ときどき、読書ブログ

ファブリス(株)代表取締役 鈴木眞二の読書履歴、感想、日記など。

歯医者の話。Oct.21, 2020.

2020-10-21 | Weblog

歯医者の話、どこかで一度、書こう、と思ったまま、

ちゃんと書くとなると、すごく時間がかかりそうで、

ずっと書けずにいたのですが、

数日前から、少しずつ書き足して、

なんとか今日、書き終えたいな、と思っています。

 

私、この13、4年ほどの間に、

10以上の歯医者に行きました。

というか、20に近いと思います。

 

その前にも、虫歯になった親知らずを抜いたり、

奥歯に銀を詰めたり、といったことはありましたが、

それほど、特に何を思っていた訳ではなく、

40になって、はじめて、

「あ、そろそろ、歯は気をつけないと。」

と思ったのです。

 

で、ちょうどそのころ、

歯が痛んだので、車で行きやすい歯医者に、

2か月ほど通っていたでしょうか。

 

ある日、

「じゃぁ、一旦、これで、様子を見ましょう。次の予約はなくて結構です」

 

と、言われた次の日に、すでに違和感があって、

その歯医者に電話をしたら、診ていただいていた医師が休み。

で、同じ歯科の別の医者に診てもらったら、

「これ、しばらく様子を見ましょうって、言われました?」

と、どうにも気になる感じで言われたので、

別の歯医者(開業医)に行ったのです。

 

そうしたら、衝撃の一言。

 

「鈴木さん、歯周病が相当進んでて、私では担当できない。

 月に2回、歯周病専門の医師が東京医科歯科大から来てるから、

 その先生に見てもらった方がいいと思う。」

 

はぁ?????

 

歯周病なんて、初耳。

前の歯医者は、そんなこと、何も言ってなかったし。。。

 

で、そこで、歯周病の専門医の方に、

しばらく診てもらっていたのですが、

(とても良い方)

学会参加とかで、月に2回が、月に1回とか、

頻度がどんどん減っていくんです。

 

お茶の水の東京医科歯科大学病院まで行けば、

もっと頻繁に診てもらえるのですが、ちょっと遠い。

また、この先生の診断として、

「将来的には、4本、抜かないといけなくなるでしょうね。」

とのこと。

 

ガーン。。。

ガーン。。。

 

で、そこから、抜かない歯医者を探しました。

 

二俣川の駅から歩いて10分ほど、

家からドアtoドアで、1時間以上かかる歯医者に行きつきました。

電話で話し、実際に診てもらったところ、

「電話で聞いていたより、全然大丈夫。しっかりケアしていきましょう」

 

とのこと。

 

ホント?????

ホント!?????

とても嬉しい!!!!!

 

そして、仕事が休みの土曜日に、

通い始めたのですが、

やっぱりまぁまぁ遠いんです。

それでも3か月ほど、通ったのですが、

なんだか、全く進展していかないんです。

 

で、ちょっと不信感が募っていた時に、

予約を入れていた日に、

急に予定が入ってしまって、

初めてキャンセルを入れたのです。

そうしたら、その次、行った時に、

非常に怒りをぶつけられて、

で、結局、その次の予約はキャンセルして、

通院するのをやめてしまいました。

 

それから、あっちに行き、こっちに行き、

レントゲンばかり、撮られているうちに、

(自分が悪いのですが)

もう、面倒くさくなって、歯医者に行かなくなったのです。

 

どーんと、あれこれ省略しますが。

今から、1年ほど前でしょうか。

なんとなく、また、歯の調子が悪く、

車で5分くらいの、新しい歯医者にいったのです。

 

そこは、「納得していただけるまで、丁寧に説明をします」

ということだったのですが、

私が、これまでに、あちこちの歯医者に行ったことを話したからかもしれませんが、

ちょっとした説明の後、

 

「4本、抜くしかないと私は思います。

 どうしますか、今日、抜いていきますか?」

 

と。

 

はぁ?????

