映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(祇園祭) 「八坂の塔」

2006-07-26 00:12:53 | 旅 おでかけ
 臨済宗建仁寺派「法観寺」と聞いても…それってどこ、どこ??…と云うに違いない私も、「八坂の塔のあるお寺」と聞けば、ああ…あの「お寺」とすぐ思い出せる程「五重塔」ばかりが有名なお寺です。
 高台寺あたりから見た八坂の塔のあの端正な姿は、私も以前から気に入っていたのですが残念ながら、実は今までそばまで行ったことはありませんでした。
 「八坂」と云ってもこの「塔」と八坂神社は、かなり離れていて距離がありますが、一度この「八坂の塔」のそばまで行って見たくなりました。
 四条東大路からはかなり歩かなねばなりませんが…かと云って市バスに乗るには近すぎる…と云う訳で、東大路をぶらぶら南へ…
 いつもは車ですーっと抜けてしまうこの道も歩くと割合と遠いです。

(祇園祭)「聖徳太子」

2006-07-26 00:12:21 | 旅 おでかけ
 道路わきの垣に木札が掲げられていました。
 その木札には「聖徳太子御建立」と記されていました。もう一枚の木札には「日本最初之宝塔」と書かれていました。
 言い伝えによると太子がある夜に仏様の夢のお告げによって、この地に「仏舎利」を奉納されたのがこのお寺の始まりとされています。
 創建当時は壮大な伽藍を有していたようですが、その後は朽ち果てるままになっていたそうでその後に再建されたようです。
 現在の塔は室町幕府の将軍の足利義教が、永亨12年(1440)に再建したものと伝えられます。

(祇園祭) 「八坂の塔遠望」

2006-07-26 00:11:17 | 旅 おでかけ
 お寺の塀に沿って登って行く坂道は雨のせいか、傘を差して歩くにはひっそりとしていて歩き易いようです。
 私はこの坂道がなにか京都らしい情緒が感じられて好きなんですが、この日は雨に濡れた石畳がしっとりと、落ち着いた雰囲気を醸し出していい感じでした。
 ふと振り向いた時に目に入った風景…雨にけぶる五重塔 静かでゆるやかな石畳の坂路 傘を持つ人たちと古風な感じの町屋の家並み…これはまさに私がなんとなく想像していた「私好み」の風景でした。
 ほんとは高瀬川の畔とか木屋町界隈を、散歩して見たかったのですが、今日は泥水で少しそんな雰囲気に遠かったので止めましたが、ここへ来てやっと京都らしい風景を見つけたような気分になりました。
 
 


((祇園祭)「「雨の加茂川」

2006-07-25 04:47:11 | 旅 おでかけ
 四条通を八坂神社の方へ向かうつもりで、四条大橋のそばまで来ると…なんと加茂川は物凄い大水です。
 いつもは水半分 河原半分…と云った状態だと思うのに…こんな加茂川を見るのは初めてです。
 古ーい歌に「祇園小唄」と云う歌ありますが…その中の二番に
     夏は河原の 夕涼み
     白い襟あし ぼんぼりに   (作詞 長田幹彦 作曲 佐々木光華)
 と云う歌詞があります。
 「襟あし」なんてあまり使わない言葉なんですが…でも着物姿の女性にはピッ足しの表現なんですね。ちょっと現代離れしてますが、なにか京情緒に溢れたいい歌なんですから私は好きな歌です。
 でも、これでは夕涼みをする場所も残念ながら、少し見当たらないようですね…

 この歌の冒頭に「月はおぼろに…」と歌われている東山も、今日は雨と霧につつまれています。
 このあたりからいつもはよく見える、比叡のお山も今日は見えないようです。
 

 

(祇園祭) 「激写! 鳴門の渦潮?いいえ、加茂川ですよ!」

2006-07-25 04:46:23 | 旅 おでかけ
 折からの雨に凄く流れが速いので少し接写(?)して見ました。鳴門の渦と見間違う(?)ようで加茂川にしては珍しい大水です。
 昔に後白河天皇(上皇?)だった…と思いますが、自らの意のままにならないものとして「比叡山の山法師」と「サイの目」とそれに「加茂川の水」と嘆かれたそうですが、それ程昔は加茂川の水もずい分大暴れしたようです。
 今は治水技術もも進歩しているかので、昔みたいには暴れないと思いますが、それでも今日のこの景色では歌のように
   加茂の河原の夕涼み
 は…全然無理ですね。流されて仕舞いますよ…。

