【第336回】輻射暖房

　オーナー様宅廻り（カレンダー配り）もそろそろ終わりを迎えようとしております＾＾

　その中で輻射暖房を使用している方達から、毎年のように言われるのが、この素晴らしさ
を周りの方達にお伝えしたいのですが、どう伝えたらよいか分らないので、一度家に
遊びに来てとしか言えないという、もどかしさたっぷりの言葉です。

　本年度はこのブログの存在をお伝えして廻っているので、『熟成を楽しむ』の第7回～11回を広げて
戴いております。

　そのような中で、オーナー様からこんな表現が正しいかもしれないというアドバイスを幾つか戴きました。

　1、通常の家ともりぞう輻射暖房を取り入れた家との違いを話をする際、シャワー
を浴びているか、湯船に浸かっているかの違いをお話したらどうかというアドバイスです。

　通常の家はエアコンなどで暖気をシャワーのようにして浴びます。しかし輻射暖房は
まるで湯船につかっている感覚との事。
　
　非常に良い温度なので、快適だし、常に薄着でいられる。外の温度がまるきり分らないので
薄着のまま外に出てしまうのが、たまに傷だとの事。

　2、茶碗に暖かいお湯を入れ、そのお湯をこぼしても、その茶碗がその暖かさを保持している
ように、構造躯体に蓄熱していくこの輻射暖房は、住んでみないと中々ホントの良さは
伝わらないとの事。一度、お客様を泊めてあげたいとの言葉も出ている程です＾＾

　3、体温が奪われないのが分る家はそうないのでは？これをもっと、しっかりと伝えるべきだと
の叱咤激励＾＾；

　この方達を営業マンにしたら、相当な受注をいただくのだろうなと思って聴いておりました＾＾；
やはり、オーナー様は精力剤ですね＾＾

　

　

　

【第335回】むくり＾＾

　もりぞうといったら、木曽檜に輻射暖房にむくり屋根ともっぱらもりぞうファン
の間では有名ですが...＾＾



さて、「このむくり屋根ってどうやってできるのか？」
と思ったことはありませんか？　今回は、なかなか見られない
むくり屋根の下地をご覧いただこうと思います。

建て方工事中です！







では、もっと屋根に近づいてみます！
緩やかに湾曲しているのが伝わるでしょうか？









むくり屋根は、特徴のあるかたちですが、主張しすぎない
自然な美しさが好評です。



　今回は分かりやすかったので、茨城支店の写真＆白模型＆コメント
をお借りしちゃいました....＾＾；


　ありがとうございます^^

【第334回】木曽ひのきの不思議

『木曾ひのきがいいのは
　　　香りだけではありません！
　その強さを簡単に知る実演コーナー』




向かって右から、ホワイトウッド集成材。
中央が杉の無垢材。そして
一番左にあるのが、もりぞうの特選一等級木曾ひのき材。



それぞれに釘を打ち込んでいただき、
バールで１本１本抜いていただきます。



一番抜けにくい木はどれだと思いますか？





ホワイトウッド集成材や杉材は、わずかな力で
簡単に抜けてしまいました。
写真を撮るのも、それぞれ１枚ずつ
シャッターを切るのが精一杯なほどの速さだったそうです＾＾；

建築工事には、たくさんの釘やビスを使います。
構造材の違いで、簡単に抜けるものもあれば、
なかなか抜けない木曾ひのきのようなものもあります。

（最後まで抜けなかったらしいです＾＾；）


長年の荷重や大きな地震が来た時のことを考えると、
どちらの材料が安心いただけますか？
腐りにくく、シロアリの食害も受けにくく、
強度も高く、耐久性も高い、
もりぞうの木曾ひのきに軍配あり！


　今回は長野支店のブログを拝借しました＾＾；

【第333回】だから...スタンスが変わります＾＾

　前回の続きです。

　自立型になるだけで、以下のものがこのように180度変わります＾＾


　働く意識　強制（やらされ感)→自律（わくわく感）
　働く動機　お金・出世（地位)→やりがい・達成感
　営業方針　売り込む事→選ばれること
　職場の人間関係 手順（やり方の共有)→価値観の共有
　社員教育　欠点を矯正する→長所を伸ばす
　取引先関係 下請け（上下関係)→パートナー（対等）
　会社の捉え方　給料をくれるところ→自己実現の場
　会社が目指すもの 利益の極大化→理想の実現
　上司部下の関係 プレッシャーをかける→サポートする
　上司への報告　言い訳型→提案型
　顧客ニーズ　安さ・機能→購入後の幸福感

　

どうでしょう？ワクワクしませんか？こんな会社＾＾
　

　組織はその持っている風土で簡単に良くも悪くもなります。
　
　社員が常にワクワクした気持ちで仕事に取り組めることの幸せを
日々感じながら、本日も打ち合わせを行います＾＾

