Heartbeat City('84)/ The Cars

Produced by The Cars & Robert John "Mutt" Lange

半端なく降ってますねえ。
折角の釣行がダメになっちまったじゃないか。
閑話休題

しょうがないんで、今朝はこんな軽めの作品を聴いておりました。
The Carsの代表作で、多分ファンには一番馴染みのある作品じゃないかな。
5枚目の作品"Heartbeat City"ってやつです。


【CoverJacket behind】

彼らとは結構長い付き合いになりますね。
MTVが始まる前からかな。
"Candy-O"辺りが丁度オンタイムになると思います。
でもまだガキだったんで、音源はもっぱらFMだったな。
ちょっとハード目の音色のテクノポップって感じで、結構お気に入りでしたよ。

これも昨年辺りに安価なボックスセットで初期5作を纏め買いしておりました。
全部通しで聴いてみて判ったのは、半端なくワンパターンだったちう事。
曲の構成やサウンドの質ってえのは、特に初期においては、どれも同じなんですね。
ただ、そのベースになってるモノってのが、琴線に触れるような気色良いエキスに溢れている、てのがミソなんでしょうね。
もう騙されへんぞ、と思っても、やっぱり聴いちゃう、みたいな。


【The Cars - original album series】

personnel:
Ric Ocasek(g,synth,vo on#1,2,3,6,8,9,10)
Elliot Easton(g,cho)
Greg Hawkes(kb,programming,cho)
Benjamin Orr(b,vo on#4,5,7)
David Robinson(d,per,programming)
guest:
Andy Topeka(add programming)

面子は、基本最初の解散まで変わってません。
'00年にBenjamin Orrが膵臓癌で亡くなっちまったので、この面子では再現無理な状況です。
個人的には、彼のヴォーカルや佇まいが凄く好きでしたねえ。
・・正に早世のスターでした。

ちなみに彼ら、一時Todd Rundgrenが加わったりしてた時期を経て、Orr以外の面子で現在も活動中のようですね。

tracks:
1.Hello Again
2.Looking for Love
3.Magic
4.Drive
5.Stranger Eyes
6.You Might Think
7.It's Not the Night
8.Why Can't I Have You
9.I Refuse
10.Heartbeat City


本作は、時期も合ってたようで、オフィシャルPVが充実しておりました。
MTVとか観てたら、必ず何かしらが流れてたという有様で、若干うざい感があったのも事実。
しかしながら、ヴァラエティに富んでおり、それなりに楽しめた記憶があります。

そんな感じで、観ながらインプレ。

まずは、Andy Warholのディレクションによるヴィデオから。
本人もバーテン役で出演しております。
これは今となってはお宝映像の部類ですねェ・・。

The Cars - Hello Again (OFFICIAL MUSIC VIDEO)



お次は、多分MTV世代には”もうええっちゅうねん！”と言うくらいしつこく流れてたPV。
奴らの完成形がこれ。
あのMTVアワードも受賞した逸品です。

The Cars - You Might Think (OFFICIAL MUSIC VIDEO)



そして、彼ら最大のヒット曲。
Orrがひたすらカッチョエエです。
・・内容的には少々哀しい部分もあるのですが、それにも増して音楽自体が素晴らしいです。

The Cars - Drive (OFFICIAL MUSIC VIDEO)



あと、オマケ。
ぶっちゃけ、この曲には何の想い入れもありませんが、当時の彼らを象徴する1曲じゃないかと。

The Cars - Magic (OFFICIAL MUSIC VIDEO)



たまには、こんなのもいいですねェ。


しかし、うっとおしい雨だぜ。
・・早く立ち去れ、この馬鹿台風！