どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。
今日は子ども達のちょっと大丈夫?って心配なことについて書いてみます。
U12リーグで審判やっていた時に気づいたことなんですが、子ども達の感覚がちょっとどころか、ものすごく鈍ってないかな?
と感じてしまった。
6年生くらいになると、審判にアピールする子が多くなります。チームによるとは思いますが、ま〜近年どんどん増えています。
タッチライン割ると両チームが、
「マイボっ!」
って手をあげて審判を見て来ます。
正直これ嫌いなんで、どちらのボールかすぐに示さず、様子を眺めています。
これで、子ども達同士顔見合わせてどちらのボールか決めてくれれば、そのまま採用なんですが、大抵はずっとこっちを見ています。笑
なので手をあげてスローインする方を示します。
ちょっと前なら、この時、
[オレのボールじゃないけど一応「マイボっ」って言っとこ]
だったの子の方は、[ダメかっ]みたいな感じですぐに戻っていきました。
でも最近は、
「えーッ!」
なんて言いながら、めっちゃ不満そうな顔して怒ってる子が多い気がします。
(あくまでも個人の感想です)
明らかに最後に自分の足に当たってラインを割っても、全ての状況でこのような態度だったので、主審しながら心配で気になってしまいました。
もちろん夢中でプレーしていれば、ライン割ったのわからないことある時ありますよ。
でも、ライン際で最後にどちらが当たって、どちらのボールになるか、結構大事になる場面あるよね。
ボール出たらすぐに拾ってスローインしてチャンスをつくる。これも大事。
以前は、チームで「マイボっ」ってとりあえず言っとけ、みたいな指示があるのかな?
子どもが勝手に言ってみて本当にマイボールになったらラッキーだから言っとくのかな?
と思っていました。
しかし、こんな風に全部同じように
「マイボっ」→不満
となると、
もしかしたら、本当にどちらのボールか判断できていないのかな?
だから毎回毎回、手をあげてアピールした上で、主審に決めてもらおうと思ってるのかな?
とても不安になりました。
審判に決めてもらうというのはあるでしょう。
これは指示待ちです。
みんな指示命令の中で練習や試合をしていたら、そういう習慣になるでしょう。
これではとてもうちのクラブが得意の『審判なしの試合』はできないでしょうけど。
もっと不安なことは、どちらが最後に当たってラインを割ったかが本当に判らないこと。
これは、感覚が鈍ってるんじゃないか?
視覚、聴覚、なんかわからないけど雰囲気で、なんて。
ライン際の話では、もう一つ、自分でドリブルして明らかにミスってライン割った時にも平気な顔して続ける子も多くなってる。
本当に身体操作の感覚が鈍ってるのでは?
上手く出来た!失敗した!のセルフジャッジができないのでは?
遊びが足りない
遊びの中で、自分自身で「できた」「できない」を判断する。
「できた」らもっとやりたい!
「できない」ならもう一度やってみる!
結局、自分で決めたらどちらにしても続けてやるんです。
サッカーあそびでいうと、キックゲームがそれです。
数メートル離れたところにコーン置いて、キックしてコーンに当てて倒すゲーム。
これやったら、どの年代でも、声かけなかったら、死ぬまでやってるんじゃない?(個人の感想です)ってほど続けてキックします。
勝手に距離変えたり、キックの仕方を変えてみたり、自分なりに楽しむようになります。
【自分で決める】
これ大事ですね。
子ども達が自分で決められる環境をつくり、その手助けをちょっとだけする大人になろうと思います。
今日も遊びを伝えにいこう!!
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