くろしおだより

高知県在住の、高知を愛する管理人・よさこいこいが、日々のつれづれを記録していくブログです。

好きこそものの上手なれ

2006年06月02日 00時10分09秒 | Weblog


本日、仕事で、ある研修会に同席しておりました。
インストラクターさんが、ちょっとイイ話をしてたので、紹介します。

そのインストラクターのお母さんは、50代で有職の主婦。
2年ほど前、『冬のソナタ』にハマり、折からの韓流ブームに乗って、
  お母さんもどっぷり韓国映画・ドラマフリークになったそうです

お母さんは、『冬ソナ』のDVDを購入し、お気に入りのシーンを繰り返し見ていました。
そのうち、少しずつ単語の意味が分かるようになってきたそうです。
「サランヘヨって、愛してるって意味なんやね」みたいな感じで。

で、お母さんは、スペル(綴り)は分からないながらも、
  耳で聞こえたままをカタカナでに書き出し
  その横に日本語の対訳を書いて、マイディクショナリーを作成し始めました。

現在は、朝起きるとまずCSテレビ欄をチェックし、ビデオをセット。
仕事から帰って来ると、見たい番組がない時間帯に
  お風呂に入るなどして、韓国ドラマを中心に1日を過ごしているそうです。

ある日のこと。
お母さんが韓国ドラマ(吹き替えナシ)をつけたまま家事をしていると、
「あ、今の意味わかった。○○って言った」と言うではありませんか
半信半疑で後で字幕を確認すると、なんと
お母さんの言った通りの意味の字幕が書かれていたそうです

お母さんは、韓国ドラマが好きで好きで、マイディクショナリーを作ったり、
  好きなシーンを繰り返し見たり・・・を2年間続けているうちに、
  自然とヒアリングができるようになっていた、と。

つまりは。
始めるのに、「遅すぎる」ことはない。
好きな気持ちやヤル気があれば、時間はかかっても必ずできるようになる。
って事を話してくれた訳ですね。


これ聞いて、素直に感心しましたね~
いくつになっても、純粋に好きなものがあるって、すごくいいことですね
それに、ただ好きなだけじゃなく、
  理解するために努力を惜しまなかった姿勢が本当にスバラシイ
(スキだから、努力してやってるって気持ちはなかったんだろうけど・・・

そう言えば、去年の夏、大阪の友人がドイツ人の友達を連れて、
  高知に遊びに来てくれた時のことを思い出しました。
彼女は日本語で話す練習をしたいと言うので、基本的には会話は日本語。
ゆっくり、はっきり話すと、たいていのことは理解してくれて、
  2泊3日の間でも日本語がかなり上達しているのが分かりました。
彼女は、夜寝る前に、その日聞いた自分の知らない単語をに書き出してました
そう、インストラクターさんのお母さんと一緒で、
  日本語⇔ドイツ語のマイディクショナリーを作っていたんですね

ちなみに、私の友人は、日本語では意味が伝わりにくい時などに、
  ドイツ語で直接聞いたり、話したりしてくれてとっても助かったのですが、
  友人も以前は「日本語⇔ドイツ語」のマイディクショナリーを作ってたそうです

それぞれ、韓国・ドイツ・日本と国は違うけど、
  その国がとっても好きだから、言葉も理解したいと思う気持ちは
  同じなんだろね~、きっと


あぁ、私も何か始なきゃ、いや、始めたい
いい刺激を受けると、生活にまた新しいハリが出てきていいですよね
私も腰を据えて、ひとつの事にじっくり取り組んでみたいなぁ~
(・・・実際行動に移せるかどうかは定かではないですけどね・・・