お花:やはずススキ・七段花・野カンゾウ・琉球月見草(ピンク)・ドクダミ草(白)
お花入れ:有馬籠
利休百首より
茶の湯とは ただ湯をわかし茶をたてて
のむばかりなる事と知るべし
「茶は服のよきように点て、炭は湯のわくように置き、花は野の花のように
生け、夏は涼しく、冬は温かく、降らずとも傘の用意、相客に心せよ」これを和歌で要約したもの。
茶の湯とは湯を沸かして茶を点てて、飲むだけであるということであり、難しいことではないと言っているのです。
ただ、湯を沸かしお茶をもてなす当たり前のことの難しさを痛感しています。
そのようなことをこの道歌は伝えているのでしょう。