地底人100物語

相手にとって不足なし

妙見温泉「しらさぎ館」(新潟)

2017年12月11日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


妙見温泉「しらさぎ館」

柏崎から長岡を目指し国道8号を進軍。
国道116号と別れ、北陸自動車道をくぐった先の「曽地中」の交差点を右折。
すぐに左折し狭い道をしばらく走る。
民家が途切れたあたりの左手に、荒れた舗装の広い場所が見えてくる。

ここが妙見温泉の跡地のようだ。

奥まった場所に祠があり、

その手前には「黄金乃湯源泉」と彫られた石碑が建っている。

噴出は平成3年10月5日。ということは1991年か。
2002年には休業していたようなので、10年くらいしか営業していなかったことになる。

「新潟県内日帰り温泉おすすめ情報」の紹介記事を読むと、「湯は黄金色で気持ちいい。」だったようだ。
しかし、この石碑の裏から溢れ出ている冷水は透明。


おそらく加温などにより鉄分が酸化し、黄金色になっていたのではなかろうか。
当初ポリタンクに持ち帰り、自宅で加温すれば黄金湯を楽しめるかなと考えていたのだが…
湯口が低いところにあってポリタンクに汲み取ることができなかった。
黄金色の湯は次回のお楽しみということで。

あらためて見ると、ひろい敷地だったんだなぁ。


手元の「新潟のいで湯」によれば
「この曽地峠一帯には石油・天然ガス層が走っていることから、地元有志が『温泉も出るのでは?』と掘ったところ、地下200メートルのところで鉱泉の湯脈をみつけた」とか。
泉質はメタケイ酸泉、18.5度(加熱)。
また新潟県のホームページの温泉利用状況報告書によれば、
「未利用源泉。25℃未満。自噴:湧出量不明。メタケイ酸の項で温泉に該当」


2017年11月のメモより

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