 

「今日は帰ります。考えます。先生は、4本抜く以外に方法はないとお考えですか?」

「はい。抜くしかないと思います。」

「抜いて、どうするんですか?」

「ブリッジか、インプラントですね」

 

「そうですか。とりあえず、今日は帰ります。ありがとうございました。」

 

と言って、帰ってきました。

 

そうか、いよいよか、と思いましたが、

それでも、抜かない歯医者っていないものか、と、

調べたら、

なんと、灯台下暗し。

うちから一番近い歯医者さん。

歩いて2分。

 

実は、ここ、上に書いたあれこれの前に、

昔、1回だけ行きました。

建物もきれいで、開業医の、

人気のある歯医者なんですが、

当時、まだ若くて、派手な外車を乗り回していて、

正直、ちょっとチャラい感じがして、

その後、行かなかったんです。

 

「ま、聞くだけ、聞いてみよう」

 

ということで、電話して、事情を説明して、

診ていただくことにしました。

 

「鈴木さん、やっぱり、2本は抜かんと難しいわ。」

 

と。。。

 

心の中で、

「抜かない医者と違うんか~い?」と思った瞬間、

(それでも、4本が2本になって、実はちょっと嬉しかった)

 

「2本抜くけど、その2本、きれいにして、再植して様子を見ましょう。

 数か月かかると思うけど、うまくいけば、骨がくっつきますから。」

 

?????

?????

うゎお!です(爆)。

 

で、再植していただいて、

「じゃ、次、1か月後、

 ま、まだ、くっついてないと思うけど、一応、様子見ましょうか。

 頑張ってカルシウム摂ってね~。

 牛乳は今イチ。小魚が良いですよ~。」

 

と。

 

で、1か月に1回くらい、様子を見ていただいている間に、

コロナで歯医者自体が、休みになったりしましたが、

コロナ自粛明け、お盆の後だったか、

通院を再開しました。

 

結局、その間に、本当に、

2本とも、歯と歯茎の骨がくっつきました。

 

で、この2本がくっついたので、

残り2本も、そのままで、

それらの歯を土台に、被せる歯を作成していただいて、

2本(上の歯)はもう終わりました。

近々、残り2本(下の歯)を被せていただきます。

 

結局、私、1本も失っていないんです。

ブリッジもインプラントも、しないんです。

 

いやぁ。ほんと、凄くないですか?

 

医者だけは、

本当にその人によって、

それぞれ、考え方も、見立ても違います。

(当然、技術も)。

 

セカンドオピニオンの重要性がよく言われますが、

深刻な病気の場合は、

ホント、セカンド、どころか、納得するまで、

いろんな医者の意見を聞くべきだと思います。

 

以前、とてもお世話になった方が、

こんな本を出されています。

https://www.amazon.co.jp/%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E3%81%8C%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BD%99%E5%91%BD%E3%82%92%E5%BB%B6%E3%81%B0%E3%81%99%E3%81%8C%E3%82%93%E9%A4%8A%E7%94%9F%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%A0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/487919820X

 

2013年に末期がんで、余命6か月を宣告されて、

抗がん剤が合わず、医者の説明に納得がいかず、

結局、自分で考えた方法(がんの餌になる栄養素を摂らないこと)で、

2020年の今もお元気にされていらっしゃるようです。

(しばらく連絡を取っていませんが、奥様のコメントをウェブ上で発見して、

 ご主人の無事も確認できました)

 

もう少しだけ、続けます。

 

私の父は、すい臓がんで、60歳で亡くなりました。

 

手術の前、病院で家族のサインを求められるのです。

細かい文言は忘れましたが、

 

「手術の結果がどうであっても、訴えない」みたいなものです。

 

「どうされますか?」

とか聞かれるんですけど、

選択の余地などないんです。

だって、手術しない訳にはいかない、ということなのですから。

 

そうすると、もう、

どの病院の、どの先生に診ていただく、というところでしか、

選択の余地はないのです。

 

その選択を終えた後は、

全てお任せする、ということしか、

私達にはできないのです。

 

医者はちゃんと選びたいですね。

 

今日のB.G.M.

https://www.youtube.com/watch?v=4TfY6kJdn1c

 

明日は、Zoomで、10-17時、

クアラルンプールのパートナー主催の勉強会。

日本からは私だけで、全て英語で、まぁまぁ疲れますが、

まぁ、楽しみたいと思います。

 

明後日は、9-13時で、

九段下のクライアントで、キックオフセミナー。

今日、ずっと資料作っていました。

上手くいくはず。

 

では、では、皆様、

明日もまた、

良い一日となりますように。

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