Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

サイコー、ギター

2006年11月29日 | diary
 ジョージの日。あれからもう5年たっちゃったのか。

 昨夜は部屋でエリック・クラプトンのレコードを聴きながら、読みかけだったボブ・モリスの小説『震える熱帯』を読んだ。数日前の日記には「好きになれそうもない」と書いたけど、最後まで読み通せたのだから、それだけの良さはあったのかな。エリックは『Money and Cigarets』と『Behind the Sun』を聴いた。前者は僕にとっていいアルバムであり、後者は僕にとってあまりいいアルバムじゃない。『Money and Cigarets』を「クラプトンで一番好きだ」と言う友人なら2人知ってるけど、『Behind the Sun』を一番好きだという人には、今のところ会ったことがない。単に好みの問題なのか、もしくはそれ以上の理由があるのか。

 この2枚を聴き終えても、まだ小説は読み終わらなかったので、この日買ったばかりのアルヴィン・リー&マイロン・ルフェーブルの『On the Road to Freedom』をターンテーブルにのせた。これってなにげにジョージ絡みだったりして、ずっとさがしてた1枚(こちらを参照)。それがジョージの日を目前にして入手できたのは、ただの偶然なんだけど、ちょっぴり嬉しかったりする。

 こんな感じで徐々に気持ちをジョージ・モードへもっていき、日付けが変わったところで、ジョージをかけた。最初はエリックの歌う“Love Comes to Everyone”を聴いて、それから『George Harrison』(“Love Comes to Everyone”収録)をかけようと思ってたんだけど、なんかもっとスペシャルな気持ちだったので、15年前の日本公演の想い出にひたることにした。

 というわけで『Live in Japan』を。“While My Guitar Gentiy Weeps”が終わると、「エリック・クラプトン、サイコー、ギター」ってジョージが言う。で、その後にもう1回小さな声で「サイコー、ギター」って言うんだよね。あれがほんとにね。いいよね。

 で、今朝はというと、先のアルヴィン&マイロンでの“So Sad”繋がりや、今回のエリックのツアーにウィリー・ウィークスが参加してることもあって、『Dark Horse』をターンテーブルにのっけた。それからそのままウィリー・ウィークスながれで『Thirty Three & 1/3』をかけた。鎌倉の事務所には『Brainwashed』を持っていくつもり。今日はしっかりとジョージを聴いて、夜はエリックに会いに行こう。