ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

夏の終わりに吹く風涼し、ああ憂鬱

2011年08月29日 | R100RS (1981) 銀じぃ

気付けば日暮れがずいぶん早くなったね。

7時だともうすっかり暗いよ。

夜更けに、明け放った窓から聞こえるのは虫の音。

明け方寒さに目が覚めて、布団をたぐる。

「処暑」の候か。

暦で云われる季節に違和感を覚えることが多いけど、

昔の人はさすがにそこいら辺は敏感だったんだね。

Dsc_5045_1024x669

オートバイに乗っているボクたちだって

おそらくは乗っていない人たちよりは、敏感で

今週の風の涼しさは格別だったね、そう感じた。

でも、日差しは強くて、直接焙られるとまだまだアツい!

猛スピードで飛んでいく赤トンボにぶつかりそうになって

ギリギリのところでかわしていくヤツ等を見ると、

あー今年の夏も終わりなんだな、と実感する。

            〇

なんだかんだ云いながら、今年もどこへも行けなかった。

時間も無けりゃあ、お金も無い。

でもまあ、クルクルクネクネ、オートバイで走ってるだけでしあわせなので

不満はないんだけどね。

ボクの住んでる三河地方は山もあれば海もあるところで、

信州へだって、その気になれば2,3時間走ってけば行けちゃう。

山も相当深けりゃ、温泉も多い。

とても贅沢な立地だね。

Dscn0131_768x1024

逆に云うと、だからワザワザ遠出しなくても楽しめると云えばそうなのかもしれない。

ワインディングを攻めたいな、と思えばすぐそこだし、

海を眺めながらのんびり流したいな、と思えばそれも簡単だ。

冬でも山は難しいけど、走れるところは一杯あるし、

おお、三河!オートバイ天国かも?

            〇

話は変わるけど、実は今週、ちょっと憂鬱。

今度の土日にバイクショップのキャンプツーリングに行くことになってしまった。

すごく真剣に断ったんだけど、すごく一生懸命口説かれて

結局、行くことになった。

キャンプは嫌いじゃあないけど、カワサキ730会という集まりらしいので

一杯集まってくるんだろうな。

集団、苦手・・・・・・

時間とかルートとか決められると、もうそれだけでフガー・・・・・・と萎える。

台風が二つも日本に向かってたから、

こりゃあ土日は暴風雨で中止間違いなしと高を括っていた。

が、11号は中国へ。12号は週末には三陸沖へ。

ああ無情・・・・・・

なので土曜の朝9時(!)にショップ集合です!

予定表に東栄町⇒151号線とあったけど、

途中の「太和金トンネル」通行止めって知ってるのかな?

Dscn0134_782x1024

まあ迂回路の県80は楽しいからいいか。

ああ、やだなー。

にんじゃ、とか、ぜふぁー、とか、つきぎが付いて「ふぁおーーーーん」かなー。

ノースリーブのGジャンだろうなー。

ボク、たぶん銀ジィだし・・・

Dscn0135_1024x719

            〇

と云う訳で、次週「カワサキ730会 キャンプツーリング報告」!

ご期待ください!!!!!


