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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第487回】外付けブラインド

2014年05月31日 | 住宅
本日お客様からの問い合わせで初めてその存在を

知った、”外付けブラインド”をご紹介します。

では、いきます。

空調のない昔から日本人は、夏の太陽光対策として

住まいの南や西側の窓にすだれやよしずを立てかけて、

室内が暑くなりすぎないように工夫してきました。

いくら室内のブラインドやカーテンで光を遮っても、

ブラインドやカーテン自体が太陽光で暖められて

どんどん熱を発生させてしまいます。

冷房を使いながら、同時に窓際で熱を発生させていて

はとても非効率的です。だから夏の太陽光は窓の外で

遮るのが、いちばん効果的なのです。


日射を窓の外で遮る外付けブラインドは、

太陽光エネルギーの透過率が10~20%と低く熱エネルギー

の流入をカットし、室内の気温上昇を防ぎます。

日除けのない普通ガラス(シングル)のエアコン稼働率を

100%とした場合外付けブラインドは25%にとどまり、

室内ブラインド(75%)と比較しても稼働率は約3分の1に下がります。



夏は外付けブラインドでしっかり太陽光をカットし、

室温上昇を防ぐことで冷房費も節約でき、

「がまんしない快適エコ生活」を実現できます。

環境先進国ドイツでは、冷暖房エネルギーの節約が建物から

排出される二酸化炭素の削減にもつながるため

外付けブラインドはすでにスタンダードな設備

として定着しています。

夏の暑い日本でも、今後の活躍が期待されるアイテムが

緑のカーテンと共にこの外付けブライドに

なるかも知れませんね^^

【第486回】トップと現場の一貫性

2014年05月30日 | もりぞう
先日は、モデルにおいて着工前の打ち合わせ

準備4件と着工中のお客様4件、計8件の資料

をまとめておりました^^;

そんな中である共通するヒントらしきものが...

皆様、もりぞうを気に入っていただけるだけ

ありまして、木曽ひのきが織りなす、森林浴

効果の建物や独自の冷暖房方法、和モダン

などに高い関心を寄せていただいておりますが、

中でも全員が全員、この部分は優先順位が高いな~

と思うところが”これです^^”

我が社は木曽ひのきを生命線に論理的な確信の下

年輪を重ねるように会社を着実に前に進めて

おります。この思いに私も賛同しようと思う方

が、もりぞうファミリーとして参画してくれて

いる事実が、この仕事をしていて病みつきになる

ところです。最近思う事は、この会社のステージを

”本丸の山梨”から、この1年で2ステージ

位あげるというプロジェクトです。その為には、

自分を含めメンバーの人間的な成長や組織としての質を

高める事に互いに『本気』になる事です。

我が社をけん引してくれている、本社の面々が

何かにつけ、山梨に相談にきてくれる...そんな

組織を形成できるメンバーだと断言できます。

『会社トップと現場に一貫性がある会社』 

これからもこのコンセプトに気持ちよく

徹底的でいきましょう^^

【第485回】一番おいしいご飯。。

2014年05月29日 | もりぞう
先日は恒例のスポ少バレー良い汗をかきました。

さて、前回からの続きです^^

当たり前のことですが、お母さんが我が子に

消費期限が過ぎたものを食べさせるわけが

ありませんよね^^;

本能的に安心だと思えるものだけを食べさせる

、それが愛情というものだと思います。

建物についても同じではないでしょうか?

徹底的に材料を吟味した上で、熟練した職人

が手塩をかけつくったものだけをお客様に

お届けする。そこには同じように愛情が自然と

注がれているのがみてとれます。。

その愛情を感じていただいた方

この人にも愛情を注いであげてと別の人を

連れて来てくれる。。

そうやって一番おいしいものだけを、お客様

に食べていただく。

我々が目指すものは、お母さんがつくった

愛情がたんまりこもった、ごはん

に近いかもしれませんね^^



【第484回】本物の直接施工

2014年05月28日 | もりぞう
先日は工程会議と合わせ大工ローテーション会議

以前にもご紹介したことがあると思いますが、

もりぞうでは大工は6組しかおりません。

大工一人当たり年間約3~4棟を完成しますので

山梨支店としては毎年、20棟前後、新たなもりぞう

オーナーが生まれているという事です。

熟練された大工が、施工精度にこだわり大切に

つくりますので、適正な時間を我が社では用意

します。つまり、時間に追われる仕事を職人

に求めません!

