ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

チョイ古新幹線…おまえもか

2009年02月22日 | 日記・エッセイ・コラム

(2/23加筆修正しました)

この週末、東京へ出張だった(仕事でね)。

交通費が会社から出ることを良いことに、自腹でお金を足して

「テツ」としては1度は乗っておきたい「のぞみ」N700系に乗って行った。

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名古屋を出て、笠寺辺りのカーブをやり過ごすと

N700はさらに最高速目指してみるみる加速していく。

ノッチを上げるのが体感できるほどの鋭い加速だ。

加速しながら大府のカーブを車体をリーンさせてクリア。

下りの列車と離合するのに3秒とかからない!

乗り味としては700系とさほどかわらず、とても静かで振動や揺れもほとんどない。

ガキの頃乗って感じた新幹線の「すごさ」は、まだまだその凄みを増しているようだ。

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きょうもきれいに富士さんが見えた。

        〇

N700すごいって話じゃないんだよ。

実は帰りに乗った「ひかり」に新たな感想を持った、これが今日の本題。

技術の進歩で機械の魅力は語れないんだって実感してしまった。

BMWのOHVフラットツインに感じるもの。

そういうものが、新幹線と云う最先端技術にもあると気付いた。

その「ひかり」は300系と云われる初代のぞみ用車両だった。

はじめて270km/hで営業運転した車両だ。

10年くらい前に初めて乗ったとき、そのすさましい「疾走感」に感動したけど

反面、車内がうるさく、揺れを伴うひどい振動に、ぎりぎりなものを感じた。

(2004年から可能な編成に対して乗り心地の改善のための改造が行われてます)

700系が投入された時、洗練された乗り心地にあらためてガテンがいき

300系は大いなる試作車だったなと、結論付けていた。

が。

結論から云うと、300系大ファンになってしまった。(右のヤツね)

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確かにN700系は加速力も快適性も経済性もすべてが300系を凌駕している。

でも、300系の「疾走感」は本当にたまらない。愛しいほどひたむきに走る。

N700は半径2500mのカーブを最高速度でクリアする。

300系は減速の度に車両同士が押し合って、ドスンと派手に震動をだす。

けれどその高速性能で、航空機をライバルと名指しして、博多まで5時間で到達した。

けたたましくモーターを唸らせ、車輪を軋ませる。

270km/hでの営業運転に「挑んだ」300系新幹線。

N700には感じられない何か「魂」を感じさせる走りだった。

        〇

80年代・90年代のオートバイに感じるものは単なるノスタルジーではなく

愛すべき機械としての「魂」ではないだろうか。

技術<情熱の機械には何か感じるものがあるのだろう。

300系新幹線の疾走感は本当に愛しい。

帰りの300系ひかりから見えた富士さんはとてもきれいだった。

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マシロ号(Majesty C)ブレーキパッド交換

2009年02月15日 | BMW以外のオートバイたち

きのうの夜、漫喫行った帰りにマシロがウナッた。

グググーッ、ガッガーーー

どうやらフロントのブレーキパッドが限界を超えてしまったらしい。

リアブレーキだけでも十分制動できる(スクーターは明らかにリア荷重)ので

あまり問題ない。としても早急に交換だな。

        〇

翌朝、目視で確認したら、インジケーターが見えないばかりか

すでにパッドは使い果たしてベースプレートにローターが挟まれていた!!!

気温も上がってせっかくのツーリング日和だけど、

赤男爵(レッドバロン)へ直行。

社外品なら在庫があると云うのですぐに交換してもらった。

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メカのおにいさんが、ついでにフルードも換えたら?

というので、やってもらう。

  • Fブレーキパッド(社外品)     2,625円
  • Fブレーキフルード           335円
  • 工賃                  2,940円

オドメーターの距離は、11,766km

まー、持った方じゃないかな?


バイクいじりの休日

2009年02月10日 | R1150RT (2001) あお号

天気が良さそうなのでツーリングにでも出るかと思っていたけど

朝起きてみると、意外にも、というかやっぱり、寒い。

日中はずいぶん気温も上がって過ごしやすいけど

ちょっと風が出るともういけない。

ゆっくり新聞なんか読んでたら10時を過ぎた。

外に出てみると風も止んで「小春日和」の陽気だ。

ガレージのシャッターを開けてあお号(R1150RT)を引っ張り出す。

        〇

ホイールの手入れをずいぶんしてなかったなー

パニアを外して、ホイールクリーナーで丁寧に掃除してやる。

こないだの大寒ツーリングで凍結防止剤にやられて

白い粉をふいたような錆が点々と浮いている。

やばいヤバい……ごしごしごしごし

結局、エキパイからエンジンからスタンドまで磨いちまったさ。

        〇

あんまり陽気がいいんで気分も良い。

メーターパネルを見てたらどうにもETCの配線が気になった。

付けてもらったときは、配線が(付属の標準コードでは)ギリギリだと云うことなので

別に金かけてきれいにするまでもないと思って、そのままにしたんだけど

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なんせこんな感じなんですわ。

パネルに穴あけてコード通せばすっきりしそうなので

さっそくダッシュパネルを外しにかかる。

初めて外した割にはすんなり出来て、コードを通す穴も割に簡単に空けられた。

そんでもってこんな感じになりました。

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あーすっきりした

冬の休日はメンテで過ごすの有りだね。


伊良湖はもう春だった

2009年02月01日 | R1150RT (2001) あお号

すっごい雨が降ったと思ったら、その後、風がびゅーびゅー。

これってまるっきり春の前ぶれだ。

風は強いけど、気温はかなり上がっているようなので

ちょっくら走ってくるかー、っと出かけてみた。

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家の近所でも、日当たりの良い南斜面では「梅」が咲いていた。

(写真分かりにくいね)

今日のニュースでもやっていたけど、今年は春が早いそうだ。

来週にはもうスギ花粉の飛散も始まるらしい。

寒い日が続く中、梅が咲くとなんだかほっとした気分にならない?

冬には冬の良さもあるけど、やっぱり春の訪れはうれしいもんだね。

        〇

なんのひねりもなく、国道259号線をのんびり車列に交じって進む。

一面に広がるキャベツ畑はすっごい向かい風!

ふだんは穏やかな三河湾も大荒れだ。

(大きな貨物船が座礁したとニュースでやってた)

一応、電熱ベストは着てきたけど、通電は必要ない気温。

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だってここは「常春(とこはる)」の伊良湖。

菜の花の黄色ってすごい目に鮮やか。

眺めているだけで幸せな気分だ。

ヘルメット被ったまましばしぼんやりしてしまったさ。

        〇

久しぶりに「おすすめルート」をひとつ。

渥美半島へは国道が2本伸びているけど

1本は三河湾側を町をつないでいく259号線。

もう1本は太平洋側の漁港やキャベツ畑の中をいく42号線。

42号線は海を渡り、紀伊半島をめぐって和歌山に達する。

42号は流れは良いけど、ほんとに何もないルート。

逆に259号線は渥美の街をつないでいるので流れが悪い。

そこで今回「おすすめ」するのは、愛知県道2号線(豊橋渥美線)。

三河湾をすぐ横に見ながら伸びるシーサイドライン。

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信号もほとんどなく流れも良い。

豊橋港辺りで国道23号線にアクセスできるので

蒲郡・吉良など三河湾をツーリングするならこちらの方が絶対おススメです。