D9の響き

Guitarを肴につらつらと・・

Winelight('80)/ Grover Washington,Jr.

2014-09-13 22:17:00 | brass&woodwinds
たまにはこんなのも良いかなってんで聴いております。
Grover Washington,Jr.の大ヒット作"Winelight"。

この作品はリリース当時まだガキだった俺でも知ってたくらい流行ってましたね。
完全にサックス中心だったもんで、加えてこの完璧にアダルトな空気には馴染めず、全く興味もありませんでしたが。
それでも、本作中唯一のヴォーカル曲"Just The Two Of Us (クリスタルの恋人たち)"はラジオでも良く流れてて、子供心にも"エロイな~"と感じておりました。
本作も例によってこのたびリマスターの廉価版で出てましたので、改めて聴いてみた次第。

personnel:
Grover Washington,Jr.(s,a&t-sax)
Bill Withers(vo on#5)
Ralph MacDonald(per)
Steve Gadd(d)
Marcus Miller(b)
Eric Gale(g)
Paul Griffin(kb on#2,4,5)
Richard Tee(kb on#1,3,5,6)
Bill Eaton(kb on#5)
Ed Walsh(kb)
Raymond Chew(kb on#5)
Robert Greenidge(steeldrums)
Hilda Harris(cho)
Yvonne Lewis(cho)
Ullanda McCullough(cho)

のっけから"Stuffみたいやな・・"と、思わず呟いておりました。
面子をざっと眺めてみれば、案の定Stuffのエキスが満載じゃないですか。
Richard Tee、Eric Gale、Steve Gadd・・さもありなん。
おまけにベースがMarcus Millerだしね、これには流石にビックリ。

tracks:
1. Winelight
2. Let It Flow (For "Dr.J")
3. In The Name Of Love
4. Take Me There
5. Just The Two Of Us "クリスタルの恋人たち"
6. Make Me A Memory (Sad Samba)

内容的には、やはりというか、素面で聴く部類の音ではないですね。
Fender Rhodesのコロコロ感が妙に心地良いし、Groverのサックスも"なんて饒舌なんだろう"って感じ。
ウチのバンドでどう?って聞いてみたら、"難し過ぎて無理!"と、あっさり拒否されましたとさ。

インプロも野暮なんで、音源貼っておきます。
とりあえず、いっちゃんのお気に入り"クリスタルの恋人たち"でも♪

Grover Washington Jr. - Just the Two of Us



あと、オマケっていうか、'81年頃のライヴ画像があったんでついでに。
リズム隊がGadd&Jacksonなんですが、ほぼ上記収録メンバーで固められてて、みんな若いし、かなり希少価値高いんでないかな?
・・少し長いですがね♪

Grover Washington Jr. - In Concert (1981)



既に'99年に56歳で故人となっているようですね。
・・どうりで作品数が少ない訳だ。


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