素晴らしい素材を腕の良い職人に大切につくって

貰いたいと思えばこその直接施工となります^^

ここまでこだわる理由は一つ、お客様に安心

して、もりぞうが提供する森林浴な家づくりを

堪能してもらいたいからです。

続きは次回^^

【第483回】『適切なモノ』を『適切な方』に『適切な方法』で...

2014年05月27日 | 価値観
今の時代、圧倒的に売っているセールスマンは、

とにかく商談していて楽しい。

今の時代、圧倒的に売っている店員さんは、

とにかく気持ちが良い。

商品や会社のブランドなんかより、

「この人から買いたい」とお客様が思って

しまうような何とも言えない魅力を

有しているのものです。

もちろん、その魅力を持つまでには、

日頃のさまざまな勉強や努力を積み

重ねているとおもいますが・・・^^;

結局のところ、お客様に魅力を感じていただけ

たとしたら、お客様は「この人の話をもっと聴きたい!」

と思ってくれるようになります。

つまり、自分が信頼を寄せる、尊敬する人間が

いいと思ったものは例外なく購買意欲をそそられる

という事です。ですから、売り手としたら

どのような方が我々のお客様像か?

もっというとどの層に買っていただきたいかを

じっくりと考える必要があります。

『適切な物』を『適切な方』に『適切な方法』

で販売する事の深さを議論する事もたまには

良いかもしれませんね^^

【第482回】誰に何を売っているか。。

2014年05月26日 | 価値観
本日は、打ち合わせが2件、雄大な富士の麓

とっても素敵な建物を予定しているお客様と

その富士を遠くから見守る中央市で建築中の

お客様との富士のビュースポットを期待しながら

のお打ち合わせです^^

さて、前回の続きです。

いきなりですが、皆様はアフェリエーターと

いう職種の方をご存知ですか?これはネットの

世界ではとても重要な位置を確立しました。

この方達は、企業側の商品の紹介や本の紹介

などをします。そのレビューを見た顧客が

自分が信頼を寄せるアフェリエーターからの

ものであれば無条件に良いと判断し購入する

という構図です。そうなんです。前回のお話

にもつながりますが、ネット社会といっても

人間的な根幹は変わることなく、この人の言って

いる事であれば間違いないだろうとか、選んだ

ものであれば私も購入するとか...です。

こういうネット決済においても人間的な部分に

着目し、成功を収めた楽天やアマゾンとは

対象的に『大切な部分を無視した』

星の数ほどあったネット企業は姿

を消し、跡形もありません^^;

つまり、『誰に、何を売っているのか』という

重要なコンセプトにフォーカスしている企業

が世の環境の激変に関係なく、一石を投じ続けて

いられるポイントであると感じます^^

続きは次回。


【第481回】一時情報の取得

2014年05月25日 | 日記
先日は、お客様のご紹介で老舗旅館へ勉強に行って

参りました。
大女将の年齢は93歳^^;

年齢からは想像できない程のお肌の艶や張り、そして

何より、オーラが凄かったです。最近の私のブームは

一次情報の取得です。尊敬する方からのお勧めのお店

や本などを教えていただきましたら、先ず真っ先にそれ

を体感しに行く(読むようにする)。どのような観点で

素晴らしいと仰られているのかを自分の肌で読み取って

いくことは、自分の血肉になります。

家づくりに携わっていて得に最近思う事は、この現象

と同じく、ご自分が信頼されている方や一目置いている方が

選ばれた住宅はどのような住宅なのか...?という事を

知りたいという方が、ここ数年、特に多くなっております。

それはなぜか...?

続きは次回^^


【第480回】実は脳の活性化?