【第332回】やらされ型と自立型

　組織風土という視点で組織を分類すると、「業務遂行型」と「問題解決型」
の2種類に分けることが出来ます。

　「やらされ型」と「自立型」と言った方が分かりやすいかもしれません。

「やらされ型」は、上からの命令があってその内容を着実にこなす。マニュアル
通りに仕事をこなしているイメージです。

　それに対して、「自立型」というのは、現場が自分たちで工夫して仕事のやり方
を変え、問題を解決していく組織です。

　今の時代に、どちらが生き残れるかは明白ですよね。

勿論、「自立型」といっても放任主義ではいけません。会社には活動の規範となる
ビジョン・理念・目的があり、それが末端までしっかり浸透していることが必要です。

　もりぞうの強さの秘密はまさに前回の行動規範にみられる通りです。

　続きは次回＾＾

　

【第331回】もりぞう行動規範

　 株式会社もりぞう 行動規範


１．法令および社会規範の順守
・私たちは国の法令、社会規範、社内のルールを守り高い倫理観に基づいて、社会に信頼さ
れる企業活動に努めます

２．社員個人の尊重
・私たちは、全体目標が個人の幸福につながる企業活動を通じ、社員の誇りを醸成させます
・私たちは、チームワークを大切にし、全員参加の共通目標達成を目指します
・私たちは、自由闊達に提案・提言を行い、お互いを尊重し合う企業風土構築を図ります

３．お客様指向の徹底
・お客様からの高い信頼と満足を頂き、長きに亘って感謝される企業を目指します
・お客様の声に耳を傾け、企業活動へ的確に反映させ新たな価値の創造を目指します

４．公平かつ公正な企業活動
・全ての関係者との間で公平かつ公正な関係構築に努め、企業の社会的責任を果たします
・私たちは、取引先との協力関係を深め、相互に価値を創出し共に繁栄する関係を構築しま
す

５．環境保全・資源の保護
・私たちは、企業活動に於ける省エネルギーを推進し、地球環境保全に貢献します
・私たちは、事業活動を通じ、貴重な資源である木曽ひのきの森の再生産サイクルの維持・
推進に努めます

６．地域社会への貢献
・私たちは、誰もが地域社会の一員であることを認識し地域社会との調和や連携に努めます
・私たちは、良き企業市民として積極的に社会貢献活動に取り組みます

このような会社です。如何でしょうか？

【第330回】事業の目的

　先日、正しい目的、正しい目標を設定するという話をしましたが、
現代経営学の父といわれているピータードラッカーは「事業の目的は
顧客を創造する事」と力強く提唱しました。

　そして、その目的を達成する為にマーケティングとイノベーションが
あると続けております。

　圧倒的な需要に対して供給が足りない高度成長の時代なら、同業他社と
横並びでマーケティングやイノベーションを行っていれば、売上を伸ばす事
は出来ました。

　しかし、今はマーケットがすっかり成熟し、現状維持さえおぼつかない時代。
多くの企業に閉塞感が漂っています。

　この閉塞感を打破するヒントは、顧客とじかに接している現場に必ず転がっている
と我が支店の支店長は常に言っております。

　問題は、現場にいる社員がそのヒントに気付くかどうか？

　それには、個人の「気づく力」とその会社の「組織風土」が大きく影響します。

　と、言う訳で次回は我が社の組織風土の源である「行動規範」をお見せしちゃいます＾＾

　お楽しみに！

【第329回】掲げた目標に理由があるか？

　本日も、オーナー宅訪問、その帰り道、ランニングやウォーキングを
している方達を見かけました。

　実際にはどうかわかりませんが、かなりの年季の入り方で、
自然の流れの中で行われているような馴染み方です＾＾

　毎日、走るというのは習慣だと思いますが、何かしらの目標、（例えば富士山
マラソンに出るとか、持病の克服の為だとか...）

　に向けて走っておられるのだと思います。
そして、その目標には何かしらの理由が感じられます。

　私達も、毎年毎年、目標を掲げるのですが、例えばそれが

「それくらいなら達成できそうだから...」
「自分の時間も確保できそうだから...」
「自分達家族が食べていけるから...」

　というような軽い気持ちで掲げた目標であれば到底、達成する事は出来ないでしょう。

掲げている目標の理由が明確でない言う事は目標でもなんでもないと最近強く思います。

　そういう意識の我々が、その目標に向けて自己啓発に取り組むとも思えませんし、
例えしたとしても、身にはならないでしょう。

　正しい目的、正しい目標を設定し、その上でいろいろと学び、行動を変えていきたいものです。

　
　

