ここで、窓強化型と断熱材強化型という二つの
断熱性能の向上方法について比較します。
窓強化型は現時点でコストパフォーマンスが最も高い、
樹脂サッシのLow-E複層ガラス仕様で実質U値が
1.7 W/m2Kの製品に変更してみます。
この場合のUA値は、上記と同様の計算を行うと0.45となります。
次に、窓はそのままで断熱材の厚さを増すことで、
窓強化型と同等の断熱性能を確保する場合を考えてみます。
すると、窓以外の断熱材の厚さは180mmと、
元の1.8倍にしなければならなくなります。
コスト面から言うと、延べ面積が120m2程度の標準的な住宅で、
窓強化型のコストアップは30万円程度です。
それに比べて断熱材強化型は、熱伝導率が半分程度の
超高性能断熱材を採用してもグラスウールを付加断熱しても、
いずれも窓強化型のコストアップ分の3倍程度は掛かることが多いです。
続きは次回。。
断熱性能の向上方法について比較します。
窓強化型は現時点でコストパフォーマンスが最も高い、
樹脂サッシのLow-E複層ガラス仕様で実質U値が
1.7 W/m2Kの製品に変更してみます。
この場合のUA値は、上記と同様の計算を行うと0.45となります。
次に、窓はそのままで断熱材の厚さを増すことで、
窓強化型と同等の断熱性能を確保する場合を考えてみます。
すると、窓以外の断熱材の厚さは180mmと、
元の1.8倍にしなければならなくなります。
コスト面から言うと、延べ面積が120m2程度の標準的な住宅で、
窓強化型のコストアップは30万円程度です。
それに比べて断熱材強化型は、熱伝導率が半分程度の
超高性能断熱材を採用してもグラスウールを付加断熱しても、
いずれも窓強化型のコストアップ分の3倍程度は掛かることが多いです。
続きは次回。。