縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

所変われば・・・・

2006-07-07 01:06:35 | おいしいもの食べ隊
 以前、コカ・コーラの味は世界どこでも同じだろうか、という話を書いたのだが、先日、たとえ原液は同じでも各国で水が違うからやはり味も微妙に違うのでは、とのコメントを頂いた。また、水に加え、コーラを作るときに使う砂糖やコーンシロップも各国で違うから味は違って当然との話も聞いた。皆様のご協力に感謝。というわけで、今日は感謝の意味でコカ・コーラの話にする。

 僕はほとんどコーラを飲まない。この前飲んだのはいつだろうと考えたが、それは4年前、ルーマニアでのことだ。
 僕は妻と1週間ルーマニアを旅した。たまたま義母の知り合いがルーマニアに居て、彼らが3日間ルーマニア北部を車で案内してくれた。その最初の夜だろうか、僕らはレストランに入り肉料理と赤ワインを注文した。すると彼はコカ・コーラを頼んだ。ワインを皆で飲むつもりだったのに彼は酒が飲めないのかと思った。が、違う、彼は酒を飲む。なんとワインをコーラで割って飲み出したのである。
 きりりと冷えた白ワインをグレープフルーツ・ジュースで割って飲むことはある。しかし、これは赤ワイン、おまけに割るのがコーラである。聞けば、ルーマニアでは極めてポピュラーな飲み方とのこと。あまりおいしそうな気はしなかったが、僕も試して見た。うーん、微妙・・・・。
 個人的には赤ワインは赤ワインだけで飲んだ方がずっとおいしいと思う。もっとも、これは僕がコーラを飲まないせいかもしれない。是非、好奇心の強いコーラ好きの方、安い赤ワインを買って一度挑戦して欲しい。そして感想を聞かせて頂けないだろうか。

 そして、その前にコカ・コーラを飲んだとき、それは6年半前、場所は中国である。僕は紹興酒で有名な紹興に行った(因みに仕事です)。上海から車で3時間くらいだったと思う。水の多いきれいな町だった。
 せっかく紹興に来たのだからと、夕食の後、魯迅生家近くの「咸亨酒店」に行った。魯迅はよくこの店でウイキョウ豆を食べては紹興酒を飲み、小説を書いていたらしい。というわけで僕らも豆を食べながら紹興酒を飲んだ。
 横のテーブルでは地元の人が紹興酒を飲んでいる。それもガブガブ飲んでいる。ん、何かがちょっと違う。そう、飲んでいるのは紹興酒ではない。紹興酒をコカ・コーラで割ったものだった。確かに紹興酒に砂糖を入れることもあるし、コーラで割っても悪くないのかな、と思った。ものは試し、早速コーラを頼んで飲んでみた。うーん、甘いし、これもやっぱり微妙。紹興酒はロックがいい。

 さて、その前コカ・コーラを飲んだのはキューバ、といきたいところだが、残念ながらキューバには行ったことがない。ラムをコーラで割ってライムを入れるキューバ・リブレ。日本で飲むキューバ・リブレはやっぱり甘い。
 本場のキューバ・リブレ、日本と違う水や砂糖で作ったキューバのコーラによるキューバ・リブレは、やはり一味違うおいしさなのだろうか。でも、今のキューバにアメリカからコカ・コーラの原液が届くのか若干不安。もしや似ても似つかない味のコーラが・・・・。まあ、所変われば品変わる、ということで、それもご愛嬌か。

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