ときどき、読書ブログ

ファブリス(株)代表取締役 鈴木眞二の読書履歴、感想、日記など。

日本語が亡びるとき

2008-12-18 | Weblog
私は、自分が、
あまり物を知らないことを、
心の底の底では、
多分、あまり羞じていない。
そうでなければ、
毎日、こんなままで生きていけてない(笑)。

水村美苗という作家についても、
何も知りませんでした。
先週、たまたま、新宿紀伊国屋で、
この「日本語が亡びるとき」が、
店頭に、平積みになっていて、
少し読んだら、面白そうだったので、
購入したまでです。

いやはや、こんなに面白かったのは、
ひょっとしたら、10年以上前、
梅原猛の、「隠された十字架 法隆寺論」(だっけな)以来。

内容が興味深いのは、当然ですが、
梅原猛同様、
論文の中に(と、いうか、論文なのに)、
書き手の、裸の感情がさらされていて、
ユーモアや、いたずらまでもが感じられて、
ぐいぐい、書き手自身に惹かれていきます。

この作家の作品を、
過去に遡って、
読んでみたくなりました。
寡作の作家のようなので、
追いつきやすいのは、
ちょっと嬉しい。

内容については、
手抜きで申しわけないですが、
以下をご参照下さい。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480814968/

では、では、
今日のところは、この辺で。

おやすみなさい。。。

コメント
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