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事務局長の生活

一般社団法人島根県サッカー協会事務局長の日常業務を通し、取組み等、皆さんにお伝えします。

SMCサテライト 東京講座について

2011-02-06 18:22:41 | マネジメント

本日、東京から戻りました。

JFAスポーツマネジャーズカレッジ東京講座は、1月22日に始まり2月5日で、私の講師としての役目を無事終える事が出来ました。

補講者を合わせると36名の受講者の皆様とお会いする事が出来たこと感謝しております。

皆様それぞれ、多くの事を学んでおられる方々ばかりで、満足いただけたか不安ですが、精一杯、マネジメントの本質を思い出して頂けるよう取り組んでみました。

受講中には、日本代表がアジアチャンピオンになり、寝不足の中、結構ヘビーな講座を進め 皆さん大変だったと思いましたが、直後に同じ喜びを感じることが出来た事に仲間としての絆が出来たようにも思いました。

マネジメントは経営学としての道具と言うよりは、人とのつながりを見つめ直し、自分の存在意義を見つけ出す為の教えと言っても良いと思います。

会社の売上を向上する事も、地元クラブをNo.1にする事も、その目標を達成する為には、自分や、所属する組織の為では無く、自分以外の多くの誰かが、その取組みによって幸せを得られている結果があって始めて可能となる現実を理解してもらう為のモノだとも思っています。

卒業生の皆様は、今後仲間でありライバルとなる訳ですが、5年後、10年後に自分のビジョンを達成される事を願っております。

今回の講座で皆様方から向けられた真っ直ぐな視線は、責任の重さを感じましたし、お役に立ちたいと思う気持ちも強く持てました。

さらに今後、多くの経験を重ね、皆さんに負けないよう頑張りたいと思います。

東京都サッカー協会関係者の皆様にも大変お世話になりました。

みんな! 日本サッカー界、スポーツ界、経済界 発展の為にガンバロー!!

 


審判と言う存在を どう考えるのか

2011-01-26 11:08:58 | マネジメント

アジアカップの準決勝の死闘は、皆さん知っていますよね。

崖っぷちから這い上がっての勝利でした。

次の決勝戦は、29日~30日にかけての深夜です。(両日 東京でのSMCサテライト講座でして、寝不足が心配ですが) 優勝目指し応援しましょう!

試合を見ていて韓国チームが以前よりスマートで汚いと思うプレーが無くて、両チームが近代的サッカーのアジアでの牽引車であることを感じました。   しかしながら 審判のジャッジは各メディア等がアナウンスしたように ????? レベルがイマイチ と感じた人も多いと思います。

昨今、全てのカテゴリーで審判に対する批評が試合の内容以上に取り上げられることも多く、レベルを上げろ! 勉強しろ! 等と県協会にもクレームが多く聞く事があります。

昨日の日本経済新聞スポーツ欄で、昨年審判を引退された、岡田正義氏のコラムに掲載された文書を拝借させて頂きます。

1600試合の審判をし、今のジャッジは良かったと思える試合は少ないものだ。

サッカーのルールは、1800年代に紳士教育の一環としてパブリックスクールに採り入れられ、選手を縛るものではなく選手が安全公平に、思う存分試合する為にあったようです。 その後、各大学のルールを統一しFAルールが出来るのですが、そこには紳士のたしなみとしてのフェアプレー精神が生きておりルール順守は当然でした。

後にFAカップが始まり、サッカーで名声が得られるようになるにつれ意図的な不正や違反行為が続出し、審判に対する文句が出るようになったことから、1890年に現在の原型となる審判法が整ったようです。

知ってほしいのは、原点です。

子どもの試合で判定に文句をつける監督や親御さんがいますが、審判は「請けわれてピッチの中に入った」のである。

普通、人にモノを頼んだら、その出来具合にケチをつけないのは最低限の礼儀だろう。 

そして選手にも知ってほしい。ルールは紳士淑女を育てるもので、審判だけ知っていれば良いものではないことを。

残念ながらルールを知らない選手は結構いる。

以上です。

試合の結果の名声や、勝つことこそが一番重要と考えることが、審判への批評なのではないのでしょうか。

もし、子ども個人がサッカーを通して成長する事を願うのならば、勝つことも負けることも成長には必要であり、選手から見て判定が違ったから負けたと思う子がいれば、それに同調せず 結果を他人の責任にしない事を伝えるチャンスでもある訳です。

プロのサッカー審判は、試合の演出者でもあり観戦者に満足感を提供しなければなりません。 今回のような国際試合の審判は公平さを保ち、責務を全うし、国際トラブルを起こさないような配慮も必要となります。

