サンパウロのメトロの黄色ラインで設置されたテレビ画面で、妊婦には席を譲らないといけないということをアニメーションで啓発しているビデオが流れている。
もともと公共交通機関では妊婦や子連れには嫌な顔をせずすぐに席を譲ってくれるブラジルの人々。啓発が必要でもないのに啓発するのは立派なものだなぁっと。
ついでに乗り降りする時は順番に並びましょうというアニメーションも流れている。こちらは、昔は確かにマナーが悪かったけれど、啓発のおかげか、少なくても黄色ラインは結構マナーが良くなっている。
見える化して具体的に啓発するのって社会の意識を変えるのに結構効果がありそう?妊婦や子連れ専用車両を設けるよりも啓発の方が効果がある気もする。あくまでも、社会の人々に妊婦や子連れは大切にすべきという意識が根付いていることが前提だけど。
友いわく、
「日本はちゃんと並ぶけど妊婦や子連れに冷たいよ~、ブラジルは並ばないけど妊婦や子連れに温かいよね」
なるほど...