歯医者の話、どこかで一度、書こう、と思ったまま、
ちゃんと書くとなると、すごく時間がかかりそうで、
ずっと書けずにいたのですが、
数日前から、少しずつ書き足して、
なんとか今日、書き終えたいな、と思っています。
私、この13、4年ほどの間に、
10以上の歯医者に行きました。
というか、20に近いと思います。
その前にも、虫歯になった親知らずを抜いたり、
奥歯に銀を詰めたり、といったことはありましたが、
それほど、特に何を思っていた訳ではなく、
40になって、はじめて、
「あ、そろそろ、歯は気をつけないと。」
と思ったのです。
で、ちょうどそのころ、
歯が痛んだので、車で行きやすい歯医者に、
2か月ほど通っていたでしょうか。
ある日、
「じゃぁ、一旦、これで、様子を見ましょう。次の予約はなくて結構です」
と、言われた次の日に、すでに違和感があって、
その歯医者に電話をしたら、診ていただいていた医師が休み。
で、同じ歯科の別の医者に診てもらったら、
「これ、しばらく様子を見ましょうって、言われました?」
と、どうにも気になる感じで言われたので、
別の歯医者(開業医)に行ったのです。
そうしたら、衝撃の一言。
「鈴木さん、歯周病が相当進んでて、私では担当できない。
月に2回、歯周病専門の医師が東京医科歯科大から来てるから、
その先生に見てもらった方がいいと思う。」
はぁ?????
歯周病なんて、初耳。
前の歯医者は、そんなこと、何も言ってなかったし。。。
で、そこで、歯周病の専門医の方に、
しばらく診てもらっていたのですが、
(とても良い方)
学会参加とかで、月に2回が、月に1回とか、
頻度がどんどん減っていくんです。
お茶の水の東京医科歯科大学病院まで行けば、
もっと頻繁に診てもらえるのですが、ちょっと遠い。
また、この先生の診断として、
「将来的には、4本、抜かないといけなくなるでしょうね。」
とのこと。
ガーン。。。
ガーン。。。
で、そこから、抜かない歯医者を探しました。
二俣川の駅から歩いて10分ほど、
家からドアtoドアで、1時間以上かかる歯医者に行きつきました。
電話で話し、実際に診てもらったところ、
「電話で聞いていたより、全然大丈夫。しっかりケアしていきましょう」
とのこと。
ホント?????
ホント!?????
とても嬉しい!!!!!
そして、仕事が休みの土曜日に、
通い始めたのですが、
やっぱりまぁまぁ遠いんです。
それでも3か月ほど、通ったのですが、
なんだか、全く進展していかないんです。
で、ちょっと不信感が募っていた時に、
予約を入れていた日に、
急に予定が入ってしまって、
初めてキャンセルを入れたのです。
そうしたら、その次、行った時に、
非常に怒りをぶつけられて、
で、結局、その次の予約はキャンセルして、
通院するのをやめてしまいました。
それから、あっちに行き、こっちに行き、
レントゲンばかり、撮られているうちに、
(自分が悪いのですが)
もう、面倒くさくなって、歯医者に行かなくなったのです。
どーんと、あれこれ省略しますが。
今から、1年ほど前でしょうか。
なんとなく、また、歯の調子が悪く、
車で5分くらいの、新しい歯医者にいったのです。
そこは、「納得していただけるまで、丁寧に説明をします」
ということだったのですが、
私が、これまでに、あちこちの歯医者に行ったことを話したからかもしれませんが、
ちょっとした説明の後、
「4本、抜くしかないと私は思います。
どうしますか、今日、抜いていきますか?」
と。
はぁ?????