しかしながら、子ども達の審判は何のために存在するのでしょうか。

U-12は、8人制に移行し、一人審判制が基本となりますが、副数人にしろと強く求める人も多くいます。 何故 子ども達が率先してフェアプレイを学ぼうとするチャンスを積まなければならないのでしょうか。 大会ごとに検討されるようですが、保護者の皆様のご理解が得られる事を望みます。

最後に本当にルールを 選手も 保護者も 知っている自信がありますか。


学びの1月です。

2011-01-17 16:46:15 | マネジメント

2011年度toto助成金制度の申請も終わり

14日に、出雲市西部ブロック小・中学校教頭会研修会の講師として、「ビジョン」について実施させて頂きました。

90分間の講座でしたが、アンケートの結果では将来役に立ち良かったと評価頂けました。

教育の専門家に対して実施しましたので私としてもチャレンジでしたので大変勉強になりました。

この講座の中で常識に対する意識の持ち方についてチョットだけ触れました。

(A)「学校で問題を起こしてはいけません」は考え方として常識ですし、(B)「学校では問題は必ず起こる」は事実としての常識です。

この2つの常識は、問題の引き金になります。 例えば、先生方に(A)を指示すると、先生方は(B)の常識から内心「無理だよ」と反発的な意識を持つでしょう。

マネジャーは、1つの事柄に複数の常識がある場合を客観的事実として把握し、ビジョンに向けた対応方法を先生方と相談しなけれなりません。

上記のような単純なやり取りは無いのでしょうが、例として あなたなら何と言って方向付けしますか?

 

さて、今月はさらに講師の業務がありまして、22日~2月5日の間 4日間 実施される「JFAスポーツマネジャーズカレッジ 東京サテライト講座」で、講師を行うこととなりました。

良い準備をして、プロの関係者も多い東京の方々に満足頂けるよう頑張って来ようと思っています。

あと 現在読んでいる「 これからの「正義」の話をしよう 」も読み終えねば 

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
マイケル・サンデル,Michael J. Sandel
早川書房

夢について

2010-12-03 20:05:42 | マネジメント

12月1日 雲南市において、水泳オリンピックメダリストの中村真衣さんに来て頂き、JFAこころのプロジェクトの夢先生として活動して頂きました。

5年生を対象に、最初は体育の授業として一緒に、チームゲームで汗を流しながら仲間との絆を大切にする意識を持ってもらいます。

次の時間は、場所を教室に変え(今回は6年生の見学もありランチルームです)夢についての授業をおこないます。

中村先生

中村さんの体験は、金メダルを求め続けるも、届かない現実との格闘を、やる気を曲線化した「夢曲線」で丁寧に 子ども達に語りかけてくれました。

結局、夢には届かなかった訳ですが、多くの方と接することにより新しい夢を見つけ現在頑張っている姿は、子ども達に、何かを与えてくれたことと思います。

先般おこなわれたマネジャーズカレッジでも、大人は夢を描き、それを具体的なビジョンとして活動しなければならないと伝えています。

夢とは、子ども達だけのものではなく、一生描き続けるものでありたいと思います。

 

ブログに書けなかったのですが、10月24日にBjリーグの試合を見に行きました。

多くの人に夢を与えるプロスポーツの誕生でした。

現在11月までの全106試合での観客動員数は、163,058人で、1試合平均 1,538人です。スサノオは、ホーム平均1,713人と全体平均以上の動員をしています。ただし、目標はBjリーグ、スサノオ共に3,000人ですので、さらなる応援が必要となります。

自分達の夢が地域の夢となる事を仕事とするプロチームですので、今後の結果を残す戦いと、観客増加施策としてのマネジメントは何があるのかを楽しみにしています。

夢にあふれる地域となるよう、サッカー協会も負けずに活動を続けたいと思います。


JFAスポーツマネジャーズカレッジ・サテライト講座 終了しました。

2010-11-29 18:56:43 | マネジメント

2010年度のJFAスポーツマネジャーズカレッジ・サテライト講座が昨日終了致しました。

今年も松江市の山陰中央新報社大会議室にて開催させていただきました。

昨年の未受講分を再受講される方、スポーツに無関係な企業経営者など、20名の参加者となりました。

土日2週 4日間の講座は、経営セミナーとしてはかなりボリュームがありますが、皆さん満足いただけたようで、主催する私達も嬉しく思っています。

今年のメイン講師は、富山県で高校教師をしながらNPO法人の代表でもある、佐伯氏に来て頂きました。スポーツマネジメント本講座で、私の同期でもあり楽しい時間が過ごせました。

 佐伯講師

 そして、マインドマップの講師は、亜細亜大学講師の横山氏に来て頂けました。

ホスピタリティーを専門分野とする横山氏の語りは、とても心地良い独特の雰囲気があります。皆さんも横山氏の世界に入り込んでました。

横山講師

 

この講座の特徴は、組織のマネジャーとして活躍出来る要素を提供出来ることです。

マネジャーとしての要素とは何でしょうか?