純オートバイ乗り宣言

2011年08月22日 | R100RS (1981) 銀じぃ

起きてみたら、雨が上がっていて、路面も乾いていた。

降り出しまで何分?を携帯でチェックすると

1時間以上は大丈夫、と出た。

走り出してすぐにシールドを小さな雨粒が打ち出した。

まーいいさ、本降りになったら戻ればいいのだ。

こないだ入れた「カストロールクラシック」のフィーリングが良い。

Castrol205001_3

空冷のビッグボアエンジンには鉱物油が良いと云われるけど、当たってる。

20W-50の粘度もやはり大切なのかな。

暖機が終わってからの回り方があきらかに滑らかだ。

交換してから5000kmでフロントが2分山に摩耗した。

レーザーテックを履き潰すのは初めてだけど、

こんなにライフが犠牲になっているとは思わなかった。

すでにウェアインジケーターはつながりかけている。

ここからどこまで持つのだろう。

バンキングの感じもグリップもそれほど変化なく、まだいけるんだけど。

Dscn0111_1000x750

Dscn0108_727x1000

作手まで行って、雨の気配が濃くなったので、引き返す。

霧の出た高原は信州か北海道を走っているようだった。

湿った空気を銀ジィのカウルで切り裂くようにして走る。

6000rpm手前まで引っ張って、4速へ入れると

急に雨が強くなった、否、ちょっと飛ばしすぎだよ。

家へ戻る県道へ入ると本降りになった。

ポケットにデジカメを入れていたのを思い出して、木立の下に銀ジィを停めた。

ちょっと雨宿り。

Dscn0112_750x1000

静かな山道に雨が大地を叩く音だけが低く響く。

この先は10%を越える下りが続く峠道。

2分山のレーザーテックは不安だけど、

ウエットのライディングは嫌いじゃない。

けれど好きな訳でもない。

ウエットの下り坂を走るのは気を遣うから、逆に楽しいのだ。

あまり強くバックトルクを掛けるよりも、

早めのブレーキングで、向き変えの前にしっかり後輪側に荷重ができているか。

トラクションを掛けるだけの余裕を残せているか。

シートへの荷重がいつもどおりできているか。

もちろんブレーキングでタイヤをロックさせてはいけない。

気を付けることはもっといっぱいあるけど、

考えるより先に身体がそれをこなしていく様子を感じることが心地いい。

雨の下りのワインディングは、この身体がライダーである、と感じられてうれしい。

このタイヤ2本の不思議な乗り物を操る、ボクはオートバイ乗り。

土砂降りの雨にパンツまで濡らしても、ニヤニヤ笑いで信号待ちしているんだぜ!

もうじき50歳なのに・・・・・・

なんて爽快なんだろうねー。

Dscn0118_1000x750

旅することは好きだけど、

オートバイで走ることと同義語じゃあないね。

食べることより、話すことより、

走ることが目的になっていることがほとんどだ。

道が好きなのか、オートバイで走る「道」が好きなのか、

とにかく道は目的だね。

季節ごとのその厳しさや美しさも好きだね。

季節を感じて走ることも大好きだ。

街を見るのも好きかな。

遠くへ行って、ああここ好きだな、いいとこだな、ていうの好きだよ。

そこで暮らしてる自分や大切な人のことを想像したりしてね。

なんだ、ちっとも純粋オートバイ乗りなんかじゃないな。

結局、オートバイに乗って走ってるのが好きなんだけど・・・

ああ、それだけでいいや。


ネズミとネコ、あるいはキョンとあいつの話

2011年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム

当時の職場の先輩が、姪にねだられて無理やり買わされたネズミ。

気が強くて手に負えず、そいつはボクのところへやってくることになった。

たまたまそのころハムスターのコミックを読んでいて、

本当にたまたまハムスターに興味があったボクは、

仕事場に連れてこられたネズミを「かわいいー」と云ったばっかりに

ゲージから回し車から一切合財を譲り受けることになったのだ。

体調が5センチばかりのドワーフハムスターはシャンガリアンと云う種類で

真っ白な毛がとてもきれいだった。

怖がりで警戒心が強いために、ちょっとしたことで「ギーー」と威嚇の声を上げた。

何度も指を噛まれながら、ボクの匂いを覚えさせ、

それでもそのうち掌に黙って乗るようになった。

ボクが渡したヒマワリの種を両手で受け取って、器用に皮を剥いて見せる。

小さなネズミは「キョン」と名付けられた。

Dsc_3244_800x556

            〇

キョンはとにかく元気が良い。

ゲージの網を登るのが好きで、いちばん上まであがってはあっけなく墜落する。

何度も何度も飽きることなくそれを毎日繰り返した。

回し車も大好き。

ただし、部屋の電気が消えて真っ暗にならないと回さない。

もともと夜行性のハムスターは闇夜を何キロも走る。

カラカラ、カラカラ、キョンは回し車の荒野を夜通し走り回る。

ゲージの中にふんわりと敷き詰めた牧草も

一晩できれいに踏みならされて、真っ平らになる。

あの小さな身体には、もの凄いパワーが宿っているらしい。

Dsc_3242_800x532

            〇

最近では野良ネコも珍しいけど、

そのネコはいつの頃からか、ボクの庭へ来るようになった。

とにかく巨体!

