ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

四国のこと その1(橋を渡る)

2008年03月31日 | R1150RT (2001) あお号

四国への旅は、その海峡を渡ることで始まる。

ボクは、本四連絡橋が出来るまでは、フェリーで渡っていたけど

いまでは大抵、橋を渡る。

橋は有料の自動車専用道(しまなみ海道は側道もあります)なので

お金を取られる訳だけど、それがちょーっと「お高い」!

ただ、フェリーに1時間乗るのに掛かる手間を考えると

いつでも待たずに渡ってしまえる橋は便利この上ない。

        ○

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今回、行きは倉敷まで行って瀬戸大橋を渡ることにした。

なぜかは、またあとでわかるよ。

どの連絡橋もそうだけど、橋の高さもあって、風がかなり強い。

ただ眺めは絶景!空を飛んでるような感じで最高の気分だ

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途中の与島で微妙に向きを変えてさらに瀬戸内海の上を行く。

この日も風が強くて他のオートバイの人たちはマイペースの走りだったようだけど、

あお号(R1150RT)は、ズータイがデカいわりに意外にも風に強い。

片手でも走れちゃうくらいのお気楽モンだ。

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いよいよ四国に上陸。

讃岐富士(飯野山)が出迎えてくれる。(スクリーン越しに見えるおむすび様の山)

実はこの景色が見たくて今回瀬戸大橋からのルートを選んだ。

とてもきれいな山容でこれを見るだけで、四国に来た甲斐があったと思わせてくれる。

        ○

さて帰りは、鳴門から淡路島をへて、明石海峡大橋を渡った。

この橋のデカさは、2本の主塔の間隔(距離)が、

最上部と最下部で異なっているという事実が物語っている。

なぜか?

なんと地球の丸みのためなんだよ。

今回、強風と道路のジョイントの恐るべきギャップ(?)にもひるまず、

ビデオ撮ってみました。

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by exit114

いくぜ!「ロング」ツーリング

2008年03月23日 | R1150RT (2001) あお号

別にあえて話を難しくしようとしている訳じゃァないけどね。

「ロングツーリング」って云うのは、ふつうの「ツーリング」と

何がどう違うんでしょうねー?

「ロング」って云うのは、「距離」?それとも「日程」?

        ○

来週、3日間ツーリングに出る余裕ができた。

ホントにあっけなく、ホイッと時間がとれた。

どこに行こうかいろいろ考えたんだけど

3日間って長いようで短いよ。

まだ、北の方は雪が残ったりしてるだろうからムリだろうし

かと云って、九州はねー。3日じゃァね。

(以前1泊2日で阿蘇まで行ったことあるけどね)

そんでもって決めました。

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――――――四国でーす。

        ○

今のボクにとっては3日間はとてもながいながい時間。

まちがいなく「ロングツーリング」。

なのにここ2,3日腰がイッテーのよ。

歯茎の腫れもひかないし……


こんなヤツ(注:オートバイ)は初めてかも

2008年03月12日 | R1150RT (2001) あお号

いろいろなオートバイに乗りたいという願望が強くある。

けれど究極の1台にめぐり会いたいとも思う。

真逆な考え方のように聞こえるけど

その実、同じことを云っているようでもある。

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お金が有り余るほどあって

次々にオートバイを買い替えることが出来ても

きっと「この1台」を求めていくんじゃないかな?

        ○

仕事の疲れがたまってるし、今日はのんびり家で休むかな

と思っていても、実際に朝起きてみると、なんとも良い天気。

濃い目に淹れたコーヒーをすすりながら、わざとのんびり新聞に目を通してみるんだけど

やっぱり走りたくて走りたくてうずうずしてくる。

こうなるともう止まらないね。

そそくさと「乗る」カッコウに着替えて家を飛び出す。

ガレージのシャッターを開けるとあお号(R1150RT)と目が合う。

「行こうぜ」てな感じだな。

        ○

油温計が上がってくるのを待ってエンジンに活を入れてやると

ボクサーツインはブビィーンと唸ってパワーを捻り出す。

6,000rpmを越えると震動が増えるが、

そもそもオートバイのエンジンに振動があって悪いかー!なのだ。

空冷のビッグボアエンジンは気を使って乗れ!

それでいいじゃない?

別にBMWなんて大したメーカーじゃないけど

このボクサーエンジンに拘ってくれているということには

いちユーザーですが、敬意を払いますね。

        ○

ディーラーの問題があったり(07 7/23の記事を見てね)、

最近のBMWと云うメーカーの様子を見たりして、

他のオートバイに乗り換えようか、OHV系のBMWに換えようか、

いろいろと考えたりするんだけど、

どうにもこいつ(R1150RT)が手離せない。

乗るたびに好きになっちゃうんだなー。

ほんと重くしなー、金はかかるしなー、

高速でエンジン焼付くしなー、ガソリン満タンなのに警告灯点くしなー。

なー。なんだけどなー。

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新名神走り初め

2008年03月03日 | R1150RT (2001) あお号

ちょっとずつ暖かな日が顔を見せるようになってきましたね。

いかがお過ごし?(ミル姉さん風)

この陽気に誘われて「新名神」行ってきた。

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湾岸でトリトンを越えて、いったん東名阪に入る。

計画では湾岸道と新名神は直接接続されることになっているけど

今回の開通は亀山から草津までの「わかりやすい」効果を期待した、部分開通だ。

        ○

かつての鈴鹿バリアのちょっと(約2km)先で分岐する。

2車線で80キロ規制がかかる。

いわゆる「第2名神」なので3車線を期待したのに・・・

あっそうだね、ここは東名阪と新名神の連絡路部分だね。

5km程進むと、やはり3車線に!

そのまま鈴鹿トンネルへ突っ込んで行く。

ほぼ真っ直ぐな3車線のトンネルは圧巻。

これなら真冬も大丈夫そうだ。

        ○

土山SAを過ぎると、なんと2車線に逆戻り。

交通量もそれなりだから、しょうがないかも。

けど道路は最近の高速道路らしく、点から点を結んで一気に空中を突っ切って進む。

トンネルや橋梁は基本設計が3車線用なのか、かなり余裕があって走りやすい。

険しい甲賀の山里をあっという間に超えてしまう。

高度がやや高いのか、地域的な問題か、そこかしこに雪が残る。

気温もかなり下がっているようだ。

        ○

鶴が飛び立つ姿をモチーフにしたという特徴的なデザインの「近江大橋」を過ぎ、

「新名神」今回開通区間最後のIC「草津田上(くさつたなかみ)」まで2kmの表示がでる。

いままでほとんどアップダウンもカーブも無かったのに

大袈裟に「カーブ注意!」の表示が。

たしかにすごい下りの回り込んだ右カーブが現れる。

東北道の仙台手前のワインディングのような感じ。でも、こっちはカーブが続かない。

        ○

高速道路のネットワークが広がってくると

走った距離と料金の間に難しい問題が起こってくる。

ボクはそのあと名神で「彦根」まで行って下りたんだけど

料金は名神経由と同じの2,550円。

時間と距離がかかってるんだから得したとは云えないけどね。