 知識? 決断力? 統率力?

それらも必要ですがこの講座では 意見や考えをストレスなく、自分の意思でグループ内に出せるようにさせてくれる人であり

その意見や考えを他の人の意見や考えの提供をもらい膨らませ、広げ、確立することの出来る人

そして、その考えをビジョンに向けて全員が自分の意思で行動出来る人を育てる人です。

 下記の写真を見てください。

シェア

この講座では、グループ内で何度となく自分のビジョン・企画等を説明するシェアをおこないます。

情報の共有化なのですが、講座中の約束があります。

人の意見に、批判や批評はしてはいけません。

意見は「もっとこうしたらよくなる」「それができるならこんな方法もある」などアイデアの付け足しのみです。

ネガティブな発言は厳禁です 「そんなの無理」「できるわけない」は言ってはいけません。

今までなら「何言ってんだ」と思う考えもネガティブ禁止にすると、その人の考えや気持ちが見えてきて情報として聞けるのが不思議です。

人の意見が加わり、本人の夢が、より具体的な目標となりビジョンとして確立されていくプロセスは、マネジメントそのものです。

現在の社会は、答えのない世界です。

より多くの情報から仮説を立て実行する必要性のある社会です。

社員や会員の意見をより多く情報として吸収する能力が問われる世界です。

SWATやPDCAなどの分析手法は、ただの分析にしかすぎません。

その分析の裏付けとなるデータの入手方法を間違えれば、大きな過ちとなります。

そして、ビジョンのない分析は周りを混迷に追い込みます。

今年卒業された皆様は、きっと多くの仲間づくりにより自分のビジョンに向かって行動してくれると思います。

今年のアンケートでも講座内容は非常に良かったと全員書いてくれました。

私達も多くの卒業生に応えられるようサポートもしたいと思いまし、継続するよう頑張りたいと思います。

卒業生の皆様おめでとうございます。

未終了者の皆様、継続出来るようサポート致します。(継続者は今後参加料不要となり、全国各地 今年でも来年でも受講できます)

 


S-Pitch玄関先 を作業しました

2010-11-25 20:49:50 | マネジメント

S-Pitchに来ると、クラブハウスの入り口は芝生の中をレンガの敷かれた道を通り入っていく、結構良い感じのアプローチです。
しかし、残念ながら自動販売機の前は、ぬかるみとなる事から、コンパネを置いていました。雨が降ると、汚い場所です。
そこで、今回 素人作業ですが、レンガと固まる砂の組合せで新しい顔を作ってみました。

 

玄関先レンガ敷き作業

 

 素人作業ですので、思ったようには出来ていませんが、私個人は満足しています。
昨日、スタッフに手伝ってもらい、余分な泥と草を撤去し、午前中に敷きました。水をまくと、固まる砂ですので散水しました。
ただ、午後から雨が降ってきたので、結果としてどうなるのかわかりません。

固まる砂の中央付近に、ハート形のレンガを4枚組み合わせて、4つ葉のクローバーを置いてみました。
ここが、御縁のパワースポット になってくれれば嬉しいのですが。

皆さん 遊びに来て下さい。


JFAグリーンプロジェクト 芝生特区認定証 授与式

2010-09-13 17:32:39 | マネジメント

雨の予報もあった 9月12日(日)でしたが ジリッと音がするような太陽眩しい残暑厳しい中 日本サッカー協会 川淵キャプテンが、松江市立玉湯小学校の芝生化された校庭に来て頂けました。

目的は、芝生特区認定証を松江市長にお渡しするためです。
木製の認定証でした。



この日は、芝生開きの日に、その前の時間を利用して授与式を行いました。
多くの玉湯町民と、多くのメディア関係者の中での授与式となりました。
撮影するのも、場所取りで各メディアと争っての撮影でした。

川淵キャプテンより松江市長へ、認定証が渡され 芝生化による明るい地域づくりの全国の模範モデルとして認められた瞬間です。


芝生化は、サッカーの為ではなく 学校に通う子ども達、地域住民の方々の未来づくりの為にあります。
サッカー協会が行う事業の為、誤解されますが 住みよい街創りの為なのです。