喧嘩が絶えないのだろう、満身創痍でズタズタのボロボロだ。

ひとを見ても全く動じない。

太太しく、ゆっくりと歩いていく。

その態度と薄汚れた外見から微塵の可愛げも無い。

何にでも名前を付けてしまうボクなのに、

なぜか知ってずいぶん経つのに、いつも「あいつ」と呼んでいた。

嫌いだった。

いつもひとのことを見透かしたような目で見返してくる。

脅かしてやっても、鳴き声ひとつあげず、驚きもしない。

           〇

冬のある時、

そう云えば「あいつ」最近見ないな、と不意に思った。

寒い日が続いていたし、よくは知らないがきっと相当な齢のような気がした。

ちょっと、哀れな気がした。

が、もちろん冬の寒さぐらいで逝ってしまうようなヤツではなかった。

それから2,3日たった日の朝。

「あいつ」はボクのクルマの下で寝ていた。

ふん、と思って蹴る真似をして追い出そうとしたが、

「あいつ」はいつもどおりちっとも慌てず、

面倒くさそうにのそのそと通りを渡って、隣の庭に消えた。

            〇

ハムスターの寿命はだいたい2~3年と云われている。

キョンは2008年生まれなのでもう3歳になっていた。

今年の冬は越せないかと思っていたけど、なんとか春を迎えた。

ただそのころから衰えが激しくなって、

目が開かなくなったり、はしごが昇れなくなったりしていた。

毛並みも悪くなって、手足の毛も抜けてきた。

大好きな回し車も、少し回しては弾き飛ばされるように下へ落ちるのでゲージから外した。

それでもキョンは毎日せかせかと動き回り、網を登っては転落し、

いっぱい食べては、いっぱいフンをし、毎日懸命に生きていた。

老いを目の当たりにしたころは、なんだかかわいそうで

不自由な手足をばたばたさせる姿を痛ましいと思っていた。

けれど、そんなことお構いなしに網を登り続けるキョンを見ていて、

ある日、はっとさせられた。

命ある限り、懸命にそれを生ききるキョンの直向きな姿に教えられたのだ。

目が開かなくなっても、手足が思うように動かなくても、

与えられた命を全うしようとしているキョンを、痛ましいと見るのは失礼ではないかと。

それからは毎日キョンの姿を見るのが楽しみだった。

こんな小さな命から教わった大切なこと。

直向きに命を生きることの大切さ。

            〇

お盆の中日の朝。

キョンは命を全うしていた。

まだ少し暖かくて、ハナもピンク色だった。

            〇

オートバイに乗りながら、気持ちを整理するのが習慣なので、

いつものように銀ジィ(’81R100RS)に乗って、いつもの道へ走り出す。

Dscn0084_594x800

涼風の里で木陰にオートバイを停め、ぼんやり風に吹かれていたら、

枯れ葉が落ちてきた。

ふと見上げると、サクラの木。

Dscn0076_800x600

サクラの落葉がもう始まっていた。

今年は案外秋が早いのかもしれない。

            〇

昼前に家に戻った。

銀ジィを車庫に仕舞っているとき、妙な気配を感じた。

Dscn0075_800x584

「あいつ」だった。

向かいの家のフェンス越しにボクを見ていた。

ちゃんと座って、真っ直ぐに顔を向けて、

まるで「大丈夫か」と云っているかのような感じだった。

いや、ボクの勝手な妄想か?

でも、正直、とても不思議な安らぎを感じた。

うれしかった。

うれしくて、急いで家から喰いかけのパンを持ってきて

「あいつ」に、驚かさないように出来るだけそーっとパンを投げてやった。

でも、いじめて来過ぎたよね・・・

「あいつ」はいつものように、のそりと身をひるがえして、草むらに消えた。

これからはもう少し優しくしてやろう、そう思った。

            〇

ネズミとネコの話はこれだけだ。

でも、何だか不思議な気持ちがしたよ、ボクはね。


はやく帰ってビールにしよ

2011年08月08日 | R100RS (1981) 銀じぃ

今日は(8/8)「立秋」。

暑い日が続く今年の夏も、そろそろ峠を越える頃。

もちろん1年でいえば一番暑い頃でもある。

オートバイで走るのもちょっとツラい時期だね。

            〇

点火コイルを交換したら、あっさり息を吹き返した銀ジィ(81R100RS)