【第328回】繋がり

　サッカーのベルギー戦をご覧になりましたか？

日本選手躍動しておりましたね＾＾

　繋がりがあるプレースタイルに”今”を感じました。

　サッカーに限らず、繋がりを感じるとなぜか”ほっこり”
した気持ちになります。

　とても安心しますよね＾＾

　頑張っていると、それを支えてくれる人、若しくは
助言してくれる人、温かい眼差しで見守ってくれる人
様々ですが、それらを感じた時に一人では無いとホットします。

　一人で出来る事には本当に限界があり、どれだけ周りから協力
を得られるかが成功のカギになる事は周知の事実だと思います。

　ただ、周りが見えていないと、一人でドリブルをして、孤立し
周りに迷惑をかけます。それに気がつきパスを廻し始めて、周りとの連携
が生まれ、その楽しさに気がつくと、その連携がチームにさらなる高みを
みせてくれるようになります。

　そんな組織が、常に自分が所属するチームから生まれるという現象が
私の理想です＾＾

1人1人の力を組み合わせ最高のチームにしていきましょう(゜∇^*)

　
　

【第327回】手帳術＾＾

　本日はちょっと早いですが、年末恒例のオーナー様へのカレンダー配り＾＾
毎年の事ながら、凄いパワーを戴いております。【第22回参照】

　さあ、明日は県民の日で子供達がお休みの模様。私も明日は定休日なので
一緒に遊べたらと思っております＾＾

　仕事柄、計画をする際に時間で区切る癖がついており、遊びが時間割になるところ
が面倒臭がられるので、明日はあまり予定を詰めずに計画を立てたいと思います。

　計画と言えば、皆様、一日の計画はいつ立てていらっしゃいますか？
前日ですか？それとも当日ですか？それとも場当たり的に過ごしておりますか？

　これ、結構需要ですよ＾＾我が支店では、1週間のスケジュールを日曜日に計画
します。翌週の月～日までの計画ですから、それを綿密に組むとなると、15分くらいは
平気で手帳とにらめっこです＾＾

　1週間分の予定をおとすの？と声が聞こえてきそうですが...＾＾；

　実は慣れてくるとこれが一番良いのです。

　まず、家族⇒お客様⇒自分事という優先順位で埋めていきます。

1週間分の予定をしっかり組もうと思うと、色々なものが絡み合ってきて、ただ単に一日分の
スケジュールを考えるより濃密な内容になってくるのが分ります＾＾

　私の手帳は1日１ぺージタイプで朝8時～夜9時まで予定が書きこめる形です。その横に
チェック欄があり、ちょっとしたメモが書けるようになっております。

　このメモ欄が私の秘書的な役割を担っており、ちょっとしたことでも書くように
しております。例えば10日後に建築家の先生に依頼していたプランがアップするので、
その3日前にはラフプランを戴き、コーディネーターと見積り打ち合わせというメモをする
といった事までです＾＾

　1週間分の予定を考える際には、このチェック欄がとても効果的に働いているのが分ります。

　そうすると、忘れ癖がなくなるのは勿論ですが、余計な事をずっと頭の中に置いておく
必要がないので、顧客との打ちあわせなどにとても集中出来るのです。

　これは、私の大好きな先輩から教わった手帳術で、このスタイルにしてからは
忘れ癖がピタッと止まりまし、充実した1日が送れています＾＾

　一度お試しください＾＾

　貴重な一日を過ごす大切なツールですから、もっと効率的になるように日々考えていきたいものです＾＾

　

【第326回】世界感の発信

　本日、一日事務所で資料整理と商談準備を行っておりました。

そのような中で、なぜこのお客様とはご縁があって、このお客様とはご縁が無かったのだ
ろうと考える時間を意識的に持つようにしております。

　このような事を行うと、このお客様には何が響いて、何が響かなかったかが明確
になります。勿論お客様の嗜好がありますので、一概に言えないとは思いますが...＾＾；

　皆様、家づくりは一生に一度の買い物なので慎重になるとお思いでしょうが、ほとんど
がファーストイスピレーションで決まっております。

　この会社何か雰囲気が良いな～と思ったところが、土俵に上っているのです＾＾；

業界が成熟してくると、単なる商品力だけではお客様に支持されなくなります。

飲食店であれば、単に美味しい食事を出すだけのお店は、
周囲の競合店のレベルが低ければやっていけますが、
競合店のレベルが高い場合、ただ美味しいだけでは商売で勝てません。

