サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

プロペラ付きサンタクロース

2014-11-30 06:21:13 | Weblog


 12月を迎えるに当たり、クリスマス飾りがあちらこちらのプライベート空間で飾られ始める。
 今年初めて見た新種の人形は、プロペラ付きサンタクロース。
 ボタンを押すと、音楽が鳴りながらプロペラが回り、プロペラには電光文字が光りはじめる。
 厚着をしているけれど、サマークリスマスなデザイン。


 
 

ひねくれ母

2014-11-25 06:17:59 | Weblog

 日本の小学校の算数を子どもと見ていて、くぎの本数と重さについて、比例関係を使って求める問題があった。
 この問題を見るなり、日本なら素直に受け入れられるかもしれないけれど、ひねくれたいわけではないけれど、ブラジルの釘だと、絶対に悪いのが混じっていて、釘の重さや形がそろっていないか、同じ重さでも本数が違うか、絶対にそういうことが起こりうる、、、という回答の方が容易に思い浮かぶ母。
 1+1=2でないのがこの世の法則。
 母子で「ほんとほんと」と言い合う、ひねくれ母子。でも、その方が間違いなくブラジルの現実。

和心

2014-11-24 06:44:22 | Weblog

 ブラジルにいるせい、育児のせいにはできないけれど、自分のブラジル生活の日々が和心からずいぶん距離を置くようなスタイルになっていることを痛感。
 ちょっと反省。
 細やかな精神は世界のどこに行っても持ち続けて悪いことはないと思う。
 ちょっと心身にカツを入れられたような裏千家ブラジルセンターでの昼下がり。
 アミーガにもカンシャ!

ダリの絵がホラーマンに見える時

2014-11-22 06:40:04 | Weblog


 サンパウロでどうも今人気のサルバドール・ダリ展。
 素敵な絵がたくさんある中で、目についたシャレコウベのある風景。



 描かれた骸骨を見た瞬間、アンパンマンに登場するホラーマンが思いつき...

 日ごろの自分がアンパンマンの世界をさまよっているのを痛感しつつ、ホラーマンは密かに西洋絵画に結構描かれている骸骨にヒントを得たのではないかとふと思ったり。
 

不穏な話題

2014-11-18 05:51:15 | Weblog
 
 年末が近づいているせいか、可憐な花咲く風景とは裏腹に、この一週間で身近な人、場所での誘拐の話題が数件。
 一件は、路上に止めた車から突然小さな子供を誘拐しようとして、必死に抵抗した母親のために何とか難を逃れたというもの。
 もう一軒は、まきぞい誘拐。仕事の打ち合わせに来ない人がいるので連絡すると、どこかのビルで強盗した犯人に、たまたま近くを歩いていたその人の娘が人質誘拐されたということ。数時間で無傷で解放されたものの、精神的ショックは計り知れない。
 領事館の被害速報では、いつも何かしら巻き込まれた事件の被害情報が届くけれど、防ぎようがなかったかもしれないものもあるし、人ごとではない場所で発生したりするし、久々になんとなく用心しなければいけない空気を感じるようになった今日この頃。