おばあのひとり言

日々の出来事を石垣からお知らせします。

巨大シダ・・・ヘゴ

2007年02月07日 15時22分57秒 | 自然
 ここはどこ?石垣です。まるでどこかのジャングルみたいですが、石垣の底原ダムのあたりの景色です。この木は、「ヒカゲヘゴ」と言って、高さ10メートルにもなる、木性シダです。「これがシダ?うそっ!」でも本当なのです。幹には、大きな葉が落ちた時にできる、楕円形の幾何学模様が、まるで、蛇の表皮みたいです。この、一般的には「ヘゴ」と呼ばれる、大きいシダ、新芽は食用にもなるのだそうです。

 先日、パイン畑の草を抜いていると、この「ヘゴ」の、小さいのが見つかりました。早速家に帰って、庭の隅っこに植えましたが、10メートルも高くなるまで、 年月がかかるのだろうなと、思うと、気が遠くなりそうです。

 そして、もうひとつ驚いたことは・・・なんと、この「ヒカゲヘゴ」の新芽を食べるのです!!まあ、シダの仲間の、ぜんまいやワラビは、食用として、八百屋さんでも、販売もされています。会席料理屋、和食には、春を告げる食材のひとつとして、重宝されています。しかし、このシダは10メートルになるのですよ!信じられません。(沖縄の人は、何でも食べるのだなあ・・アダンは、美味しかったけど)

 このシダは、酸性の土地が好きなので、同じく酸性の土地でしか育たないパインと、仲がいいのだそうです。ひとつ賢くなりました。