月曜は神楽坂でタイ料理。
火曜はパパ友たちとキャンプの打合せの飲み会。
昨日は建国記念日で
夜は子供たちと将棋をしました。
楽しく、平和な日々。
本当に幸せなことです。
今日は仙台でのベトナム語研修の講師探しで、
各方面からのご協力を得て、
2名の方からご連絡を頂きました。
よかった。
あれこれ、徒然なるまま。
民主党の政治家は、
見ていて、悲しくなってしまいます。
何かと自民の非難ばかり。
そこにしか存在理由を見いだせないのでしょうか。
かつて「友愛」といってた、
短命政権の首相がいましたが、
今回、もし、その「友愛」の元首相が、
日本代表として、
「友愛」の理念で、
ISILと直接交渉を試み、
その地に足を踏み入れていたとしたら、
ミイラ取りがミイラになるような、
目も当てられない結果になっていたことは
目に見えています。
一方、先日の産経新聞の産経抄。
これにも呆れました。
http://www.sankei.com/column/news/150207/clm1502070003-n1.html
私自身は、日本が抑止力として、
軍事力を強化することについて、
賛成の立場ですが、
やられたら、やり返すための位置づけではありません。
もう一週間以上前になりますが、
ISILが公開した、
ヨルダンのパイロットの処刑シーンを見ました。
人はこんなことができてしまうものか、
という恐ろしさとともに、
力がすべての社会、
それは国際政治の世界においてもそうですが、
負けてしまった者、
囚われてしまったものには、
相手次第によって、
どんな悲惨な出来事も起こり得るという、
現実の恐ろしさに、
心が凍てつきました。
本当に約束が、取引が、
履行されるかどうかすらわからない。
その状況下で
ブレない姿勢を貫いた今回の日本政府の対応を
私は支持します。
とは言え、身代金は払わない、
というスタンスを支持するわけではありません。
今回、日本人の方が2名、人質となって、
とても悲しいことですが、
殺害されてしまいました。
日本政府は、アメリカと考えを同じにして、
今回、身代金での釈放をまったく考えていませんでした。
自己責任、という言葉が巷で語られました。
私も、今回の2名の方々には、
危険とわかっていて、
外務省からも止められているにも関わらず、
その地に向かっていかれたことから、
やはり最終的には、
自己責任の範疇であったと思っています。
しかしながら、もしも今後、
世界のどこかで、
日本人が拉致されてしまった場合、
例えばそれが日本企業の社員だったり、
国の役人だったり、
もっと極端な例を挙げれば、
もしも、もしも、
それが皇室の方であったとしたら、
テロには屈しない、と、
それだけで済ませられる話ではなくなるでしょう。
もともと、亡くなってしまった今回の2名の方に対しての
身代金が、2億ドルといった大きな額でなく、
もしも、100万ドル、とかといった金額であったなら、
もっと、もっと、
様々な議論があったのではないか、と思います。
政府としては、
テロに屈しないスタンスを貫くとしても、
SNS等で、募金を集めて、
直接交渉をしようとした方も
出てきていたことでしょう。
その際、政府がどれだけイニシアチブを取れるか。
これは本当に難しい問題です。
20数年前。
湾岸戦争が始まった時、
遠くで火花が散る、
テレビゲームのような映像を見ていた時は、
戦争が、現実のものとは思えず、
なにか映画やドラマのように感じられました。
当たり前ですが、
ミサイルが届き、
炸裂するその場所では、
地獄絵の現実だったはず。
今回の一連のニュースの情報源として、
アルジャジーラの英語版を読むようになりましたが、
ISIL、ウクライナ、エジプト、アフガニスタン、ナイジェリア、イエメンなど、
心が重くなる記事ばかりです。
日本は平和な国ですが、
世界では、戦いが毎日起きています。
この今の平和を、
他国から蹂躙されないように、
考え方を共有する国々との連携の中で、
守っていく必要がある。
「賢者の戦略」手嶋龍一、佐藤優対談から、
手嶋龍一氏の言葉を引用します。
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あの屈辱の朝をいまも忘れないー。
ワシントンに在勤していた日本の公使はこう述懐しています。
多国籍軍がクウェートからイラク軍を駆逐した一九九一年三月一日、
ワシントン郊外の自宅で「ワシントン・ポスト」紙を広げて、
我が目を疑ったといいます。在ワシントンのクウェート大使館は
「ワシントン・ポスト」などの有力紙に全面広告を掲載し、クウェートの
国旗を颯爽とひるがえしたイラストに
「ありがとう、アメリカ。そしてグローバル・ファミリーの国々」
と大きな活字が躍っていた。
クウェートの主権回復に貢献のあった三十カ国の名前が列挙されていたのですが、
JAPANの文字はどこにもなかったのです。
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日本は130億ドルものお金を税金から捻出し、
感謝されなかった。
命がけの、真夏の炎天下での共同作業に、
お金だけ出して、
自らは汗をかかず、
クーラーの効いた部屋から眺めていた、といった感じでしょうか。
我が国だけの特別な事情など、
理解してもらえないことがある。
「友愛」で済むなら、
それに越したことはないのですが。。。
https://www.youtube.com/watch?v=R3rnxQBizoU