2014年05月24日 | 住宅
この為、足を動かすと脳の血流にも影響が

あるのです。

でも、足りなくなる訳ではなく、どうやら

血流は良くなるのです。

行き詰った話し合いをしている時に、ふっと

トイレに立って席を離れた方が、行き詰りを

解消する発言をするのもこのためです。

(棋士で頻繁にトイレに立つ方がいらっしゃいますが

きっと脳の活性化を狙っていますよね^^)

体を動かす事は筋肉を鍛えるだけでなく

脳にも良い事なのです。足の筋肉の為では

なく、脳を鍛える為に階段の上り下りを

していると考えてみてください^^

そう考えると階段って良いリハビリですね!

【第479回】ランニングハイ

2014年05月23日 | 日記
最近、バレーボール、フットサルを通して

学ぶことが沢山あります。違う組織で属する

大切さをとっても噛みしめております^^

このようなスポーツを含め適度な運動をする

ことにより、健康を意識している人は少なく

ありません。

そして、人は簡単な運動をする事で気分が

高揚します。天気の良い日に、ふと走ると

楽しさがこみ上げてくるようなランニングハイ

という状態になる事があります。

走ることは脳の活動にも連動しているのです。

知られているように、人の体の中で最も酸素

を必要としているのは脳です。ところが人の

筋肉の7割は下半身に集中しています。

そのうち最も大きいのは人の太ももです。

いずれにしろ下半身を動かすのには大量の

血液を必要とします。

続きは次回^^

【第478回】住宅業界⇒○○業界へ

2014年05月22日 | 住宅
前回からの続きです。

賃貸住宅の業界では数年前から1DKや

1LDKの単身者が集まって住むシェア

ハウスの人気が出てまいりました。

また、家づくりをする人の中で、賃貸

併用という考え方が浸透してきたように

感じます。これは年金生活になった時の

家賃負担に不安を感じる方が一番多く、

その次に多いのが一人暮らしになった時

に、その家を売却するか、自分のスペース

も賃貸で貸して、自分が施設に入る為の

原資にしたいからという発想です。

さらには、自宅を改装してデイケアとして

活用する方法も地方を中心に人気が出てきて

おります。家族構成が様変わりをしてきて

いる今、家を建てる理由も、以前とは大きく

変わってきているのかもしれませんね...^^



【第477回】一人カラオケ^^;

2014年05月20日 | 日記
本日は地元でとっても有名な寿司屋の板さん

とのお打ち合わせ^^とっても素敵な家に

なりそうで、ワクワクしております。

さて、今回のお題に早速移ります。

ではいきます^^

最近、急増する”お一人様”。

単身世帯を意識した、一人用家電の

売り上げが伸び、一人客を意識した旅行プラン、

一人客専用のカラオケボックス、客室を一人用

に改装した温泉旅館やひとりでも参加できる

ゴルフコースなどなど...^^;

その背景には急速な少子高齢化や結婚しない

独身族や離婚、死別で一人になる人が増えている

という日本の人口問題があるようです。

日本の世帯数がピークを迎える2020年の予測では、

総世帯数5305万世帯の内、単身世帯は1827万世帯。

実に全体の34パーセント、3軒に1軒は一人住まい

になるという予想も出ています。

そこに夫婦のみの世帯や一人親と子という2人世帯

を会わせるとなんと、3465万世帯。

全体の65パーセント、3軒に2軒となります。


この予想推移を聴いて(見て)何を思いますか?

続きは次回^^

【第476回】戦略ストーリー=お話

2014年05月19日 | 価値観
前回からの続きです^^ いきます^^

自分で面白いと思っていないのであれば、自分以外

の様々な人が関わる組織で実現出来る訳がありません。

ましてや会社の外にいる顧客が喜ぶ訳がありません。

面白い事で無ければ人はなかなか努力を投入出来ません。

ついつい先送りになります。無理やり取り組もうとして

も、面白くなければ長続きしませんし、結局のところ

たいした成果も期待出ません。

ですから、その逆を考えてみてください!

