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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第2929回】成長につながる時間を見つける

2022年09月30日 | 日記

本日で9月も終わり、

益々、秋の気配が色濃く

なってきますね。

 

運動の秋、読書の秋、食欲の秋、

秋の夜長などこの秋はプライベート

が充実しそうなワードが沢山。

 

夏には出来なかったことを見つけ

成長につながる時間を謳歌したいものです。

 

 


【第2928回】パトス

2022年09月29日 | 価値観

私、学生時代に先行していたことも

あり、哲学に対しては興味を超える

「何か」を持ちながら疎遠に

なっておりました。

 

学ぶ必要性を感じていながら、

何冊かの本を手にするものの、

挫折してきたのが実態です^^;

 

そんな時に、メンターから良い情報を、、

山口周さんの「武器になる哲学」。

 

哲学に関していろんな本が

執筆されていますが、

なぜ大半の人が挫折するのか、

というところまで

非常に掘り下げて書いて下さっていて、

更に過去の偉大な哲学者の哲学を

現代でどのように活かして

いくのが良いか、

というところまで解説して

下さっているので、

哲学されていない人でも

読めるようになっているそう。

 

山口周さんの著書を要約すると...

アリストテレスの「ロゴス・

エトス・パトス」について。

 

アリストテレスは人を動かす

上で大切なことを

 

「ロゴス」

「エトス」

「パトス」

 

の3つである、と説いているそうです。

 

ロゴスとは、論理。

エトスとは、倫理。

そしてパトスとは、情熱。

 

この3つの要素を用いて、

相手にメッセージを伝え続け、

ベクトルを1つの方向に向け、

推進力を高めていくことが

カオスな時代程、求められるとの事。

 

・小手先の手法ではなく、

   本質的なことをお伝えする

・なぜこういうことに取り組むべきなの

   か、ということを論理的にお伝えする

・情熱を持ってお伝えする

   ということ。

 

 

お客様に御伝えする際に

心がけていたことですが、

これこそ、「ロゴス・エトス・パトス」

なのでは?

と改めて感じることができました。

 

特に今の時代、「パトス」が

非常に重要だと個人的に思っています。

 

情熱を持ってメッセージを発信する

ことができているでしょうか?


【第2927回】QOL

2022年09月28日 | 日記

昨日は久しぶりのサッカーでした。

久しぶりすぎて、色々な筋を

のばしてしまい、ちょっと大変です^^;

 

さて、皆様は定期的に運動など

やられておりますか?

 

ゴルフやジョギングなど年をとっても

出来るスポーツはいいですよね、、

 

長寿命化に伴い、問題となるのは

QOLです。人生100年時代言われて

おりますが、最後の10年~15年の年月

を実質健康で生きられる方がどの位いられるか、、

 

体内に入れる食べ物や、一緒にいる仲間、

体を動かすなど、良いモノを選び取り入れて

行きたいものです^^

 


【第2926回】給湯器の納品はまだまだ不安定!?

2022年09月27日 | 住宅

気候の良い季節は朝の目覚めが

良いですね。

 

さて、本日のお題ですが・・・

 

建築資材高等や資材不足が

原因で給湯器関係の納品が

まだまだ不安定です。

 

新築は完成時期に向け発注すれば

良いので特に問題は無いのですが、

問題は建て終わった後の方々・・・

 

築15年を過ぎると、給湯器の

不具合が出て参ります。

 

特に地方ではエコキュート人気

が高いので突然壊れるとメーカーや

品番によっては半年待ち

なんていう事もざらに御座います。

 

今の時期はまだよいですが、これから

秋本番そして、冬・・・

 

お風呂に入れないのは大変です。

築10年を超えたらまめに給湯器の点検

をすることをお勧め致します。

 

壊れるときは突然です、、

 

我が家のエコキュートもそろそろ

直せるかな、、


【第2925回】本物が残る時代

2022年09月26日 | 住宅

昨今のご来場時には約80%の方が

ホームページをご覧いただいております。

 

事前に下調べをされ、ご来場いただいて

いる訳ですが、コロナ以降この導線が

加速しており、

 

各社、その導線にちょっとでも触れらるよう

ユーチューブやTIKTOK、インスタ

などを活用し発信をしております。

 

ただ、拡散能力があるSNSを活用しても

肝心の口コミが機能していない会社が

多いです、


そのような背景から、

インスタなどで見せる

工夫はプロ並み、

一方で施工精度は並以下という会社が

通用してしまう時代がそろそろ終わろうと

しております。

 

本物が残る時代、退場する業者が

徐々に炙り出されてきております、、

 

正しい知識と情報を得て賢い家づくり

をしてまいりましょう!


