縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

『思横秋祭り』 ~ 新宿西口・思い出横丁の街バル

2016-10-27 20:33:10 | おいしいもの食べ隊
 昨日『思横秋祭り』に行って来た。10月24日から26日までの3日間、新宿西口・思い出横丁で行われた街バル・イベントである。なんと6軒の店を回ってはしご酒。つい気が大きくなり、家までタクシーで帰ってしまったが、実はこれが一番高くついてしまった・・・。

 『思横秋祭り』は今年で4回目。思い出横丁の40の飲食店が参加している。3,000円で4枚綴りのチケットを買い、チケット1枚で料理1品と飲み物1杯というシステム。1軒あたり750円というと、街バルで、それも思い出横丁にしては高い気がしないでもないが、どのお店も結構充実した内容でお得感があった。
 また併せてスタンプラリーも行われていた。3店舗以上でスタンプをもらった人には抽選で1等・韓国旅行など豪華賞品が当たるとのこと。僕らは見事にはずれたが、それでもノートとウエットティッシュがもらえた。

 さて、今回行ったのは順に、『たっちゃん』(居酒屋)、『カブト』(鰻串)、『岐阜屋』(中華)、『えんなすび』(焼鳥・おでん)、『寿司辰』、『若月』(ラーメン)の6店舗。最後の『若月』は、僕が〆に焼きそばを食べたくてイベントとは別に寄った。そう『秋祭り』の料理と飲み物は各店で事前に決められている。因みに『若月』は餃子と瓶ビール(大)だった。あと『カブト』と『岐阜屋』はもともとよく行く店で、前を通ったとき運良く席が空いていたので思わず入ってしまった。
 今回の収穫、新たな発見は『寿司辰』。一人がチケットでマグロづけ3貫と瓶ビール(中)を頼み、もう一人はサンマ2貫を頼んだ。シャリは小さめで、やわらかくふわふわした感じ。ネタとのバランスが良い。マグロもサンマも美味しい。『沼津港』が東口に移転し西口で行く寿司屋が無くなってしまったが、ここなら良いかもしれない。一度普通のときに来てみよう。

 街バルはこれで3回目(以前の2回は新富町中野をご覧ください)。少ない経験ではあるが、今回の『思横秋祭り』、
 「思い出横丁はあったかいな~。」
というのが僕の印象である。お店の方が皆やさしい。店は通常通り営業しており、イベント客より普通のお客さんの方がお店にとってはありがたいはず。が、お店の方は、嫌な顔一つせず、我々イベント客を暖かく迎えてくれた。それどころか「スタンプ貯めるの頑張ってね。」と、励ましの言葉を掛けてくれた方も一人ではなかった。
 そもそも思い出横丁は半ば観光地化し、外国人観光客も多く、いつ行っても混んでいる。今さら街おこしや宣伝などは必要ないだろう。ということは『秋祭り』の目的自体、「日頃のご厚意に感謝」的な意味合いが強いのかもしれない。そう考えると、このやさしさも分かる気がする。

 一方、今回閉口したのは、贅沢な悩みではあるが、ビールを沢山飲まないといけないことだ。ビール会社3社が協賛しているためか、飲み物はビールという店が多かった。行く先々でビール、ときに大瓶など出されては、もう無理。行って 2軒が精々だ。大勢なら、皆がチケットで頼むのではなく、何人かは別途食べ物だけ注文するなど工夫した方が良いかもしれない。僕らも最後の 2軒ではそうした。

 僭越ながら、最後に街バルに参加される方への注意事項を。
 「長居はやめよう!」
 昨日僕らが『カブト』に入るとお店はそれで満席。ふと見ると1組を除き皆バル客。中には飲み食いよりも話に夢中の人達もいる。「お前、早く食って早く出ろよ。」と思わず僕はつぶやいた、心の中で。『カブト』はいつも並ばないと入れないお店で、昨日も満席で諦めて帰った人がいたに違いない。バル客たる者、そんな人のことや、バル客では儲けが少ないお店のことも考えないといけないと思う。
 その点僕らは模範生。昨日の『秋祭り』、8時過ぎに行き、帰ったのは10時前。僅か100分足らずで、つまり 6軒を平均15分強で回った。スマートだね、粋だね。
 もっとも、そんな短い時間でお酒をたくさん飲んだせいか、昨日タクシーに乗ってからの記憶が断片的にしかない・・・。そして“爽やかな朝”ではない今朝。う~ん、まだまだ粋なバル客になるための修行は続く。


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