自然体で向き合える時は取り組みも長続きしますよね^^

しかめっ面からは日常の思考の自然な延長には出てこない。

です。

戦略ストーリーは文字通り『お話」です。お話を聞いたり、

読んだり、話したり、つくったりすることの面白さは

人間にとって本源的なものです。

つまり、優れた戦略思考を身につける為に最も必要な

事、それは戦略をつくるという仕事を面白いと思える

かどうかです。結局のところ、それが戦略思考を習得

するための、最も効果的なアプローチだと強く感じます。

そして、ストーリーという視点は、戦略をつくるという仕事が

本来的にもっている面白さを、取り戻そうとするもので

あると感じます。

如何でしょうか?

【第475回】戦略づくりの面白さ

2014年05月18日 | 価値観
先日はフットサルにおいてなんと今期最高

の7得点をマークしました^^

周りが上手だけあり、ゴール前で待っている

私についたあだ名が、『不動のエース^^;』

仲間最高です^^

さて、前回からの続きです....ではいきます。

”ディズニーランド”で働きたいという方や

”スタバ”でアルバイトをしたいっという方

結構おりますよね!このように会社が

お客様に提供するアウトプットの価値に

帰属意識が求められているとしたら、

どうでしょうか?

会社で働いている喜び、お客様がそれ

を見ているだけで、何だか楽しくなってくる^^

今から企業はこのような意識を社員が自主的

に持つ工夫をする必要が多分にあると

思います。

その会社にどっぷりつかっている人程

会社のストーリーを語れます。

戦略をストーリーとして捉え、

組み立てる事はそもそも創造的で楽しい

仕事です。眉間にしわを寄せながら、

戦略を考えている人が余りにも多い気が

します。単純に要因を列挙したり、テンプレート

に従ってひたすら分析したり、ベストプラクティス

をベンチマークしたり、自分でも半信半疑の

前提に従ったシミュレーションを繰り返す。

戦略づくりがこうした仕事であれば、自然に

面白がって取り組める人はよっぽどのマニア

以外ほとんどいないと思います。

つまり、戦略は『いやいや考える』ものでは

ありません。まずは自分で心底面白いと思える、

思わず周囲の人々に話したくなる、戦略とは本来

そうあるべきです。

如何でしょうか?


【第474回】マーケティングとは...ひたすら消費者の好みに近づくこと。

2014年05月17日 | 住宅
先日は社長ミーティング^^参加できずにとても

残念です。 ← この~太鼓持ち^^;

さて、前回からの続きです。ではいきます。

消費者の好みに近づくといっても、お客様に迎合

して、「なんでもあります」というのではありません。

例えば、最近流行りの屋上リビングやソーラー発電

で家計を助ける家、その上にローコストなどなど...

それが消費者のニーズとして思い取り組んでいると

会社としては、大打撃を食らいます^^;


それより、『これがわれわれの家です』という

自信をもって、売れるコンセプトを絞り込み

自分達のターゲットにきちんと照準を合わせ勝負

に勝つことが大切です。売れる売れないはお客様

次第というのは、言ってみたらとっても無責任です。

その上でさらにお客様の好みをしっかり見据えて

それに会わせて近づいていく。その為のマーケティング。

きちんとした、こちら側のポリシーやコンセプト

を熟させた上でのマーケティングが必要だと思います。

この一点突破を会社全体に展開させると強くなります。

↑↑ ただ、100人いれば100色これが非常に難しい ^^;

だから、会社の行動規範をしっかりと個人が抑えて

おく必要があるのですね!




【第473回】わたしつくる人、ぼく売る人。

2014年05月16日 | 住宅
先日、地元の建築業者の友人と話をしていた時の事。

その会社は最近とある、会社のフランチャイジーになり

以前にもまして、今回のお題の問題にぶち当たっている。

本来ならば商品のつくり手がそのまま売り手になるという

のが理想的な形。しかし、組織がちょっと大きくなってくる

とそういう訳にはいかなくなり、商品開発と販売との間に

溝が生まれてくる。すると、とかく「わたしつくる人、

ぼく売る人」になりがちなのがこの世界。勿論そんな事では

売れるものも売れない、悪循環に^^;

つまり、考え方を有機的に捉えると、開発・販売の

コンビネーションを確かな物とすれば、しめたものとなる。

まーこれが中々難しいので何処の会社も苦労していると

思うのですが...これを解決するのが地に足を付けた本格的な

マーケティングです。 

続きは次回。。