地底人100物語

相手にとって不足なし

成願寺温泉「長岡観光ホテル養寿館」(新潟)

2018年11月12日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


成願寺温泉「長岡観光ホテル養寿館」

長岡の市街地から八方台に向かう途中、成願寺町の奥まった県道沿いに成願寺温泉があったというので行ってみた。
ナビのお告げに従い、県道9号を進軍。
成願寺町の住宅地を抜け、勾配を上っていくとちょっと開けた場所にでた。
バスの折り返しの回転場だ。

その下に更地が見える。ここが成願寺温泉跡地だろうか。
バスの回転場の少し上に砂利敷きの広く平たんな場所があったので、そちらに車を置き散策を開始。

県道を少し下ると、更地へ下るスロープがあった。

ロープが張ってあり、立ち入り禁止となっている。
現在は老人福祉会の所有地となっているようだ。
脇には石柱があり、文字は読み取りづらいが、「新潟縣景勝地成願寺遊園地」と刻まれているように見える。

やはりここが成願寺温泉の跡地のようだ。

スロープの下は舗装された駐車スペース。
奥の方まで更地が広がっているので、結構大きな施設だったと思われる。


敷地内には小川も流れている。
湯上りに川辺で涼んだり、ホタル見物をしていたのかもしれない。

新潟のいで湯によれば、明治4年に開湯、明治・大正時代から「越後長岡の成願寺」として知られ、敷地内には子供の遊園地もあり、家族連れの客も増えていたようだ。
しかし、中越地震で被災し廃業。

新潟県の「平成26年度温泉利用状況報告書」によれば、成願寺温泉には未利用源泉が1本あり、自噴7リットル/分、単純硫黄冷鉱泉となっている。


新潟県長岡市成願寺町1047甲
TEL 0258-46-XXXX

2018年10月のメモより

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