サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

レバノン料理屋さん

2009-05-07 18:10:21 | Weblog
 久々にレバノン料理屋さんへ。我が家の外食の中では今のところ高級外食だけれど、調べたいことがあり・・・

 こんなお皿が出てくるとエキゾチックな気分に。お昼には私たち以外にたった2グループのお客さんしかいなかったのだけれど、一つのグループは完全にレバノン系(アラブ系)の顔をしている。普通に見たらブラジル人だけれど、集団になるとかなりの特徴。彼らを見ているだけでエキゾチック。

 レバノン料理はヨーロッパじゃあダイエット食としても紹介されているとか。肉料理だってあるけど、確かに香味野菜や香辛料を混ぜて肉料理が作られているし、なんてったって、キーべ・クルー(キッビ・ナッイーェ)といわれる生肉を食べたりして、なんとなく健康志向なメニューの気がする。キーべ・クルー(写真の皿の中央)を薄いパンにはさんで、ミントの葉っぱとタマネギとオリーブオイルでいただくと、結構病みつきなおいしさ。日本でいえば手巻き寿司感覚。でも和食にはない風味。胃にももたれない。
 実は、はじめてキーベクルーに出合ったときは、生肉を食べること自体が気持ち悪くて一口も手を付けられなかった。それが不思議なもので、7年もするとすっかり食べられるようになってしまった。味覚が変わったのか、脳の中にキーベクルー=おいしく魅力的という回線が出来上がったのか。さすがに子どもは先入観が無く、楽しげに食べている。
 ちなみに、写真の皿は、中央のキーべ・クルーのほか、ヒヨコマメとゴマ(タヒーニ)を混ぜたパテ、なすびとか野菜を混ぜたパテ、ヨーグルトみたいな味のおいしいチーズ。それをかなり薄型のパンにとりながら、何度も何度も食べていました。こんな食べ方でいいのかな?マナーが分かりません。
 いずれにしても、値段の問題ではなく、なぜか高級な気分にさせてくれるお皿と、食事の取り方です。
 そう、これらは冷たいタイプの前菜料理というか軽食で、ほんとはブドウの葉っぱで巻いた米や肉の料理とかも食べたかったのだけど…