バイク屋から引き取ってきた。

Dscn0016_800x554

電車に乗って、バイク屋に向かってる時は

この後どこ行こうかな?なんて思ってたけど、

駅から店まで真夏の炎天下歩いてたら

そんな気分もすっかり蒸発しちまって

一目散に家まで帰ってきたよ。

Dscn0029_800x526

Dscn0034_800x494

短パン(ショーパン)に穿き替えて、日よけの下でビールをやる。

暑い日はこれだね。

銀ジィのタンクの絶妙なラインを愛でながら、グビグビやる。

Dscn0051_800x600_3 Dscn0053_800x600_3

Dscn0046_800x610

家の壁でセミ公がジィージィーうるせぇ。

Dscn0055_800x541

と思いながら、ちょっと寝ちゃったよ。

宅配便のトラックが止まって、目が覚めた。

おーー、来た来た、グッドタイミング!

銀ジィのために頼んでたオイルが届く。

Dscn0057_800x600

カストロール・クラシックXL。

20W-50のマルチグレード 鉱物油。

きれいな黄色のオイル、匂いも甘く香ばしい。

酔い覚ましにオイル交換で汗をかく。

どばーっとキチャないオイルを抜いちまって、

Dscn0060_800x600

ここでビールをもう1杯

とりあえず2リットル入れてみたら(ボクにビールを、じゃなくて銀ジィにオイルをね)、

丁度良いレベルになってたよ。(ボクは飲みすぎ

            〇

翌日の日曜も暑い日になった。

別に目的がある訳じゃあないけど、ステムの様子もみたいので

いつものコースへ走り出す。

先週よりさらにちょっと締めこんでみた。

そしたらやっぱりシミーは完全に消えたよ。

気配すら感じない。

ただ、今までとちょっと違うのはフロントのサスの感触。

感覚だから気のせいかもしれないけど、

明らかにソリッドな感じになった。

小さな振動や突き上げもはっきりと伝わってくる。

コーナリングの感じはまったく自然。

むしろステアリングダンパーを常にフリーにできるので

ハンドリングが悪くなるはずがない。

Dscn0064_800x599

いつのも休憩場所。

先週、ヘビがいたから今日は椅子もってきた。

にしても今日もアッチーなぁ。

早く帰って今日も一杯やろ。

ということで早々に帰宅。

Dscn0071_600x800

日除けの下で、銀とあおを見ながらグイーっとな

E「こないだリトモのHPで悪いもん見ちゃったよ」

銀「コンプリートかい?」

E「うんにゃ、オーリンズさま」

銀「ああ、オリジナルだしてるね、あそこ」

E「そうなんだよ。ハチマンロクセンだって」

銀「どうせなら、プリロード無段階にすれば」

・・・・・・・・・・・・

なんてね。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村・バイクブログBMWに参加しています

1クリックで応援よろしくお願いします!


いや、あんがい楽しかったかも・・・故障だけどね

2011年08月01日 | R100RS (1981) 銀じぃ

それは4速3800rpmで走行中だった。

スロットルパーシャルのはずなのに、突然エンジンブレーキがかかった。

!?

ストールしてる?

ガス欠?焼き付き?コック詰まり?電気系?

一瞬の間にグルグルと怖い想像が頭を駆けめぐる。

クラッチを切らずに(後続車もいなかったので)空走して様子を見る。

幸いにもほんの数秒でエンジンは息を吹き返した。

まぁーいっか。

と、ノー(能)天気にやり過ごして、

いつもの休憩ポイントに銀ジィ(’81R100R)を乗り入れる。

結果、15分後こんなことになっていた。

Dsc_5424_509x800

再出発しようとしたらセルは回るけどエンジンがかからない、かかる気配もない。

ニヤニヤしながら様子を見に来る野次馬を尻目にどんどん外装をむしり取る。

ガソリンコックを外してる時に近寄ってきて、煙草に火をつける阿呆をたしなめ、

(いや、こんなとこで分解してる方が悪いですけど、煙草に火を付けなくてもいいでしょ?)

