掃除するとスッキリして気持ちが落ち着いてきます。『なんで?こんな物を大切に保管?しているのだろう・・』その大切なものとは、もう使えないフロッピーディスクだったり、どこか旅行に行ったときの土産袋だったり・・レンジ台を動かすと・・壁にも床にも綿ぼこりがイッパイでした。窓ガラスも曇っていたし・・でも妻には何も言いません。今では妻が働き手・・労災休業補償と妻の収入での生活ですからね。私がセコセコ朝から掃除をする習慣になっても次女は昼頃にならないと起きてきませんでした。全日制高校をやめて通信制高校へ編入してからは規則に縛られなくなり勝手きまま・・私も自由にさせていました。注意しても良くならないのは何となく、わかっていたので・・次女自身が【このままではいけない】と気づくまで自由にさせよう・・しかし妻は気になって仕方ないようでした。次女の通信高校の登校は毎週火曜と木曜。その日以外はバイトがあればバイトに行く生活ですがバイト先もすぐやめては次・・やめる理由は"店長が腹立つ"とか"お客に怒られた"とか他のバイトが全然、仕事しないとか"周りばかりのことばかり・・これでは自分の生活態度に気づくわけがありません。友達の質も悪くなり夜遊びも増え・・でも私は次女をとがめませんでした。次女の部屋はちらかり放題・・私が朝から掃除していて起きてきても"おはよう"の挨拶もないので私から『おはよう』と言っても『うん』と一言・・表情は険しく、どんなに気持ちの良い朝を迎えても次女の表情で全てがかき消される思いでした。病気をする前の私でしたら許さないのはもちろんですが大きな声で怒鳴っていたでしょう・・次女は、そのままリビングの床に寝転がり『昼ごはん!何?』と偉そうに言ってくるので『親子丼』と答えると『ふ~ん、そんでええわ!』と携帯を触りながら言う始末。そんな次女を憐れんでいるだけでした。