【第2924回】5キロ圏内の軌跡

2022年09月25日 | もりぞう

本日、杉並区は松庵・西永福

でもりぞうファミリーが誕生します。

 

浜田山展示場から5キロ圏内はお陰様で

大変な盛り上がりです^^

 

皆さま、木曾ひのきの魅力に気付き

建物性能の違いに触れ、五感でもりぞう

を感じまくっております。

 

 

まじめに良い家づくりに勤しむことが

昨今のカオスの状況を打破する唯一の

方法と自覚しております。

 

今後共どうぞよろしくお願い致します。

 


【第2923回】正しい施工が大切な理由(わけ)

2022年09月24日 | 住宅

朝晩が気持ちの良い季節となりました、、

さて、前回の続きです。

 

まず基礎断熱の場合、基礎が

完成した後、1階の床を

構造用合板でふさいでしまうと、

基礎の中の空気が動かなくなり、

コンクリートから出てくる

水蒸気が中で溜まり、

カビが生える可能性が高いのです。

 

それを防ぐための対策が必要なのですが、

それを知らずに普通の床断熱

と同じ工程で進めると、

基礎内部や1階の床下地の裏面にカビが

生える可能性大です。

 

そして基礎断熱は、基礎の空気を

家じゅう循環させるので、

基礎内部にカビがあると

大問題となるのです。

 

そんなことを知らずに、基礎断熱を

している住宅会社も残念ながら

存在する訳です。

 

更に基礎断熱の場合、防蟻剤の

選定が重要です。

 

基礎の内部と室内を同じ空間として、

空気を循環させますから、

防蟻剤は農薬系のものを

使ってはいけないのです。

 

ところが人体への安全性という、

最も重要なことを理解せず、

基礎断熱なのにも関わらず、

使ってはいけない防蟻剤を使っている、

素人住宅会社も存在するのです。

 

しかもその会社、年間数百棟やっている

会社だったりします。

 

悲しいかな、それが業界の現実なのです。

 

本当にレベルが低いのです。

 

こういう会社を退場させるために、

しっかりと勉強し、真面目に家づくりを

している住宅会社がもっと受注し、

たくさんの家を建てるように

ならないといけません。

 

情弱エンドユーザーは、

大幅値引きする住宅会社の

施工品質に疑問を持たず、

結果として施工品質が悪い住宅に住み、

住んだ後、多くの問題を

抱えることとなるのです。

 

レベルが低い住宅会社を退場させ、

情報収集と分析力が高い

エンドユーザーを増やしていく。

 

その方向に少しでも進んでいけるよう、

今後共、邁進してまいります。


【第2922回】細かいようですが大切にしてもらいたい部分

2022年09月23日 | 住宅

昨日は立川にて建築された

お客様を完成宅案内を致しました。

 

お引渡し当時と比べると、断熱性能

や施工精度が上がっているので

お知り合いに紹介する際の参考に

していただけるとのこと、、

 

さて、この仕事をさせていただいていると、

業界のいろんな問題が悲しいことに

耳に入ってきます。

 

正直、大半の方が知っている住宅会社や、

都内トップクラスの住宅会社も、

やってはいけない施工ミスを多々、

しています。

 

例えば、熱が天井から逃げていかないよう、

住宅は屋根面、もしくは天井面で断熱処理を

する必要があります。

 

天井断熱の場合、

セルロースファイバーなどの断熱材を吹きこむパターンと

グラスウールをただ、天井面に敷く場合があるのですが、

このグラスウールを敷くだけの場合、

天井から排気する換気システムと相性が

悪すぎる問題があります。

(ちょっと専門的すぎますよね・・・)

 

天井から給気、もしくは排気する換気システムは、

天井裏にダクトが走るのですが、

そのダクトとグラスウールの取り合いの

部分で隙間なく施工する、

ということが、ほぼ物理的に不可能なんです。

 

実際、断熱材に大きな隙間が生まれるのです。

 

でもUA値計算では、そんな施工不良は一切計算にいれず、

完璧な精度で施工されたものとして、計算されます。

 

どんな性能が良い断熱材を使っていても、

隙間ができたら断熱の意味なんてないんですけどね。

 

皆さんがよく知っている住宅会社の施工現場で

当たり前のように起こっている施工不良です。

 

また、私は基礎断熱推奨派でして、

基礎断熱をすることで、

冬の床冷えを防ぐことができ、

床暖房など使わなくとも

あたたかい家にすることが可能となる、

という点で、基礎断熱を推奨しています。

 