そのお店、店主、スタッフから、何らかのメッセージが伝わってくる。
そしてそのメッセージに何となく心を動かされる。

　更に、食事の間、そのお店に居るスタッフや他のお客様を見ているだけで楽しい。
こんな空気感、言葉を変えると世界観を発信していかなくてはならないと思っております。

　業界問わす、好業績を残しているところは、最重要課題になっているのではないでしょうか？

　自分達の言動をしっかりと見直し、改善するべきはし、もりぞうカラーをもっともっと
発信して行く事を心に誓う一日となりました。



　

【第325回】全館加湿

　ますます寒さが厳しくなっている気がしますが、

皆様はお風邪などひいてませんか？

冬はどうしても、お身体が冷えてしまうので、

血行やリンパの流れが悪くなり、

免疫力が下がってしまい、風邪や

インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

また、空気の乾燥も、風邪をひきやすくなる条件です。

ということは、風邪を引きやすくなる原因は

「冷え　と　乾燥」

にあるといえるのではないでしょうか。


逆にいえば、風邪予防には

「身体を温めて、湿度を与える」

のが有効なんですね！

　今から来る、冬、特に山梨は乾燥注意報が

出るくらいの乾いた空気が

風邪菌を増殖させます。

　そんな時にお勧めなのが加湿です。御存じですよね＾＾；

ただ、この加湿を一般住宅の建物全体で行える、全館加湿

は意外に知られておりません。

というより、これを出来る住宅が少ないのです。

　なぜか？建物技術（気密・断熱が追い付いていない）

という事と、システムの構築が無い事があげられます。

　家族構成や、間取り、設備によってはご提案しております

ので皆様、ご興味のある方はお声を掛けて下さい＾＾


　

【第324回】床面を暖める輻射暖房

先日の続きです。

　
人間の体はとても面白い構造になっております。
温度センサーが2か所あり、その一つを一生懸命守ろうとするのです。【第129回参照】

　このように、足元を暖めるというのはとても大切で、湯たんぽやコタツで
足元が暖かいと幸せを感じる方は多いはずです＾＾

　最近、朝の外気温がグーッと低くなってきました、気温自体は5度～7度ですが
皆様、アスファルトとかの温度を測ったことなどありますか？

　実は、この時期でもマイナス3度位になっているのです。ですから外仕事の
方は、靴の中敷きを1枚増やしたりして、なるべくくるぶしサンサーが働かない
ように、無意識のうちに体を守ったりしているのですね＾＾

　つまり、家の中でもこのようなことが起きない工夫をする必要があるのです。
これは基礎など、建物の造りこみにより、解消されます。【第8回・9回参照】【第36回参照】
　
　このような建物があることを知ってください。私どものオーナー様はまだまだ
暖房をつけていませんよ＾＾

　

　

【第323回】風邪予防グッズ

　寒くなってきましたね＾＾皆様お風邪などはひかれていないでしょうか？
本日、事務所内では、その風邪予防の話題に....＾＾

　皆様、『はなのあ』ってしってます？

　鼻からうがいをする専用の液体らしいのですが、体液に近いらしく鼻から
入れても全然痛くないとの事。

　これは、是非試さないとという事で、メンバーの一人が本日早速購入に走りました。
このように、風邪予防のグッズはかなり出てきております。

　実は、家づくりにおいても風邪予防が出来るアイテムが沢山あります。
次回からは、これらのご紹介をしていきたいと思います。

　では。素敵な週末をお送り下さい。

【第322回】地域から共に学ぶ会

　先日、長女が通う小学校で地域から学ぶ会と題し、親参加型の授業が
ありました。

　私が参加するのはこれで2回目なのですが、1回目は小学校3年生の時でしたので
子供たちの成長ぶりには目をみはるばかりでした。

　どのような授業かといいますと、子供たちが地元の会社を訪ねて取材し、
興味をもったことなど、これは他の仲間に伝えたいなと思ったものをシェア
し合う会です。

　生産、流通の中から、その会社のこだわりポイントや地元から世界に発信
している会社がこれだけあるというのは、とても新鮮で本当に勉強になりました。

　今は発信力が求められる時代です。自分（自分達）が有している事実を相手に
どのように発信するか？それを受信した方が、同じように相手にシェアし合う現象
に目を向ける必要が出てきております。

　素晴らしい技術、独自のノウハウを持っていてもそれが理解されないまま物事
は大抵スルーされてしまいます＾＾；

　例えるなら、とあるレストランで『うちの食材保管庫は世界最高品質です』と
言っているようなものです...＾＾；

　また、このような発信をする事で外部とのズレ、つまりお客様が求めている事との
ズレが認識出来るようになると思います。

　こうしたことを常に検証し、お客様が求めていることに対応して自社を変えていくこと。
更にそれらの情報を発信していくのがマーケティングです。

　この事を感覚的に理解されている方（企業）が、今後更なる成功を収めていくと思います＾＾

　『どんどん、発信していきましょう！！！』