2010年度のJFAスポーツマネジャーズカレッジ・サテライト講座が昨日終了致しました。
今年も松江市の山陰中央新報社大会議室にて開催させていただきました。
昨年の未受講分を再受講される方、スポーツに無関係な企業経営者など、20名の参加者となりました。
土日2週 4日間の講座は、経営セミナーとしてはかなりボリュームがありますが、皆さん満足いただけたようで、主催する私達も嬉しく思っています。
今年のメイン講師は、富山県で高校教師をしながらNPO法人の代表でもある、佐伯氏に来て頂きました。スポーツマネジメント本講座で、私の同期でもあり楽しい時間が過ごせました。
そして、マインドマップの講師は、亜細亜大学講師の横山氏に来て頂けました。
ホスピタリティーを専門分野とする横山氏の語りは、とても心地良い独特の雰囲気があります。皆さんも横山氏の世界に入り込んでました。
この講座の特徴は、組織のマネジャーとして活躍出来る要素を提供出来ることです。
マネジャーとしての要素とは何でしょうか?
知識? 決断力? 統率力?
それらも必要ですがこの講座では 意見や考えをストレスなく、自分の意思でグループ内に出せるようにさせてくれる人であり
その意見や考えを他の人の意見や考えの提供をもらい膨らませ、広げ、確立することの出来る人
そして、その考えをビジョンに向けて全員が自分の意思で行動出来る人を育てる人です。
下記の写真を見てください。
この講座では、グループ内で何度となく自分のビジョン・企画等を説明するシェアをおこないます。
情報の共有化なのですが、講座中の約束があります。
人の意見に、批判や批評はしてはいけません。
意見は「もっとこうしたらよくなる」「それができるならこんな方法もある」などアイデアの付け足しのみです。
ネガティブな発言は厳禁です 「そんなの無理」「できるわけない」は言ってはいけません。
今までなら「何言ってんだ」と思う考えもネガティブ禁止にすると、その人の考えや気持ちが見えてきて情報として聞けるのが不思議です。
人の意見が加わり、本人の夢が、より具体的な目標となりビジョンとして確立されていくプロセスは、マネジメントそのものです。
現在の社会は、答えのない世界です。
より多くの情報から仮説を立て実行する必要性のある社会です。
社員や会員の意見をより多く情報として吸収する能力が問われる世界です。
SWATやPDCAなどの分析手法は、ただの分析にしかすぎません。
その分析の裏付けとなるデータの入手方法を間違えれば、大きな過ちとなります。
そして、ビジョンのない分析は周りを混迷に追い込みます。
今年卒業された皆様は、きっと多くの仲間づくりにより自分のビジョンに向かって行動してくれると思います。
今年のアンケートでも講座内容は非常に良かったと全員書いてくれました。
私達も多くの卒業生に応えられるようサポートもしたいと思いまし、継続するよう頑張りたいと思います。
卒業生の皆様おめでとうございます。
未終了者の皆様、継続出来るようサポート致します。(継続者は今後参加料不要となり、全国各地 今年でも来年でも受講できます)