「今日は帰ります。考えます。先生は、4本抜く以外に方法はないとお考えですか?」
「はい。抜くしかないと思います。」
「抜いて、どうするんですか?」
「ブリッジか、インプラントですね」
「そうですか。とりあえず、今日は帰ります。ありがとうございました。」
と言って、帰ってきました。
そうか、いよいよか、と思いましたが、
それでも、抜かない歯医者っていないものか、と、
調べたら、
なんと、灯台下暗し。
うちから一番近い歯医者さん。
歩いて2分。
実は、ここ、上に書いたあれこれの前に、
昔、1回だけ行きました。
建物もきれいで、開業医の、
人気のある歯医者なんですが、
当時、まだ若くて、派手な外車を乗り回していて、
正直、ちょっとチャラい感じがして、
その後、行かなかったんです。
「ま、聞くだけ、聞いてみよう」
ということで、電話して、事情を説明して、
診ていただくことにしました。
「鈴木さん、やっぱり、2本は抜かんと難しいわ。」
と。。。
心の中で、
「抜かない医者と違うんか~い?」と思った瞬間、
(それでも、4本が2本になって、実はちょっと嬉しかった)
「2本抜くけど、その2本、きれいにして、再植して様子を見ましょう。
数か月かかると思うけど、うまくいけば、骨がくっつきますから。」
?????
?????
うゎお!です(爆)。
で、再植していただいて、
「じゃ、次、1か月後、
ま、まだ、くっついてないと思うけど、一応、様子見ましょうか。
頑張ってカルシウム摂ってね~。
牛乳は今イチ。小魚が良いですよ~。」
と。
で、1か月に1回くらい、様子を見ていただいている間に、
コロナで歯医者自体が、休みになったりしましたが、
コロナ自粛明け、お盆の後だったか、
通院を再開しました。
結局、その間に、本当に、
2本とも、歯と歯茎の骨がくっつきました。
で、この2本がくっついたので、
残り2本も、そのままで、
それらの歯を土台に、被せる歯を作成していただいて、
2本(上の歯)はもう終わりました。
近々、残り2本(下の歯)を被せていただきます。
結局、私、1本も失っていないんです。
ブリッジもインプラントも、しないんです。
いやぁ。ほんと、凄くないですか?
医者だけは、
本当にその人によって、
それぞれ、考え方も、見立ても違います。
(当然、技術も)。
セカンドオピニオンの重要性がよく言われますが、
深刻な病気の場合は、
ホント、セカンド、どころか、納得するまで、
いろんな医者の意見を聞くべきだと思います。
以前、とてもお世話になった方が、
こんな本を出されています。
2013年に末期がんで、余命6か月を宣告されて、
抗がん剤が合わず、医者の説明に納得がいかず、
結局、自分で考えた方法(がんの餌になる栄養素を摂らないこと)で、
2020年の今もお元気にされていらっしゃるようです。
(しばらく連絡を取っていませんが、奥様のコメントをウェブ上で発見して、
ご主人の無事も確認できました)
もう少しだけ、続けます。
私の父は、すい臓がんで、60歳で亡くなりました。
手術の前、病院で家族のサインを求められるのです。
細かい文言は忘れましたが、
「手術の結果がどうであっても、訴えない」みたいなものです。
「どうされますか?」
とか聞かれるんですけど、
選択の余地などないんです。
だって、手術しない訳にはいかない、ということなのですから。
そうすると、もう、
どの病院の、どの先生に診ていただく、というところでしか、
選択の余地はないのです。
その選択を終えた後は、
全てお任せする、ということしか、
私達にはできないのです。
医者はちゃんと選びたいですね。
今日のB.G.M.
https://www.youtube.com/watch?v=4TfY6kJdn1c
明日は、Zoomで、10-17時、
クアラルンプールのパートナー主催の勉強会。
日本からは私だけで、全て英語で、まぁまぁ疲れますが、
まぁ、楽しみたいと思います。
明後日は、9-13時で、
九段下のクライアントで、キックオフセミナー。
今日、ずっと資料作っていました。
上手くいくはず。
では、では、皆様、
明日もまた、
良い一日となりますように。