国体サッカー競技は、本日 女子・少年が終了し、昨日終了した成年男子を含め全日程が終了いたしました。
島根県成年男子は、京都府と対戦し 0-7と惨敗の結果となりました。
島根県の試合を、私は前の試合のマッチコミッショナー報告書を、キックオフのホイッスルを大会本部で聞きながら作成中でした。
しばらくして、歓声が上がり、島根県が失点をしたことが理解できました。
報告書作成後、バックスタンドへ移動し島根県体育協会の応援者の皆様方等と合流し応援しました。
試合の内容は、あくまで私の所感ですので、参考までとしていただきたいのですが
聞けば、立ち上がり自陣でのもたつきからボールを奪われセンタリングされたボールをGKハンブルしたところを詰められ失点したそうです。
相手が強豪だけに痛い立ち上がりの失点でした。
JFLの強豪であるチームは、アマチュアの見本でした。 止める・蹴る・走る が基本に忠実で、一歩早く積極的に前に出て怖がらずプレーしていました。
中盤を厚くし、こぼれ球を拾うと一旦後ろの選手に当て、いっきにショートカウンター攻撃が始まります。4本のワンタッチパスで点が入ります。
京都はスピードのある選手が前線にいるため、島根のDFはラインが上げられない、前線は得点が必要で人数をかけて島根が攻撃すると、カットされたとたんいっきに危険な状態となります。DFが上がれば、背後にスペースが出来て、これまた危険な状態に。
70分ゲームですので体力を消耗することなくゲームが終了しました。
島根県もショートパスをワンタッチで数本かつなげて得点の臭いがする状況は何回もありました。
見ていてボールポゼッションが互角なだけに、得点差ほどの状況には感じさせませんが、島根のチグハグ感は無くならないまま、選手たちは体力を残したまま 心が消耗した試合でした。
今年からプロ選手も出場できる大会となり、JFL以上のリーグに所属している選手を中心にしないと勝ち上がれない事実が、そこにありました。
翌日 山口県(レノファ山口単独)と、京都が戦い、2-0で京都が勝ったのですが、優勝した宮崎県に京都は敗れています。
上には上です。
島根県代表の関係者には、大変ご苦労様でしたと言いたいです。
選手たちには、この大会で体感した経験を生かして、次の戦いに臨んでいただきたいと思いますし、我々協会も国体で結果を残せる環境整備を再検討すべきだとも感じております。
私 個人は成年男子、女子の試合のマッチコミッショナー業務を無事終了出来、ホットしています。
また、全国各地の関係者と交流し情報の交換と大会運営のノウハウを得られたことは財産になり、皆様へ還元出来るよう企画に生かしたいと思います。
長文となりましたが、皆様の応援に感謝申し上げます。