何が悪いの?と尋ねるおっさんには、ターボチャージャーかなーと誤魔化し、

セルは元気良く回るのでコイルの結線を確かめる。大丈夫そうだ。

プラグを外して火花を確認すると・・・・・・、やっぱり飛んでない。

予備に積んでいたプラグに換えてみたけどダメだった。

・・・・・・コイルか?

Dsc_4277_608x800

茶色の手榴弾みたいなヤツに換えたばかりなんですけど。

まさか、ねー?

            〇

ここで元ディーラーKさんに電話。

E「火花が飛んでないんですけど」

K「コイルかな」

E「でもダイナに換えたばかりだよ」

K「イグニッショントリガーが死んだかな」

E「レッカーでしょうか?」

K「そうだね」

あっさりと降参してロードサービスを頼む。

AMNロードサービス付クレジットカードでレスキューを依頼した。

いつもだったらショップから迎えに来てくれるんだけど

この日は出られないということで、近くのレッカーサービスが来てくれた。

と一言で書いたけど、実際には山奥にいたので来るまで2時間掛かったよ。

でも、助けに来てもらえるだけありがたいから仕方ないね。

Dsc_5425_800x566_2

この日は意外にも風が涼しくて、木陰にいたから気持ちよかったよ。

蝉しぐれを浴びながら昼寝。

ヒグラシも鳴いている。

カナカナ、カナカナ・・・・・・

はっと目覚めても、まだ来ない。

草むらからヘビの子供が銀ジィを見に来た(ギャッ!)

ブロロローンとオートバイが時折通過していく。

あー腹減ったなー、と思っていたらやっとトラックが来たよ。

            〇

それがすごいでっかいトラック。

荷台ごとスライドして地面に降りてしまう本格派(?)で積み込み楽々。

EXCELの青山さん、一生懸命で好感が持てます。

Dsc_5426_522x800

Dsc_5427_800x523

本宮山のワインディングを降りなくてはいけないので念入りに固定。

ドゥカティのロードサービスをやっていたことがあるとのことでオートバイにも慣れている様子。

安心して任せられましたよ。

本当にありがとうございました。

        〇

青山さんのトラックに同乗させてもらい、

豊橋の元ディーラー「オートショップナカムラ」まで運んでもらった。

ずいぶん距離があって時間がかかったけど、

車内では青山さんとピックアップの苦労話で盛り上がって楽しかったよ。

ショップで銀ジィを降ろして、

さっそくKさんがコイルやプラグコードをチェックしてくれた。

けれど、その場では再始動できなかったので、預けて帰ってきた。

その晩、Kさんから電話があって

コイルを交換したら始動したということだった。

え、ダイナに交換したばっかなのにダイナしじゃん(おぉ!また駄洒落かよ)

Dsc_5433_800x531

確かにアメリカ製で、ダイナて何よ、ってな感じだけど、評判は悪くないよね。

でも、純正はBOSCHだし、ドイツ製だし、って同じ様なもんか。

Dsc_5431_800x554

翌日、手持ちの純正BOSCHコイルをピカピカに磨き上げてショップに持ち込む。

ネジ忘れて行ったりでドタバタしたけど、装着したら1発始動。

やれやれ・・・・・・マジですか。

            〇

仕事の疲れもあって、今週は軽く流してくるだけにしよう、と走り出したんだけど

結局、家に戻ってこられたのは夕方5時くらい。

オートバイに乗っていたのは1時間弱かな。

いろんなところ、いろんな人から電話がかかってきたり、

レッカーで迎えに来てくれたり、

部品をチェックしたり、様子を見てくれたり、

たくさんの人に助けてもらった。

ありがたいなーと本当に思う。

商売だから、という人もいるかもしれないけど、

心がこもっていることは、間違いない。

真面目で直向きに取り組む人たちばかりで気持ちがいい。

いい人たちに助けられ、支えられた故障の一日だったよ。

にほんブログ村 バイクブログ BMW(バイク)へブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村・バイクブログBMWに参加しています

1クリックで応援よろしくお願いします!