(祇園祭) 「八坂神社」

2006-07-25 04:44:42 | 旅 おでかけ
 四条通の東の果て…八坂神社…「祇園祭」はこの神社のお祭です。この神社は平安京が出来る前から鎮座されていたという、由緒ある古いお宮さんです。
 今日はお祭なのでほんとは凄い人出のはずなんですが、雨のせいか参詣者は思ったより多くはありません。
 厳密にはこの祇園祭は今月いっぱいまで、行事があるのですがも最大に行事はやはり「山鉾巡行」ですので、あとの神事は「あとの祭り」としてあまり目立たないようです。
 

(雑記帳) 「国道不通!」

2006-07-24 22:47:43 | 雑記帖
 全国的に長雨の被害が増えていますが、貴重な人命が失われるなどテレビで知るたびに心が痛みます。
 雨の祇園祭に行ってからすでに一週間、あれからお天気は良くなるどころか殆ど雨続き…空梅雨を嘆いていた昨年とは大違いです。
 二,三日前には遂にライフ・ラインであるところの、国道が土砂崩れで不通になりました。
 私個人はは会社への通勤とかは別に支障ないのですが、京都大津方面への道が止まって仕舞ったのですから、そちらへ通勤される方は大変な遠回りを強いられそうで不自由なことと思います。
 近畿地方は明日もまだ全域で雨が降るそうですが、二次災害の防止の為に梅雨が明けないと復旧など手が付けられず、現時点では見通しが立たないそうです。
 別に人命や人家に被害があった訳ではないので、大被害に遭われた地域の方などのことを考えると、まだこの程度で済んでいるのは幸せかも判りません。
 
 被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げますと共に、復旧が一日も早からんことをお祈り致します。

 先日からの「祇園祭」続きです。
 


(祇園祭) 「これが河原町通?」

2006-07-23 22:47:08 | 旅 おでかけ
京都随一の繁華街がこんなにひっそりと、しているのを始めて見ました。いつもなら車の列で難儀するこの道も、山鉾はずーと先の方を巡行中…後の方で」ライフ・ライン復旧中の作業車以外はクルマの姿は見ません。
 いつもはクルマでひしめく大通りに訪れた一瞬の空白です。
 いつもこんなんだったらどうかなぁ?走りやすい…と云うよりも、まるでゴースト・タウンみたいで気持ち悪いみたいでしょうね。
 そういえば以前に倉敷から瀬戸内大橋を渡った時も、私ともう一台の2台きりだったことを思い出しました。道を間違ったのかな?と思うぐらい静かだと、却って寂しくて戸惑いますね。
 多少は混んでも賑やかなところは賑わう方がいいと思いました。
 
 

(祇園祭) 「旧京宝前」

2006-07-23 22:46:26 | 旅 おでかけ
 昨年の秋の紅葉の頃…河原町通を通った時、古い映画館が次々と消えていく中で、最後までオールド・フアンの希望の灯となっていた「京都宝塚劇場」のラスト・イベントが行われていました。
 上映の映画はあの懐かしい「ローマの休日」それに「また逢う日まで」などの不朽の名作が数本…この映画館は半世紀以上にわたり「京都スカラ座」と共に、数々の名画を送り出して来ました。
 長年の栄光ある歴史を終えて閉館し、今は「京宝ビル」として生まれ変わるべく、建て替え中の旧京宝前を行く山鉾の行列を眺めながら、時の流れをしみじみと感じるのでした。
 
 

(祇園祭) 「十字屋楽器店」

2006-07-23 22:45:38 | 旅 おでかけ
 河原町三条の「JYUJIYA]を覗きました。この店の前を通ったら吸い込まれるように入って、なにかをぶら下げて出てくるのが私のクセになっています。
 最近よく話題になっているのは例の著作権切れのDVDですが、今日もなにか良い掘り出し物があれば…と云う魂胆でありました。
 今日もDVDを4枚ほど買いましたがそのうちの一枚…それはつい先日に他界したばかりの、女優ジューン・アリスンさんの代表作…「グレン・ミラー物語」ですよ。
 実はこれは行きつけのレンタル・ショップにあったのですが、いずれ低価格DVDが出るはず…と借りずに我慢していた一枚です。
 これ…期間限定8月31日までなら2枚以上買えば一枚400円なんです。レンタルで1週間借りてもこの程度はかかりますから絶対にこれはお買い得なんですね。店頭には沢山あったので気付かなかったけれど、貰ったビラを帰ってから見ると「恐怖の報酬」とか「終着駅」なども400円であったみたい…。
 とにかく現時点での対象作品は270点だそうで、もう一度掘り出し物探しに来なくっちゃ…