縁側でちょっと一杯 in 別府

東京から別府に移住してきました。
のんびり温泉に浸かり、美味しい魚で一杯。
夢に見た生活を楽しんでいます。

祝1周年、そして明日への決意

2007-02-12 21:02:53 | 最近思うこと
 ブログを始めて1年経った。初めはいつまで続くかと思ったが、多少(ひどく?)ペースは落ちたものの、一応まだ続いている。自分の思うところ、考えるところを勝手に書いているだけなのに、それを多くの皆様に読んで頂き、本当に有難く思っている。改めて御礼申し上げたい。

 当初、日曜は時事問題(国内)、月曜は旅行、火曜は環境問題、水曜はグルメ、木曜は時事問題(海外)、金曜日は芸術、土曜は経済・経営、というテーマでスタートした。次第に気分の趣くままに書くようになり、そのルールは崩れてしまったが、自らの関心という点で、このテーマ、区分を、今のところ変えるつもりはない。現在金融関係の仕事をしており、それこそ会社の外に出ることすら少ない、狭い世界で生活しているが、仕事以外のことにも広く関心を持ち続けたいと思っている。
 このブログのタイトルにある“縁側”というのは、別にあってもなくても良いが、あるとちょっと贅沢、ゆとりを感じるものではないだろうか。一日の大半を仕事に取られるのは生活のため已むを得ないが、それでも“遊び”というか“むだ”の部分を無くしたくはない。そうした“遊び”や“むだ”の部分も含め、というかそれがメインかもしれないが、引き続き様々なことをブログに書いて行きたい。その中で何か皆様の興味を惹く話題があれば幸いである。

 今日、義理の祖父の誕生祝いの会があった。92歳である。ここ数年さすがに体の衰えはあるが、まだまだ元気である。祖母もまだ元気であることと、よく食べることが長生きの理由ではないかと思う。本当によく食べる。一緒に食事をすると僕らと同じ量を平気で平らげる。
 92歳というと1915年生まれ。戦時中、といっても第二次世界大戦ではない、第一次世界大戦中である。昭和の激動を生き抜いて来た世代だ。おもしろいので1915年生まれにどんな人がいるか調べてみた。日本では随筆家の山本夏彦や映画監督の市川崑、海外ではイングリッド・バーグマン、シャンソン歌手のエディット・ピアフ、ギタリストのレス・ポール、ジャズのビリー・ホリディなどがいる。市川監督以外は皆故人である。さすがに92歳まで生きる人は少ない。

 若い時代に粗食に耐えてきた僕らの祖父母や親の世代と違い、豊かな中で育ち、かつ生まれたときから添加物など多くの化学物質を摂取してきた我々の世代が、どこまで長生きできるかはわからない。医療の進歩はあるが、案外長生き出来ないかもしれない。一方でエネルギーや食糧の問題、更には地球温暖化などを考えると、これからの時代、長生きすることが良いかどうか自信が持てない。
 が、“Tomorrow is another day.”、希望を捨てず、明日も強く生きて行こう。
(つべこべ言わず明日もブログを書け、って。はい、すみません。)