この真意など、後日新聞紙面で知って頂けると思いますので、説明はここまでとします。

全国初、そして全国唯一 の 栄誉の紹介です。


中学生年代フットサル サークル スタートします。

2010-08-31 19:20:15 | マネジメント

松江市営補助競技場(人工芝)横にある 屋根付きフットサルコート(子ども広場)にて
9月より週2回の予定で、ユースフットサークルを再スタートします。


実施予定日は
9月金曜日 3日、10日、17日、24日 17時~19時
9月土曜日 4日、11日、25日 16時~18時

9月はオール無料の体験月間となっています。

経験は問いません。
途中でサッカー止めたけど、もう1回体を動かそうと思っている人。
本気でフットサルを始めたいと持っている人。
好奇心でチョット参加する人。
中学生以下の年代なら OKです。

当協会のクラブハウス職員のK君が、皆さんと一緒に楽しみたいと思っています。
大学時代はフットサルリーグに加盟していたようですので、楽しみ方はよく知っていますよ。

楽しい場所を提供したいと思っています。

お問い合わせは 当面 県協会事務局 0852-32-4673 鈴木 まで お願いします。

お待ちしております。


朝活 しました。

2010-08-05 08:25:06 | マネジメント

最近「朝活」の文字を見る機会が増えてきました。
朝早くから勉強会を開き、自分磨きを行うことでして、都会では特に女性を中心に活発なようです。

今日は、ある団体のモーニングセミナーの講師をさせていただきました。
朝6時開始でして、5時半に会場入りでした。
日頃見ない朝の光景を見ることが出来て新鮮な感覚でした。

今回の講演は「ビジョンがもたらす企業経営の道」と題して45分間でしたが、一部ワークも入れて実施しました。
私自身も有意義な時間でした。

朝は得意ではないですが、朝は集中力も高く、午前中の業務がすでに終わっている現実は、チョットびっくりです。
夏場の朝活は、悪くないです。


気がつけば猛暑!  ご無沙汰です。 南アフリカの言葉を一言「ウブントゥ」

2010-07-22 15:33:43 | マネジメント

皆さん 熱波に体を痛めてはいませんか?
ワールドカップから猛暑へと 眠れぬ夜が続きます。
私は先日、totoの第一 四半期報告書の提出が終わりホッとしているところです。
7事業申請して多額の補助金をいただけるのですが、その分報告業務も大盛り7杯でして、お金とは大事にしないとバチが当たると本当に感じています。

さて、そんな中でも本は読み続けています。
先日読み終わった本を紹介します。

ワールドカップ期間中で「南アフリカ」の文字につられて読んだものです。

職場をしあわせにするウブントゥ――アフリカの知恵がもたらす、信頼と感謝のチームワーキングスティーヴン・C・ ランディン,ボブ・ネルソン早川書房このアイテムの詳細を見る



「ウブントゥ」
ネットで調べると コンピュータ用語ばかり出てきます。
Linaxと言うマルチタスクOSの製品名として使われているのですが「みんなをつなぐ」という気持ちを込めて付けたようです。

この「ウブントゥ」は、現在の社会生活、会社経営において学ばなければならない考え方です。
一般的にコミュニケーションとかグループワーキングは、表面の見えている行動は出来ているように見えても、内面で、相互の尊厳が無いまま実施していて結果に結び付かない問題が多々あります。
この問題に対し「ウブントゥ」がヒントを与えてくれます。

本の中で「ウブントゥ」について色々書いてありますが、その中で下記内容は、難しいですが実施すべき内容だと感じています。

第1段階は、人をありのままに認めること。
第2段階は、人がやったことを認めること。

上司、同僚は 会議でも他人の意見に対し、批評をします。

「たしかに、そのやり方でもいいと思うが****の問題が出たり、***の結果が出たりするので・・・・・」 と

あたかも自分の意見のつもりなのでしょうが、批評をし、自分の具体的な意見を言いません。
会議は、人の意見を非難する暗い、後ろ向きなものとなります。

自分に都合の良い結果が全てで、何を考え、何故そうなったのかを知ろうともしない環境。

最後まで、自分の考えを言い切らない集まりは、わだかまりばかり
自分を認めてもらいたい欲求ばかりの環境となります。

相手を認めることから、自分を知ってもらえるのに 何故 自分にとって良い結果のみを求めてしまうのか。

「ウブントゥ」には、南アフリカの広い大地で生活する人々の生きていく人間の原点としての思想がありました。

アメリカ社会と対比した物語風のビジネス書ですので、ちょっと日本人には理解し難い面も多々ありますが、ワールドカップの年ですので、南アフリカの文化に触れる気持ちで読んでみてください。