サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

野生のトマト

2009-05-10 17:59:36 | Weblog
 セアーザ(中央卸売市場)のフェイラに連れて行ってもらった。えらい長いフェイラだった。

 とりたてて変わった野菜はなかったのだけれど、「トマト・フランセーズ(フランスのトマト)」と名付けられた野生のトマトを発見。


 試食させてもらうと、普通のトマトの味とはかなり違う。見た目もトマトらしくない。限りなくフルーツに近い。パッションフルーツに似た酸味がある。ジュース用という記載もあるけれど、これならまさにフルーティーなトマトジュースになると思う。日本でトマトジュースは好きではなかったけれど、あのトマトジュースはほんとうに普通のトマトをジュースにしたような味だったから。もしかして、日本のトマトジュースを考えた人は、この南米の野生のトマトジュースを懐かしんだのかもしれない。
 しかし、なんでフランスのトマトなのかな?ちょっと珍しくてコジャレているとフランスがつくのかなあ?
 トマトは南米原産ということで、田舎で暮す人によると、ブラジルでは季節になると自然と庭でニョキニョキとトマトの芽がでて、実をつけるそうです。まさに野生のトマト。すごく香りがいいそうです。もっとブラジルの大自然に身を置きたいなあ・・・