事務局長の生活

一般社団法人島根県サッカー協会事務局長の日常業務を通し、取組み等、皆さんにお伝えします。

中国社会人サッカーリーグ 観戦

2012-04-29 19:13:49 | Weblog

1ヵ月ぶりの投稿となりました。

世は連休であり各地、多くの人出があるようですが、今日 中国社会人サッカーリーグで、島根ダービーがあり、浜田の新人工芝グランドに伺いました。

観客席となる予定の斜面が、まだ危険な状態でもあり、フェンス越しでの観戦を観客は余儀なくされていますが、今しばらく、我慢して下さい。 少しづつ改善しますので。

さて、試合は全勝で首位の デッツォーラ島根 vs  松江シティFC です。

昨年度は、デッツォーラ島根の力は圧倒的であり、もう少しでJFL参入が可能な位置まで行きました。 今年も 呉での試合を見る限り、まだバランスが取れていませんでしたが、個の力は他の追随を許さない感じがします。

方や松江シティFCは、昨年と比較し走る量が飛躍的に増加し、初戦こそ形にならなかったようですが、昨年度2位、3位の ファジアーノ、レノファ を逆転勝ちする粘りと、チームコンセプトの形づくりが徐々に出来ているようで、今年の中国リーグ、天皇杯を占う、重要な一戦となりました。

浜田、松江のサッカーファン・仲間達と、言葉を交わしながら、両チームが、法人化を済ませ、上位リーグを目指す存在である実感と、10年前では夢でしかなかったはずの、島根でJリーグの産声が聞こえる喜びを感じました。

試合の結果は、デッツォーラ島根 空山選手の 見事! としか言えない ハイレベルのボレーシュートによる前半の1点で、1-0 のスコアのまま、デッツォーラ島根の勝利となりましたが、見応えのある試合でした。

松江シティFCが、昨年との違いを聞かれたなら、私は、1対1での間合いですね。

相手とのプレッシャーの距離が半分になり、足先でなく、体ごと寄せれるようになったことと、その間合いで、ボールをキープ出来るようになった、個のスキルアップですね。

是非、高校生以下の島根県内サッカープレイヤーは中国リーグ両チームの試合を見るべきだと思います。

これが、上を目指す 大人のサッカーだと言えるからです。

大人のサッカーは、走る・蹴る・止める の各プレーにバリエーションが豊富で確実である事が、最低の条件となり、そしてピッチで今、何をすべきかを自分で判断していると見てとれる事が、副数人が同時に同じアイデアを持ちプレーしている瞬間を感じた時だと私は思って見ています。 

ピッチ内では、チームとしての決まりごとは、重要ですし遂行する事をベースとして、その上にアイデアを出せないうちは、上を目指すことが難しいでしょう。

両チームは、それが出来つつある状況であり、デッツォーラ島根が、その意味で一歩リードしている感があります。

今年は楽しみが増えました。 

5月3日は、私は松江で中国リーグのマッチコミッショナーの業務をしておりますので、近場の方は是非、松江に見に来て下さい。

そして、もう一つ 同日 浜田 金城において、Fリーグ・プレシーズンマッチ イタリアA選抜 vs ペスカドーラ町田 の国際試合があります。

重なってしまい浜田に見に行けないのが残念!!

☆ Futsal Hamada ☆

こちらも、連休中ですが見に行って下さい。

マネジメントは、また後日。

 


新人の頃の僕は・・・

2012-04-02 11:58:15 | マネジメント

4月となり新たな人生の一歩として社会人になられた方も多いと思います。

我が愚息も9年間の大学生活を終え、福島県(いわき市)の地でお世話になることとなりました。

さて、自分はどうだったのかと思い出してみると。 結構ひどくて ダメ社員だったと思います。

家庭の都合で、中学校に入った時点で大学進学&県外進出は断念することとなり、ボーっとしかけたのを、サッカーが救ってくれた時代でしたね。高校も会社もサッカーの推薦等で入りましたので「勉強」とは無縁で、成績を中間に位置することで十分満足してました。

それで会社に入ったので、サッカーの練習の厳しさとは違う、厳しさが待ってました。

いかんせん常識が不足していて単なる役立たずでした。知識が無い事、一般常識が不足していることに自信が総崩れだった事を思い出します。

サッカーは一生懸命でしたけど、まだプロの無い時代ですので目標を持って生きて無かったです。会社に入ってもサッカーを優先して会社関連の試験に行かなくて、どれだけ怒るかと思うほど延々と怒られてました。 その頃 松江友の会と言うチームで中国リーグでプレーしてましたね。

だんだんと社会人とはを知ることとなり、全国の研修会に出た時から初めて勉強で負けたくないと思いました。

会社代表として、常に一番になりたいと思い始めてましたね。 質問があると常に一番最初に手を上げるし、発言するし で

でも会社は勉強を頑張っても結果を出さないと何も評価も、褒めてももらえない世界ですから勉強したことを実践することを、その頃初めて知りました。 ・・・ でも結果は簡単には出ません。・・・

今まで、サッカーも、練習の為の練習で、試合の為の練習になって無かったと、自分のサッカー人生も反省し、もっと早く気付けばよかったと思ったものでした。

でも、今になってみれば、けっして気付くのが遅かった訳ではなかったと思います。気付かせてくれた周りの方や社会に感謝し、気付けた時が自分にとってのチャンスと思っています。

私もやっと、多くの気づきを今でも感じて、その都度修正し、目標に向かう事が重要だと知る域になりました。

新人とは、気付く前の自分を卒業し、気付いた自分でスタートする事だとも思います。(一生涯 新人 かも です)

社会人は、自分の為の生活から、社会に貢献する地域の住人へとなる事でもありますので、その地域に貢献して下さい。

4月に入り、当協会も一般社団法人として新たなスタートをしますので、私も新人として頑張りたいと思います。