした。

一手間、二手間加えるからこそ、思い入れが

強くなります。皆様もこのような思い入れ

造りませんか? 楽しいですよ^^


【第445回】世情から読み説くもの

2014年04月18日 | 住宅
最近、株価の影響もあるかと思いますが、

サービス業・小売業など色々な業界で高級といわれる

ものが徐々にでありますが売れ始めているという

話を聞きます。

消費税率の関係もありますが、ただ、それだけでは

なさそうです。当たり前の話ですが、衣食住それぞれに

安いものから高いものがあり、自分に合うであろうものを皆様

選びます。ただ、衣・食においてはまだ、取り返しがききますが

”住”についてはどうでしょう?

ここに、最近ヒットしている、真剣に家づくりと

向き合っているお客様がとても多いのです。

そこに世情をからませて考えてみると興味深い話となります。


例えば『高齢化』『少子化』『人口減』から見えてくるもの...

また、日本を代表するような小売業などが正社員化

(↑良い人材を確保するという意味です。)しているこういう時流から

考えてみると...そうなんです。

明らかに人手不足の時代が近い将来訪れます。住宅業界

においては、職人さんが不足し、職人単価が上がります。

という事は、会社としての原価が上がるわけです。

これは価格の安さを最大の武器として、価格訴求型

で販売してきた会社のやり方が近い将来、出来なくなると

いうことを意味しています。

つまり、低粗利ながら、数をさばくことで粗利額

を稼いできた住宅会社がやっていけなくなることが

現実となると言う事です。

なぜだと思います?

それは、職人さんの数が減り、職人さんの価値が

これからどんどん上がるからです。

ですから、時間に追われる仕事をしなくなります。

職人さんの回転数を上げる事で勝負してきた会社が

時代に合わなくなるのです^^;


逆に価値訴求がしっかりと出来ていて、他社よりも

若干高いけどお客様に選んでいただける、

更に適正な粗利益率を確保出来ている、

職人さんに同業よりも少し高い賃金を払える、

こういう会社であれば、とても安心できると思います。

更に理想なのは、業者さんたちと共に学び、

共に育つことが出来る住宅会社。

協力業者さんと共に質を高められる会社が理想でしょう。

ローコスト一辺倒で、価値訴求が出来ない住宅会社さんが

行き詰っていくなぁ、と強く感じるこの頃です。


これからは、適正価格でお客様に選んでいただけるようになる会社

だけが生き残っていくのではないでしょうか?










【第444回】玄関廻りのクローク

2014年04月17日 | 実例集


入ってすぐ左が下駄箱です。

正面左が冬場コートなどを掛ける

エントランスクローク^^

そして、その右奥がゴルフバックや

スキーやスノボの板、また年に数回

しか出し入れしないものを収納する

クロークです。玄関周りにこれだけの

収納があると、特にご家族が多いお宅では

便利です。

玄関は昔から家の顔と言われており、

その家の品格を表します。

ここまで、すっきりさせなくても良いですが

常に見られているところですので、気を付けて

いたいものです。


【第443回】えっカーボン素材の校舎!?

2014年04月16日 | 住宅
先日の続きです。"木と鉄の棒でチャンバラ"を

イメージして下さい。殴り合うのは握りやすい

と言われる、手すりの直径3.4cm・長さ1mの

丸い棒状のもの。木はおおよそ360gほどで、片手で

簡単に振り回せる事が出来ます。ところが全く

同じ形でも鉄の方は重さ7キロを超えます。

振り廻すにもとても大きな力が要りますし、この

棒同士をぶつけあったら、木の棒が簡単に折れる

事は察しがつきます。

では、全く同じ重さの棒にする為に鉄の棒を細く

したらどうでしょうか?因みに7.7mm程の細い棒に

なります。これをぶつけ合ったら... もうお分かり

ですね^^比強度とはこういうものです。


水平加速度が加わる局面では出来るだけ軽く、そして

強度があるものが望まれます。木造の校舎が普及して

いる意味がなんとなく分っていただけると思います。

今後はカーボンで出来た建物なども出来るかもしれませんね^^;