ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

危険が一杯

2006年12月12日 | 日記・エッセイ・コラム

オートバイで走ってると、どこもここも危険があふれてるけど、高速道路上ではちょっとしたことが、命にかかわるようなこともある。さっきテレビを見てたら、関越道で落下物が原因と思われる事故のニュースをやってた。4mくらいのハシゴ(!)だ。

ボクも日帰りが多いんで、高速道路はよく走るけど、落下物にはしょっちゅうヒヤッとさせられる。

ヒヤッとどころか、かなりヤバいこともあった。

雨の名神、関ヶ原IC付近でバスの後ろを走っていたら、突然バスの左右のタイアの間(真ん中ね)から電線を切るデカいカッターが現われた!

車間はそれなりにあったけど、文字通り「あっ」という間。身構える間もなく、ガッと前輪が乗り上げた。

死んだ、と思ったその時、左後ろでブレーキ音。

はっと振り返ると(生きてたよ)何かデカい物が転がってて、後続車が急ブレーキ。あ、ボクのパニア(ケース)!!

オートバイも心配だったので、路側帯に緊急停車して、様子を把握。前輪がふんずけたカッターが左のパニアを直撃してパニアが脱落したのだった。ブラケットにはパニアのツメが折れて残されていた。パニアまでおよそ100m。道路上を歩くのは禁止だし、第一、危険この上ない。わかってはいたけど、走行車線上に転がったパニアでさらに事故が起こりそうだったので、自己判断でパニアを回収しに行った。

あれはヤバかったね。

あれ以来、高速では車線の左か右に寄って走るようにしている。

あ、ちなみに後ろから車間を詰められる時は右に寄ると、後続車の視界に入ってちょっと下がってくれるよ。ためしてみて。