抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

高校総体観戦記その2

2011年05月01日 22時28分21秒 | 高校サッカー
GW中あいにくの雨。
予定していたFCの練習も中止。

自分の中の予定は、雨でも中止にはならない。

高校総体西部地区予選の観戦。
今日は母校の応援。


袋井vs浜松西
うちのOBは1年生に入ったくらいであとはトレセンでの教え子達がたくさんいる袋井。

まずキックオフ直後に感じたのは、
先日観戦した総体予選1回戦とは試合の質が全く違う事。
ここの技術、戦術がワンランク上だった。

率直に言うと、1部と2部とカテゴリーが違うくらい。
もしくは、予選リーグと決勝トーナメントくらいの違いがある。
同じトーナメントなのに・・・。

もちろん1回戦買ってきたチームとシード校ですから違いはあるでしょう。
しかし、選手は同じように小学生時代に見たことある選手が出場してるし、そんなに大きな違いは無いんですけどね。
チームのモチベーションやトレーニングの違いなんだろうけど。

もっと今の中学生たちは高校の試合を観るべきだね。


話を元に戻して、試合のほうに。

立ち上がりから袋井が攻勢。
個の技術では袋井に分があるようで、相手を押し込みます。
浜松西はしっかり守備をして早く攻撃しようと狙っていました。
袋井はポゼッションを高めようと思えば出来ただろうが、早いタイミングで前線へボールを送り込む。
それなのにFWがリアクション。ボールが出てから動いていた。
これでは主導権を握っているように見えて、得点の気配はまるでなし。
逆にカウンターを狙う浜松西のほうが、スリッピーなピッチもあって怖さを感じた。

お互い最終ラインがしっかり守り0-0で折り返す。

後半は、PK外し、なかなか点が取れず焦る袋井、少しずつチャンスをつくり勢いづく浜松西。と言う展開。
選手交代で袋井の戦いに少し変化が見られ、最後は終了間際に左サイドをドリブルの仕掛けからシュート。
小柄なGKが懸命にセーブしたが、こぼれ球を押し込んで袋井が1-0で勝利!!

県大会出場おめでとう!!


難しい試合をものにしたから、成長に期待しましょう!

昔は、県大会目指してひたすらがむしゃらだったけど、今では県大会でも上位を狙おうというチーム。
地区予選では負けられないという変なプレッシャーもあるだろうから、たいへんだ。


技術的にはまずまず良い両チームだった。
戦術的には浜松西のほうが意思統一できてたかな。
これは、中高一貫教育の効果が出ているのかな?


こういった試合を地元の中学生がもっと観られる環境を創っていかないといけないな。
学力だけで高校選ぶ傾向が強いこの地域。
それだけじゃない。サッカーのスタイルを高校選んだって良いんじゃない?

っていうか、むしろ他の地域ではサッカーやってる子はそうしてるんじゃないかな?

将来、「僕はここの高校でこのサッカーをするんだ!」
っていう選手が出てくるようにしないとね。

もちろん「バルサでサッカーするんだ!」
っていう選手のほうが良いけどね。


さて、いろいろ改革しますか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする