ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

2008 走り納め、しました?

2008年12月28日 | R1150RT (2001) あお号

いつものように岡崎ICから東名に乗った

トラックは少ないが1BOXが多い

しかも沼津だの川崎だの他県ナンバーが目につく

師走も27日、帰省の人たちが故郷を目指すころだね。

こちとら因果な商売なもんで、大晦日も元日もなくいつもの1週間。

どうやら今日が今年最後のバイク乗り、走り納めとやらになりそうだ。

        〇

風は弱いけど、北からの冷たい空気が流れ込んで

朝はぐっと冷え込んだようだ。

高速の規制表示板には「白鳥以北、冬用タイヤ」の表示。

MAGロード(東海環状道)もいたるところに凍結防止剤の白い粉が散布されて路面が真っ白だ。

長い愛岐トンネルを抜けると右手に、雪をかぶった恵那山・中央アルプスが見えた。

もうすっかり真冬なんだね。

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下の国道・県道で峠を越えるのはヤバそうなので

このまま高速で行くことにした。

どこへ?

こ・こ・へ

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そばの郷、らっせいみさと (そんなに好きなんか?)

ここんところ今年中にもう一回は「らっせい」のそば喰いたいなーって思ってたんだけど

なかなか都合がつかなくて、結局走り納めが喰い納めになっちゃったよ。

そんで何にしたかと云うと、定番中の定番「天ぷらそば定食(温)」

温かいのか、ざるか、10秒迷ったけどね。

サブさには勝てなかった(でも天そばは温が良いかも)

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喰い終わって大満足。

ここでいつもの「らっせいみさと」年末年始の営業情報(勝手にマワシモノ)

な・なんと年内は大晦日を除くと27日がラスト!(マジか)

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大晦日は年越しそばのための特別営業

夜11:00からは深夜営業も予定されていますよ、しかも400食限定で年越そば100円!

凍結地帯なのでオートバイの人は気を付けて。

        〇

外に出るとちょっと風が出てきて冷たい。

WIDDERの電熱ベストも7段階中の6。

山々の木々はその葉をすべて振い落し、冬の澄んだ青空に尖った枝を突き立てる

遠く中央アルプスは中腹まで雪に覆われ、この先へは進めないよと宣告する

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もう帰るとするか……

        〇

早めに戻ってあお号(R1150RT)とマシロ号(Majesty C)をざっと洗ってやった

今年は四国へ行った。九州へも行ったな。

事故もなく(違反もなく、というか捕まらず)よく走ったね。

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ブログを読んでくださったたくさんのみなさんもありがとうございました、

来年もよろしくです

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冬の定番散歩コース

2008年12月14日 | R1150RT (2001) あお号

正午近くでも、道路際の街路樹の影が長く落ちるこの頃。

もうすぐ冬至だ。

冬将軍は今か今かと時を待ち

上空に時折流れ込んでは冷たい雨を降らせる。

さすがに師走も半ばを迎えると

ボクでさえ仕事に追われまくってバタバタする。

おまけに慣れない仕事の日々で

ここ何十年ぶりのひどい腰痛にも襲われ

せっかくの休みもウチでマッサージ機にかかっている始末だ……

        ○

昨日は天気がすばらしく良かったのと

翌日の日曜が雨の予報だったので

朝から、痛い腰をだましながら、あお号(R1150RT)を引っ張り出し

何とか乗れないものかと眺めているうち

「明日も休みなんだから、乗っちゃえ乗っちゃえ」の悪魔の囁きが脳裏を駆けずり回る。

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電熱ベスト着て行けば、温泉に入ってるのと同じだから(ほんとですか?)

腰にも良かろう(?)という雰囲気になる。

まぁー、だからと云って無理も良くないので

軽くいつもの散歩コースを回ってくることにした。

        ○

とはいえ、どうにも腰の具合が悪いようで

加減速の度に腰がピキッとくる。相当悪いなこりゃ、と思ってみてもあとの祭り。

電熱の加減を最大にして腰椎の機嫌をとる。

それに引き替えなんと陽気の良いことか。

風はほとんどなく、弱いながらも冬の太陽は、快晴の空に精一杯のエネルギーを拡散していた。

国道248号線を南下して、幸田から岡崎バイパスに入る。

道は結構空いていて快調にスピードに乗る。

4速4000rpm。

ボクサーツインの至福のトルク感と振動にしばし腰の痛みを忘れる(ウソ、ド痛い)

矢作川を渡る前でバイパスを下りて

県道で碧南・衣浦海底トンネル方面へ。

西尾の南を迂回して進むと辺りは真っ平ら。

目的地のでっかい建造物も視界に捕えられる。

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中部電力の碧南火力発電所。

壁面のデザインはヨットをイメージしているのだそうな。

中はどうなっているのか興味津々だねー。

でっかい発電機がウィーンって回ってるんだろうなー。

その後、近くにある秘密テストコースに行ってみる。

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すごいバンクのコーナーが延々続いている。

ここは地元T社の旧テストコースでかの2000GTはここで開発が進められた

のはもちろんウソで(今日はウソばっかだな)ただの護岸堤防です。

バンクは進入禁止です。あしからず。

ふざけて入るとほんと危ないからね。

スピード出てないとどんどんイン側に吸い寄せられるよ、マジ。(これほんと)

        ○

距離にすれば行って帰ってで100kmにも満たない距離だけど

遠出できない冬の休日を紛らすにはちょうど良い散歩コースです。


奥琵琶湖は今年も時雨

2008年12月01日 | R1150RT (2001) あお号

なんだかんだで、今年ももう師走だ。

この時期になると雪の便りも聞こえてきて

ああ、もう信州も無理かなーなんて寂しくなるね。

なぜかこの晩秋の頃に行きたくなる「奥琵琶湖」に行ってきた。

毎年のように冷たい時雨に遭うけど

今年もやっぱりしっかり雨にやられたよ(さすが雨男)。

        ○

しっかり電熱ベストに身を包み

名神を西へ進む。

100km以内なら半額にしてやるという甘いささやきに乗せられ

関ヶ原で高速を降りてしまう。

どうせ急ぐ旅でもないのでそれはそれで良いのだけど

木之本につながる国道はトラックの抜け道か?

土曜日なのにトラックだらけで流れが遅い。

国道365号線は伊吹山の麓をぐるりとたどる

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伊吹山はまだ雪もなく、青空にそのつるんとした頂を見せる。

陽の差さない切通しには冷気が淀む。

辺りの空気はひんやりとして肌寒い。

今日は電熱ベスト大活躍だ!

        ○

木之本から国道303号線に入る。

トンネルを抜けるたびに高度を上げるが

すでに凍結の恐れがあるのか、融雪装置が作動しているところがあった

大量の水が5m間隔くらいで噴射されて道路は水浸し。

ノズルがあらぬ方向を向いているものがたまにあって

ヘルメットを直撃してくるヤツもある!

雨でもないのに、前の車がはね上げる飛沫とあいまって、

あっという間にびしょびしょになってしまった

        ○

いつもの場所(赤崎辺りの東屋)にあお号(R1150RT)を乗りつけ

のんびり琵琶湖を眺めてすごす。

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今年は紅葉がきれいだね。

奥琵琶湖は今年も寒気が流れ込んで時々時雨れるけど

ボクはこの情景がとても好きだ。

もっとゆっくりしていたかったけど、遅くなると本降りになると予報がいうので

雲が厚くなる前にあお号に跨り、琵琶湖を後にした。

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