地底人100物語

相手にとって不足なし

越後湯沢温泉「高半」

2009年12月07日 | 新潟の地底人
越後湯沢温泉「高半」

越後湯沢温泉の湯というと、無色透明無味無臭と思っている方も多いのでは。
が、温泉街のはずれ「湯元」地区(ガーラ湯沢の麓あたり)には個性ある湯が溢れている。
その一角にあるここ「高半」といえば、川端康成が名作「雪国」を執筆した湯宿として周知のとおり。
日帰り入浴で立寄ってみた。


浴室は妙にだだっ広く不思議な空間だ。
大小2つの湯船があり、いずれもこんこんと湯があふれている。

小さいほうの湯船は投入する湯量をしぼり、やや温めの温度設定。
タマゴ臭はあまり感じられないが、ヌルスベが強い。

大きいほうの湯船はザコザコのかけ流しで、タマゴ臭がはっきり感じられるものの、ヌルスベは逆に弱かった。
湯を口に含むとタマゴ味で、口の中に苦味が残る。
あまりに気持ちいいのでついつい長湯になり、けっこうグッタリくる。


浴室の奥の水風呂は打たせ湯状。
山の清水を仮設にて引き込んでいるとの掲示。
浴槽の半分もたまっていなかったので洗面器にすくってアビルマン。
温冷交互浴でスカっとさっぱり。

ここはお泊りで撃沈したい湯だ。

敷地の地下を新幹線が通り抜けている?!


湯沢温泉「湯元」
単純硫黄温泉
43.4℃ pH9.6 成分総計383.6mg/Kg (H16.1.20)

新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢湯元923
TEL 025-784-3333

2009年9月の入浴メモより

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 越後湯沢温泉「ぽんしゅ館」 | トップ | 全国外湯巡り温泉地ガイド »
最新の画像もっと見る

新潟の地底人」カテゴリの最新記事