を、食べた後に肥料として利用する様子。
普通に食べた後のゴミを捨てているようにも見えてしまう、近くで咲いていたバラとの対照的な風景。
を、食べた後に肥料として利用する様子。
普通に食べた後のゴミを捨てているようにも見えてしまう、近くで咲いていたバラとの対照的な風景。
↑塩漬け肉とカボチャの煮物。ノルデステ(ブラジル東北部)の香りが。
ご近所の一人暮らしの女性は、ブラジル東北部のパライーバ州の内陸部のご出身で、若い頃からサンパウロで暮らし、ご主人は日系2世だったそう。娘さんはかなりの美人で、孫もやっぱり美形だけれど、あまり日本の血が入っているような風貌には感じられない。
お孫さんがいるけれど、おばあちゃんにしては若い年齢にも見え、料理好きな女性で、お菓子や夕食の一品に、典型的なブラジルっぽい食事を時々いただくことがある。言葉も片言での会話しか交わすことはないけれど、何か浪花節で通ずるものを感じている。女性の娘さんとの方が年齢は近いけれど、より心が通じ合えるのは、おばあちゃんとなった女性と思うようなところがある。
ブラジルといってもパライーバ州の奥地(今でも飛行機で約3時間、そこからバスで約6時間かかる町。昔はバスで2,3日はかかったに違いない)から両親のもとを離れて、サンパウロに来たばかりの頃の生活は大変だったと思う。ご主人には若くして先立たれたということで、それでも表情はいつも優しく、週末にはいつも教会に通う信心深い女性で、多分、背景は違うとはいえ、娘と同じぐらいの年頃でも、こちらを見る眼差しはどうも自分自身の若い頃を見ているような深いものを感じさせられていて、言葉以上に心通じ合う浪花節な関係にあるように、勝手に思い込むことしばしば・・・そして、そのようなブラジレイラ(ブラジル女性)や日本人、日系人女性に出会うことは決して少なくなかったりもするサンパウロでの日々。
を見ていると、暑い日がよく売れているのは驚くことでもないけれど、暑い日が続いているよりも、寒かったのに突然暑い日がやってきた時の方が、さらによく売れている気のした歩くアイスキャンデー販売屋さん。
好景気とは経済面ばかりに現れるものでもなく、近所のウンバンダ(アフリカの宗教やらキリスト教やら土着の宗教やらのミックスしたもの)の施設が拡張されるなど、そんな精神文化面にもちょっとした景気のよさが現れるものなのかもしれないと横目で眺めながら通り過ぎる・・・
サナギは直射日光を避けるものなのか、陰のあるコンクリート壁にズラリ・・・。一ヵ所だけでなく、付近の同じような場所もサナギだらけに。自然の植物でなく、コンクリートの陰を好む都会派のサナギ。
おと年くらいに2、3コ見かけたサナギの光景とは趣が違う。
和という漢字が「ノギ(穀類)を口する」ということに由来し、肉中心ではなく穀類を食べることが平和につながるという話を老翁に聞いて以来、その事が頭から離れず。
竹の子が旬らしく、田舎の竹林を有する日本人宅ではタワワと竹の子が収穫されるということでおすそ分けに預かる。竹の子ご飯が食べられるサンパウロという改めて不思議な土地を実感する。
↑我ながら雑な竹の子の取扱い(涙)
ついでにお漬物でもと思い、漬物レシピを眺めてみたものの、いただいたブラジル産のお漬物の方が手っ取り早く美味しくで、これまた日本から遠く離れても和に近いサンパウロの食生活をありがたく思い・・・
↓高木食品の漬物など。長崎風の味付けかも?
ネスレ専門店というわけでもなく、普通のパン屋さんでクルクル回っていたネスレのロゴ入りホワイトチョコケーキ。広告費もかからず宣伝効果抜群、というまでもなく、ブラジル市販のお菓子の有力ブランド、ネスレ。
ネスレはネスレでもスイス製となると別格らしく、バールのレジで特別ばら売り販売され、スイス製を強調され、ついつい3個1レアルで購入。確かに舌触りが滑らか。ブラジルネスレの何となく粗いようなチョコの舌触りもそれはそれで食べ応えがある気がする。