ただ、基礎断熱をする際に注意点が2点あるのですが、

そのことを理解せずに基礎断熱をやってしまうと

後々大問題となることを知らずに、

誤った基礎断熱をやっている会社も結構存在するのです。

 

続きは次回。


【第2920回】ブランドをブランド足らしめる理由

2022年09月21日 | もりぞう
いきなりですが、、

シャインマスカット

といえば、山梨。


もちろん、岡山や長野など

でも美味しくて甘い

シャインマスカットは

ありますが、山梨県という

フルーツ王国のブランドには

敵いません。


山梨のシャインマスカット

というブランドをブランド足らしめる

土地の地形や気候環境があります。

地元ですからアツく語れます^ ^



では、ヒノキと言えば






そう、銘木ヒノキも産地で決まるのです。

どの様な土壌か、気候環境か

標高かなど、やはりブランドを

ブランド足らしめる要素が

沢山絡み合っております。







銘木、木曽ひのきが香る

建て方が楽しみです^ ^





【第2918回】タワマンの弊害

2022年09月19日 | 住宅

本日は某大学教授との打ち合わせ。

毎回色々な面白い話を頂き刺激を

頂いております^^

 

本日はタワマンについて・・・

 

今や住んでいることがステータスと

なっているタワーマンション。

不動産経済研究所が発表した

「超高層マンション市場動向」によると、

近年、完成予定の高層マンションは

日本全国で320棟近くもあり、

東京都心部や東京湾岸エリアを

中心にハイペースで供給が進んで

おります。

 

現代の日本人にとって、

それだけタワマンは“憧れ”であり、

人気の物件です。しかし一見、

快適そうに見えるタワマンも

「いいことずくめ」というわけ

ではないとのこと。

 

なかでも意外と知られていないのが、

高層階がもたらす「健康被害」の可能性。

 

 

そもそも、タワマンの高層階に住めば、

少なくとも地上から15m以上は離れた場所で

生活することになる。そこで

危惧されるのが、

抑うつなどの症状だとのこと。

 

建設省建築研究所(当時)の

渡辺圭子教授が1994年に発表した

論文「集合住宅のストレスと

居住者の精神健康」は、

「高層集合住宅はその高さゆえに、

外の明るさ、雨の音、樹木の緑といった

外界による刺激が乏しい」と指摘する。

 

知見や知識を蓄えておくことは

大切ですね、、

資産家や賢い方達が平屋や

低層住宅にお住まいになる理由

が分かる気がします。

 


【第2917回】ゲームチェンジ

2022年09月18日 | 住宅

この秋冬、電気代に各家庭

ビックリすること

になるかと思います。

 

ご存知の通り、円安が進行し、

原油や天然ガスの供給もロシア

のおかげで不安定。

 

このダブルパンチの影響で、

電力会社はどこも赤字なんですね。

 

電気を生産するのに、原価が

大幅に上がっている。

でも、その原価上昇分を全て、

売電価格に反映できなかったのです。

 

転嫁価格の上限を国から

決められていたので・・・。

 

その結果、各電力会社が

千億円単位で赤字なんです。

 

で、この秋から、転嫁価格の

上限撤廃がはじまるので、

日本各地の電気代が大幅に

上がるということになります。

 

皆さんが想像している以上に

上がると思います。

 

ですので、今後は電気を出来るだけ

電力会社から買わずとも、

生活していけるような住宅が

求められるようになる、

ということです。

 

住宅の性能値を高める、

ということは基本で、

プラス太陽光や蓄電池、省エネ設計など、

トータルで購買電力量を減らす提案が

求められる時代となるでしょう。

 

新築業界のルールが変わるのです。

 

この新しいルールにおける最適解を

ただいま企画しております。

 

また、発信して参ります。


【第2916回】ダイノックシート

2022年09月17日 | 住宅

玄関ドアの表面が剥がれて、新しく

したい時、玄関ドア自体を新しく

するという選択肢が出てくるかと

思います。

 

ただ、もう一つの選択肢がある事は

中々浸透しておりません。

 

それは、玄関ドアシートを既存の玄関ドア

に貼るという選択肢^^

 

 

築10年経過したお客様に是非お勧め

致します。

 

如何ですか??


【第2915回】昭和レトロ

2022年09月16日 | 住宅

最近、本屋の建築コーナーに行くと

「平屋」 「無垢」 「軒の出」

というワードが入ってくる、、

 

今は昭和レトロブーム

昔懐かしい情緒ある風景や

モノを愉しむ傾向にある。

 

建築も古き良き時代を愉しむ

時代に入ってきたのでしょうか。

 

「和」を大切にしてきた我々

においては、若い世代にこの

古き良き時代の良さを発信して

いく使命があるかもしれませんね。。