
去る10月30日、キーホルダーを探しにBOOK・OFFに寄ったら、仮面
ライダーエグゼイド(2016年)の食玩・装動が多数置いて…いや吊
るされていた。現在人気のボディとアーマーが別売の装動(創動・
双動・層動と多ver.)は、エグゼイド(2016年)からだろうか?装
動以前から細かい部分はシール貼りに頼った装動の前身のFA(フ
ァイティングアクション)など可動フィギュアは存在していた。装
動の誕生のきっかけは、高齢マニアに人気だった塗装をした固定ポ
ーズの創絶の低迷と筆者は思っている。子供向けには塗装+シール
のFAの流れの可動ものという住み分けが続かなくなったのだ。S.
I.C.などマニア向けの高額フィギュアも可動がメインとなり、食
玩の方も高齢ファン層を可動ものに取り込もうとしたが、300円の価
格ではチャチな出来になってしまうので高齢ファンを納得させるの
は難しい。そこで、下地のボディとアーマーを別売として表向き分
からないように値上げをして高齢ファンに納得できる可動フィギュ
アを目指したのが装動なのだろう。ジオウ(2018年)以後はグーの
みの拳だった手首も多種になり、子供向けを脱する努力に余念がな
い。筆者は固定ポーズの創絶派だったので可動ものに納得できず、
装動エグゼイドで購入したのは、異色のロボット風形態のエグゼイ
ドレベル99と量産戦士のライドプレイヤー4体だけだ。続くビルド
もフォームチェンジに魅力がなく、最初はメインのビルドラビット
タンクのみ。しかし、脇役ライダー達の姿のカッコ良さと量産戦士
の連打に負けて装動(ビルドでは創動)のファンとなった。こうな
ると見捨てた装動エグゼイドに関しては後悔があるが…多数の組み
立て済みの装動がBOOK・OFFで発見できて嬉しい限りだ。シール貼り
もしなくていいし(おいおい)。まずは主役のエグゼイド。エグゼ
イド登場のライダーはレベル1は前座の姿なのでレベル2がメインの
姿だ。横の自転車は別顔のマスク付きのシャカリキスポーツ。アーマ
ーにもなるが動きにくそう?これのみ2個セット税込200円で他は110
円。次はブレイブ。男性だがドクターXがモチーフで「失敗はしない」
が口癖の医者だ。エグゼイド登場のライダーは殆どが医者だ。ポッピ
ーは看護婦…いや女性看護士が変身。ライドプレイヤーはゲームに参
加した(させられた)一般人が変身した戦士。パラドクスは敵だった
が終盤に味方になる御約束キャラ。クロノスはラスボス。風魔は劇場
版の悪役だ。こうなると、ブラックジャックをモチーフしたスナイプ、
バイクになるレーサー、黒いエグゼイドことゲンムがないのが悔やま
れるが、多少サイズが大きいもののゲンムは別企画の可動フィギュア
あり。スナイプとレーサーは地道に探し、古玩具店GBのオーナーに
も頼ろう…結局は他力本願???
